あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

黒切田鉱泉

2006-07-25 | 新潟の温泉
黒切田(くろぎった)鉱泉は栃尾の小向(こむかい)地区に昔からある鉱泉です。この鉱泉は病に効くといい県内外から多くの人々が汲みに訪れます。
訪問時は砂防ダムの工事が行われており道路は手前で通行止め。この駐車場から細い登山道があり30分くらい歩くと沢にでるのでここを渡渉します。10分くらいで源泉の汲み場に到着です。

体感14~15℃の少硫黄臭の鉱泉が湧出しています。

この鉱泉を求め、リュックを担ぎペットボトルを持参して一時は1~2時間待ちの行列が出来た事もあったそうですが訪問時は2~3人程度でした。
鉱泉自体にはそれ程特徴があるとは感じられませんでした。

2004.6月訪問

普代温泉田上町老人憩いの家心起園

2006-07-14 | 新潟の温泉
普代温泉、田上町老人憩いの家心起園は道路工事の際、湧出した新源泉を使用しており、一般の入浴も可能となっています。浴槽内は循環ですが、蛇口からは薄黄緑色、塩味と微金気臭のするナトリウム塩化物泉が掛け流しとなっています。

蛇口からの源泉はかなりぬるく感じます。
カランは5つ、うちシャワーがあるのは1つのみ。こじんまりした内湯です。ここは老人憩いの家ですので、地元の老人方でいつも満員。
休憩室でまったりされていますので訪問の際はあくまでそれを念頭にしてくださいね。

駐車場が狭いので、周辺の施設の迷惑にならないようご注意ください。

日帰り入浴 町外 400円
時間 10~16時 月曜定休日
2005.8月 2006.2月再訪

出湯温泉 華報寺共同浴湯

2006-05-30 | 新潟の温泉
お寺の境内にある鄙びた共同湯、華報寺共同浴湯。ここはぬるーい温泉なので蒸し暑くなるのを待って楽しみにして行きました。
源泉温度は38.6℃なので過熱掛け流しですが何時の時期に行っても熱いと言う事はありません。出湯温泉はどの宿も自家源泉を所有しており湯量は豊富です。
華報寺共同浴湯の内湯は入り口そばに上がり湯として使用する浴槽があり、これは掛け湯としては使いません。(地元の方に注意されます)顔や髪を洗うときに手桶で汲んで使用します。シンプルなタイル張りの内湯は岩の上からの湯口と浴槽の中央から湯が出ています。とても綺麗な透明のアルカリ性単純温泉で浸かっているとうっすらと気泡が体について、つるっとした感触が味わえます。ぬるーい温泉にじっくり浸かりリラックス。
飲んでみるとほのかな甘みと微かに苦味を感じる癖のない温泉は、ペットボトルを持参して皆さん持ち帰っているようでした。

今回は自遊人のパスポートで無料。

新潟県阿賀野市出湯
営業時間が変更になっていました。6~18:30 19時終了
水曜日定休 150円


安田温泉保養センターやすらぎ

2006-04-28 | 新潟の温泉
安田温泉は、約1年ぶりの訪問でした。通常は800円(タオル付)ですが、平日のみPM5時~(タオル付600円)になるので立ち寄りました。R49号より阿賀野テクノタウンからの新しく整備された道路から行くとあちこちに看板があり、行きやすいです。
ここは、露天風呂のみ温泉を使用しています。

 

総計29gほどの強食塩泉です。循環ろ過、加温、塩素系薬剤使用と表記あり、中央の柱の細い管からちょろちょろ源泉が出て掛け流しとなっています。ペットボトルを持参して持ち帰りOKと張り紙がしてありましたが、持ち帰る人はいるのかな??
内湯は温泉ではありませんが、寝湯やサウナなどがあります。

営業時間/AM9:30~PM10:00
定休日/第2水曜日(祝日営業・翌日休館)※1月、8月は無休

2012.2月一部改訂

月岡温泉熊堂屋2

2006-04-10 | 新潟の温泉
久しぶりに月岡温泉熊堂屋に行きました。
以前はここの温泉はアブラが強く肌がぴりぴりしたものですが、今日は表面に油膜は漂っていましたが、湯上りはすべすべでした。600円で貸切できるのでのんびり湯治したいときは最適です。浴室の一部のみ改装されていました。があいかわらずカランも水道の蛇口もなく源泉のみの掛け流しです。H17.5月の温泉分析表が掲示しており5号井と6号井の分析表が一緒に表示されていました。


