優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

〈スマイル自分らしく 信仰体験〉 抜粋 🌸 学会活動を軸に、仕事も育児も勝つ!

2022-11-24 08:44:42 | 聖教新聞を読む
🌟 私の願い…
  目の前の人へ、
  「華の冠」を

✨ 安達リサさん(46)
埼玉県草加市
美容師として働くシングルマザー。  
長男・成偉君(12)=小学6年、
次男・士輝君(10)=小学5年

✨ 訪問美容の店
「trip hair salon comon」
あらゆる世代から支持されている。
着付けの資格をもち、
髪結い師(日本髪)としても活躍
七五三の髪結い、着付けの注文が多く、
成人式の予約も続々と入る。     
「目の前の人に“華の冠”を贈る思いで」
華峯会の総県副責任者(県責任者)として、
使命の舞台で輝く。

🌼 昼夜懸命に働く シングルマザー

✨ シングルマザーになった時、
成偉は3歳、士輝は2歳
幼い2人の子を抱え、
借家に移って始まった新生活。  
“一人親にはなったけれど、
息子たちの笑顔は
絶対守り抜いてみせる”
―そう心に決めていた。     

✨ 実家の両親の手を貸り
昼は美容室、
夜はカフェバー
帰宅はいつも深夜。
子どもたちを起こさないように、
別の部屋でそっと布団に潜り込む。 でも朝、目を覚ますと、
成偉も士輝も、私の隣で寝ていた。
仕事に出掛ける私の後を、
「ママ待って!」
泣きながら追いかけてくる
その小さな体を抱きとめた母は、
“早く行きなさい!”と目配せを
“成偉、士輝、
寂しい思いをさせてごめんね。
あなたたちを守りたくて
働いているのに…”
涙があふれて、
止まらなかった。 

🌼 より良い両立の道を

✨ 働きづめの毎日。
息子たちとの時間ばかりか、
学会活動も出られない日が
続いていた。
どんなに忙しくても、
御本尊様からは離れない。
でも、学会活動から遠ざかってしまうと、
元気が湧いてこない。     
“白ゆり長なのに、仕事、仕事。
活動は地区婦人部長(当時)に
おんぶにだっこ。
本当に、こんな生活でいいのか…”     

✨ 池田先生の言葉を思い出した。  
「仕事なら仕事だけ一本に絞れば、
すっきりすると思うかもしれませんが、
何かを投げ出そうとするのは誤りです。
仕事、勉強、そして、学会活動と、
大変であることは、
よくわかっています。
しかし、苦労して、
それをやり遂げていくところに、
本当の修行があり、
鍛えがある。
また、その苦労が、
諸君の生涯の財産になるんです」

✨ “本当に、その通りだ”  
仕事ばかりしていても、
私の心は満たされていない。  
“子どもたちを守るために”
働いているのに、
息子たちに寂しい思いをさせている
諦めちゃいけないんだ。
より良い両立の道がきっとあるはず! 
それを見つけていくために、
信心があり、
学会活動があるんだ。     

✨ 成偉が小学校に入学する時、
夜間の仕事を辞めて、
子どもたちとの触れ合いと、
学会活動に充てることにした。     
寝る前は必ず、
布団で息子たちと川の字になって、
楽しくおしゃべり。  
絵本を読み聞かせたり、
天井に光を当てて影絵を作ったり。  
成偉も士輝もとてもうれしそうだった
二人がスヤスヤと眠りについた後、
仏間に向かい
〈より良い両立の道を〉
と祈り続けた。

🌼 笑顔を生み出す 
訪問美容の使命

✨ 思い立ったのが
「訪問美容」の仕事だった。   
16歳の時、
定時制の高校に通いながら、
病院で働いていた。  
入院されていた、
おじいちゃんやおばあちゃんたちから、
とてもかわいがってもらった
寝たきりの患者さんに声をかけると、
いつも、満面の笑みで応えてくださった。
「安達さんに声をかけてもらうと
元気になるのよ」と
ご家族から言っていただいて、
ものすごくうれしかった
 
✨ “目の前の人を笑顔に”
その思いで、美容室に立ち続けてきた。
でも、ご高齢の方や障がいのある方、
妊婦さんや
小さなお子さんのいるお母さん
美容室に行くことが難しい人もいる。
それなら、
お客さまのもとへ足を運んで、
カットして差し上げれば、
もっと多くの人を
笑顔にできるんじゃないか

✨ 美容室で働きながら、
介護職員初任者研修の資格
福祉美容師の民間資格を取得
2019年(令和元年)8月
店を立ち上げた
チラシを作り、
インターネットの地域サイトに登録
少しずつ予約をいただけるようになった。

✨ あるお客さま
パニック障がいと闘われてきた
「本当はいろんな髪形にしてみたいんです。
でも“いつ発作が起きるか”と考えると、
美容室には行けなくて」
長く伸びた髪にお客さまの苦悩を思い、
真心込めてカットをさせてもらった
鏡をごらんになったお客さまは
「本当に軽くなった! 
またお願いしていいですか。
今度はカラーをやりたいです」
うれしそうに、ほほ笑んでくださった。

🌼 2人の息子と「川の字」で

✨ 車イスを使われている方
寝たきりの方
そのままで、カットして差し上げられる。
訪問美容の仕事を重ねていく中で、
お客さまの人生の大事な一ページに、
立ち会わせていただくこともあった。     

✨ あるお客さま
ご自宅のベッドの上で
酸素の管をつけておられた。  
「もうすぐ、おじいちゃんに会いに行ける」。
うれしそうに話すお客さまに、
「いつまでもお元気でいてください」
枕元で髪の毛を切らせてもらった。
傍らにいた娘さんが涙ぐみながら
「お母さん、きれいになったね」
お客さまも「本当に良かった。
ありがとう」
手を取ってくださった。

✨ お客さまやご家族と、
心を結んでいく中で、
一人また一人と、予約が増えていった。
インターネットの口コミでも
高い評価を頂いて、
コロナ禍の今も、
たくさんのお客さまに
愛用していただいている。     

✨ 振り返えると、
願い、
祈り続けてきたことは
全部かなっていた。  
学会活動も、
仕事も、
子育ても
「全てをやり遂げたい」という願い

✨ 訪問美容で多くの仕事を頂けた
スケジュールが組みやすくなり、
子どもたちの学校のイベントにも、
学会の会合にも、
参加できるようになった。     
成偉と士輝とは、
今も川の字で寝るほど仲良し
仕事もこれ以上ないほど充実
学会活動から離れなければ、
全ての場所で勝利を開いていける
その確信を胸に、
新米の地区女性部長として
広布に駆けている。 

✨ 訪問美容のお客さまやママ友から、
悩みを打ち明けられる
そのたび、池田先生の本を贈り、
負けないでと仏法対話を重ねている。
勤める美容室のオーナーにも
御本尊様を授与することができた。
生き生きと
広布と使命の道を歩む私の背中を、
成偉と士輝に見せていきたい