徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1吉屋 信子朝日新聞出版このアイテムの詳細を見る |
高校生のとき、この本を読んで歴史小説に目覚め、女性の生き方ということを考えるようになりました。
学校の図書館に、入り浸るようになったきっかけの本です。
久しぶりに、図書館で借りて読んでいます。
家光に謁見した17歳の慶光院新院主は、そのまま家光に召され、側室”お万の方”となります。
比丘尼から、将軍の側室へ。
自分の意思の通らぬ中で、人生が決められていく。
それでも、その人生を生ききっていこうとする。
若いころに読んだものと言うのは、驚くほど覚えているものですね。
繰り返し読んだ本ですし。
でも、何か違う。
今、私が読みたいのは、私がしたいのはこれじゃない気がします。
いえ、何もしたくないから、やる気を起こさせるために借りてきたのです。
でも、違うようです。
私のしなければいけないこと・・・。
わかっているけれど、できない。
ためいきを つきつつ今日も 終わるけど
明日は今日より いい日にしなきゃ
なんとか、ね・・・