HS 5号井 20.7mg  6号井 113.6mg
豊栄駅より毎日、月岡温泉行きのシャトルバス運行



湯田上温泉その昔

2006-02-25 | 新潟の温泉
その昔、湯田上温泉は現在の湯田上温泉街から少し奥まった狭い路地の急な坂道にある温泉街でした。

そして、その小さな温泉街には共同湯や宿が営業していたのです。
現在は建物のみ存在しています。

 
↑当時の湯元だったという建物。看板でそれと分かる程度。苔むした石段を下っていくと湯小屋の湯があります。雪害で屋根が崩れていました。

前回訪問時は無臭でしたが、今回はここから微々硫黄臭が感じられた様な気がしました。この湯小屋の湯は開湯当時の湯田上温泉の源泉であり、現在は使用されていません。無色透明無味無臭の鉱泉のようで温泉の規定かどうかは定かではありません。注意:入浴施設ではありません。水溜りのような物です。

調査日:2004.9月、2006.2月再訪




大野鉱泉 大野館

2006-02-23 | 新潟の温泉
大野鉱泉は昔から上杉謙信ゆかりの宿として語り継がれています。館内には看板が掲げられており、それによると栃尾には長尾影虎の居城が当時存在し湯の沢から湧く薬湯が多くの将兵を救ったと記述されています。
源泉は宿の裏にある通称寺山の山肌から湧き、旅館の縁の下にある手掘り井戸に溜まっていたのだそうです。

玄関前には屋根付きの飲泉所の様な物があり、無色透明、微々硫黄臭、無味のすべすべする冷鉱泉がチョロチョロ出ていますが、裏には動力ポンプがあるので、現在は自噴ではないのでしょう。

年に4回ちょうど季節の変わり目には湯が一週間ほど黒くなったのだそうです。

日帰入浴 500円  不定休 要電話 0258-52-2512

参考文献より一部引用

※現在は営業をしていません。


湯沢温泉その昔

2006-02-20 | 新潟の温泉
越後関川温泉郷湯沢温泉は温泉意外何もない小さな温泉地です。ですがその昔はタンクローリーで温泉を販売するほど、栄えた湯治場でした。

当時の湯山商事が村役場と契約して、このタンクから午前と午後、2台のタンクローリーで温泉を汲んで契約家庭に供給していた。現在は使用されていない。

訪問時、源泉を管理している方とお会いして動力ポンプを見せて頂いた。主に温泉街の方面で使用しているとのこと。
私のお勧めはこちら。↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fumiko/niigata/yuzawa/yuzawa.html
尚、近くにはコンクリートの素朴な共同湯があり、温泉ファンにはそちらも良いかもしれません。

湯沢温泉共同浴場 150円 6-21時 
調査日:2004.6月

参考文献より一部引用

出湯温泉共同浴場と村杉温泉露天風呂

2006-01-10 | 新潟の温泉
雑誌 自遊人で出湯温泉共同浴湯、村杉温泉露天風呂に無料で入浴、今年の初湯となりました。仕事と豪雪で温泉に行けなかったからです。
まずは瓢湖の白鳥を見学。出湯温泉共同浴湯へ。
 
外壁が塗りかえられ綺麗になっていました。長方形の浴槽に40℃程に加熱されたやわらかい温泉が2つのパイプから掛け流しになっていました。壁側2つの蛇口からは温泉が出ます。飲める温泉です。少甘みあり、湯口からは微硫黄臭がします。次に村杉温泉露天風呂へ。
 
無人の入り口には雑誌 自遊人ご利用の方は国道290号に面した「うららの森」情報発信館にて入浴券を受け取る旨が書かれています。しかし、今日は火曜日でうららの森情報発信館は休館。仕方なく近くの薬師の湯に行き、そのことを話すと、「スタンプはありませんがこちらで日付を記入しますから入浴して良いですよ。」と受付の方から親切なお言葉をかけて頂きました。
 
