まだ寒さが残る早春の頃、対馬と壱岐へ行ってきました、の続きです。
3日目 朝
名残惜しいですが、対馬・厳原港から壱岐へと渡ります。
フェリーで2時間15分。
対馬と壱岐間でも思っていた以上に距離があるのですね、驚きました。
壱岐・芦辺港
壱岐の主な港は3港で、芦辺港は島の中央に位置します。
この日の夜には大阪へ戻るので、壱岐観光は南側を駆け足で廻ります。
フェリーターミナルからツアーバスに乗り、東側の海岸線を南へと向かいました
壱岐を代表する景勝地「左京鼻」は、断崖絶壁が約1㎞続きます。
左京鼻 観音柱
左京鼻
左京鼻・龍神神社
青い空、青い海に赤い鳥居の景色が美しい。
次に向かったのは、「はらほげ地蔵」
向かう前にガイドさんが言われたのは、
「大きなお地蔵様を想像して来られると思いますが、壱岐は小さな島、お地蔵さんも小さいです。」
そう言われて行ったので、思ったよりも大きかったです。
はらほげ地蔵
満潮になると胸まで浸かるお地蔵さん。
ここは海女の町、遭難した海女さんの供養のために祀られていると伝わっています。
ツアーバスはさらに東海岸線を南へ走ります
「日本のモンサンミッシェル」小島神社
干潮になると歩いて行ける神社で、小さく鳥居が写っています。
神秘のパワースポット、恋愛成就として人気なのだそうです。
3日目 お昼
少弐公園の近くのお店でランチです。
割烹 豊月
海鮮丼
何種類もの新鮮なお刺身が、こぼれんばかりのてんこ盛り。
壱岐の海の幸、堪能しました~
食後は、壱岐神社や少弐公園を散策しました。
壱岐神社
本殿
元寇の弘安の役にわずか19歳で壱岐を守るため奮戦された少弐資時(しょうにすけとき)公、
そして部下とともに祀られています。
裏手の少弐公園へ
元寇、弘安の役古戦場
壊滅的な打撃を受け、生き残った島民はわずか2桁の人数だったそうです。
この海が壮烈な戦いの場となったのですね。
軍船4,400艘、14万人の軍隊で襲ってきました。
凄まじい。
時代はぐっとさかのぼり、大和時代へ。
のろし台 復元
大和朝廷が百済を助けるために戦った白村江の戦の敗戦後、
新羅と唐の侵略を恐れ防人とのろし台を置きました。
対馬で少しは頭に入った歴史ですが、まだまだ知らないことばかりです。
学校の歴史の時間に年号も習いました、名前も言葉も知っています。
でも、それだけではわからない壮絶な歴史がありました。
次回へ続く
それではまた~