湯量豊富に自噴する掛け流しの温泉が自慢の湯治宿。
国道282号より無舗装の道を1キロほど走ると、辿り着きます。
「某プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の「日本の小宿部門」に古遠部温泉が選ばれた時は驚きましたが、変わらぬ佇まいに安堵しました。相変わらず駐車場が狭いので注意が必要です。
近年、改装したお部屋。ポット、お茶セット、テレビ、感想を綴ったノ-ト、鏡など。エアコン、冷蔵庫はありません。トイレ(館内に2ヶ所、玄関脇にあるポットントイレ^^;と洋式のトイレあり)と洗面所、冷蔵庫は共同。自販機は館内にあり値段も変わらず良心的です。
訪問時は春だと言うのにまだ残雪がありました。
夕食は17時15分に広間で頂きます。
岩魚の昆布締め、岩魚の塩焼き、きりたんぽ鍋、こごめの胡麻和え、うど、自家製の漬物
サクサク揚げたての天婦羅。噂通りの美味しい食事。
この時、たまたま同じ席で、女性一人で温泉巡りをしているという東京のSさんと出会い、温泉の話で意気投合。森田、光風、あすなろ、嶽、湯段温泉など、数年前に行った温泉とほぼ同じで思わず話が弾みます。
温泉は夜8時~8時半、朝5時~5時半は清掃の為入浴できませんがそれ以外はいつでも入浴可能。1分間に毎分500リットルの湯が床を流れ去ります。夜は独占状態で(トド寝)が楽しめます^^;
温泉の析出物の丘
朝食は7時頃。ご飯はセルフサ-ビスで。手作りのがんもどきのような物が美味しい。貝の味噌汁も意外性があって良いです。この値段で十分満足です。部屋に戻ると布団が下げてありスト-ブが置かれていました。また、食後は部屋までコ-ヒ-を運んで頂けます。
一時は廃業も考えられたそうですが、多少値上げをしてでも経営を続けたいとの意向がかかれてありました。
東京のSさんより一足早く宿を出て出発。無事に秘湯に辿り着けることを祈りながら。。
住所:青森県南郡碇ヶ関村大字碇ヶ関字西碇ヶ関山1-467
電話: 0172-46-2533
泉質:含土類・石膏-食塩泉
日帰り入浴:¥300 8:30~20:00
宿泊: ¥7,500~ 湯治 ¥2,400~
2013年4月宿泊利用 7,700円 楽天トラベルを利用。