やっと、映画館が再開されました。
映画館なんて、話もしないからマスクも外さない。
特に単館系の小さな映画館はコロナ感染は大丈夫だと思うのですが、
都心部にある場合が多いので、人の流れから言うと休館する方が良かったのでしょうね。
友人から株主優待券をいただいていたので、
さっそくシネリーブル梅田へ行ってきました。
ビッグムービーではない単館映画は、上映期間がとても短いです。
思い立ったら吉日、すぐ行かないとあっという間に上映終了となってしまいます。
しかも少しすると、上映時間も朝早くからと夜だけとなったりします。
それだと、ちょっと行きにくい。
休館前から見たいと思っていた「ブックセラーズ」
再開初日に行きました。
ブックセラーズのパンフレット
No Book, No Life
ステキなキャッチフレーズです。
古本て言うから、想像できる普通の古い本、例えば大正や昭和初期の本をイメージしていました。
ところが、なんとなんと超貴重な本の数々が出てくるのです。
例えば、レオナルド・ダヴィンチのレスター手稿。
これは、ビル・ゲイツが当時最高額で落札されたことで有名だそうです。
「不思議の国のアリス」の手稿や、
「若草物語」のオルコットが偽名で書いたパルプ小説も出てきます。
世界最高峰の個人図書館なんて、もう博物館のようです。
十数年前のことですが、ウィーンに行った時、娘が図書館へ行くと言うのです。
『ウィーンまで来て、何も図書館へ行かなくてもいいのに、
他に行きたい所がいっぱいあるのに』
と、カフェをハシゴしたい私は渋々ついて行きました。
行ってみて驚きました。
図書館…
いえ、豪華絢爛な王宮所有の宮廷図書館でした。
図書館て言うから、私はついついいつも行っている図書館を、自分が知っている図書館を想像していました。
調べてみると、世界一美しい図書館として有名なのだそうです。
自分が知ってることだけで物事を考えると、ほんとお恥ずかしいことになってしまいます。
それから、少し調べてみたのですが、
日本でも、素晴らしい図書館が各地にあるようですね。
こちらも行ってみたいものです。
貴重な本の展覧会のような、講演会のような映画でした。
鑑賞前のバナナジュース
それではまた~