杉木立を眺めながらの雪見露天風呂、本当に癒されました。ラジウム泉は疲れた体に優しいです。
尚、駐車場は狭いので混雑時はうららの森情報発信館に駐車して歩いて来てください、とのお願いが書いてありました。
 
温泉の後、川上とうふ店で、新潟県産青豆使用のおぼろ豆腐、五頭のしずくと100%赤大豆使用の新商品、越後のおとめちゃんをお土産に帰路に着きました。
五頭温泉郷公式HP http://gozu.jp/


麒麟山温泉 割烹富久住

2006-01-01 | 新潟の温泉
※廃業しました。

本当は内緒にしておきたい、そんな温泉が麒麟山温泉 割烹富久住にある温泉です。麒麟山温泉に向かう道路のトンネルを抜けるとすぐにあります。


ここは、お食事をすると入浴が無料になります。

千円前後でおいしい食事が食べられます。2回ほど行きましたがお勧めはお寿司のセットです。撮影の日は釜飯を入浴前に注文し、先に温泉を頂きました。


墨絵のような雪景色を眺めながら食事をし、タダで温泉に入れるなんて素敵でしょう?残念ながら露天風呂には湯が張ってありませんが少鉄味を感じる湯が垂れ流しになっており欲望をそそられます。内湯は加熱浴槽に温めの源泉が掛け流しになっていました。


源泉名 麒麟山温泉 湯の浦4号泉
11:30~21:00  入浴のみ 500円 不定休 
TEL 02549-2-3232 
尚、データは2006年のもの。お電話でお確かめの上お越し下さい。



酒呑童子の湯

2005-12-04 | 新潟の温泉
新設された長崎温泉足湯 酒呑童子の湯に行きました。
ここは、旧分水町閉町記念事業で出来た施設で足湯ながらもまわりはガラス戸で囲われており、中は蒸気が充満して冬でも暖かいです。

場所は道の駅国上ふれあいパーク久賀美の裏手、手まりの湯の下方にあります。源泉は手まりの湯で使用されている源泉の一つでナトリウム塩化物冷鉱泉ですが、微塩味、微タマゴ味、微硫黄臭も感じ手まりの湯より温泉らしさを感じます。あつめなので22.5度の源泉を加温していると思いますが掛け流しで下に玉砂利が敷き詰めてあるので気持ちよいです。

夜勤明けでぱんぱんにむくんだ両足をほぐし、無料の温泉で心はほかほかになりました。
営業時間 10~21時 タオルは100円で販売

某個人宅の温泉

2005-11-26 | 新潟の温泉
この集落の温泉は、中越地震の影響がなかったそうです。
30度後半の食塩泉が白湯華とともに湯気をあげ湧出しています。動力ポンプで引く為、地元の方でも1週間に1回ほどしか温泉を入れないそうですがタイミングよく伺いご好意で某個人宅の温泉に沸かして入らせていただきました。
帰りにとりたてのおいしい新米まで頂き、それは今でも少しずつ大事に食べています。
 

清津峡温泉せとぐち

2005-10-20 | 新潟の温泉
清津峡温泉せとぐちに個室付きの日帰りプランで利用しました。いつも心配をかけている両親にご苦労様の感謝の思いを込めてのお祝いです。
渓谷に佇む民家のような一軒宿。とても静かなところです。

囲炉裏の部屋でヤマゴボウの繋ぎのそばセットと別注文で熊鍋を頼みました。熊鍋は肉が思っていたより軟らかく、臭みもなく甘味噌仕立てでとてもおいしかったです。今の時期ですと魚沼産の新米を使った定食もお勧めです。

個室は旧館の角部屋でした。お茶菓子に手作りのようなミニ笹団子がついていました。食後のコーヒーを部屋で頂きながらとても落ち着いた時間を過すことが出来ました。
また、敷地内には昔、近所の人が湯治していたという30℃の自噴源泉が毎分50~70リットル湧出しています。


予約の際はこちらのHPを印刷すると割引となります。
http://www2.ocn.ne.jp/~setoguti/2higaeri/2higaeri.html