昨年秋に、ハプスブルク家御用達のベーカリーが京都にオープンしたそうです。
そんな情報を聞いてから、行ってみたいと切望していましたが、
やっと先日行ってきました。
四条烏丸から地下鉄に乗り換え、また東西線に乗り換えて岡崎へ。
東山で降りて、目的地へ急ぐわけでもなく川沿いの小路を散歩しながら行きました。
白川沿い
初夏の京都を満喫しながら、一人でゆっくり散策。
仁王門通りの疎水も緑が映えてキラキラしていました。
でも、この日はそれよりも見たいものがありました。
藤井斉成会 有鄰館
滋賀県出身の実業家・藤井善助が収集した中国の美術品を展示する私立美術館。
屋上には中国から輸入した八角堂が乗っています。
いつも通る時は、ちらっと見るだけなので、
今回は観光気分で見回してみました。
建物だけではなく、またいつか中へ入ることができたら、中国美術も鑑賞したいです。
隣は京都観世会館
疎水をぐるっと回って、ホーフベッカライ エーデッガー・タックスに着きました。
疎水の見える、ステキなマンションの1階にあります。
エントランス
テラス席
店内も数席ありますが、ちょうど満席でした。
テラス席も1席空いているだけだったので、ラッキーでした。
サンドイッチとアイスコーヒー
シルバーのトレイが王家御用達感を醸し出しているようです。
プレーンカイザーに野菜とチーズ2種のサンドイッチ
カイザーは、しっかりしているけれどほんのり甘い。
なかなかボリューミーで、ケーキもいただこうと思って来たのですが、断念。
ちょうどお客さんがひっきりなりに来店されていたので、
店内の写真は、ひと段落するだろう帰る時に撮ろうと思っていました。
が、しかし…
ええ~~、ほとんど完売状態
まだ3時前なんですけど。
写真の許可をスタッフの方に尋ねたら、
「すみません、ほとんど残っていなくて…」とのことでした。 いえ、こちらこそ。
それでも、かろうじてザッハトルテは4つ残っていました。
パンは、残すところカイザーとライ麦パンが一つずつ。
でも、ご安心ください。
我が家の分は先に買っておきました。
焼き菓子やジャムのコーナー
テイクアウトしたプレッツェル、カイザー、
こちらのカイザー、ひとつひとつ手で成形する、昔ながらの製法で作られたもので、
特にハンドカイザーと呼ぶそうです。
そして、黒い食パンのようなパンは、たぶん何とかブロート?
本店は、1569年オーストリアの古都グラーツに創業されたそうです。
あ~、オーストリアへまた行きたいな~。
ほんの少しヨーロッパの雰囲気に浸った午後のティータイムでした。
夢見心地
それではまた~