あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

橋田壽賀子著「安楽死で死なせて下さい」、大西泰人&ポール・マクベイ著「一億人の英文法」、吉川英治著「三国志四」を読みました~

2021-08-06 16:42:54 | 読書

「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。

 

読書が大好きで、という訳でもないのですが、

   はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです

1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。

シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、

ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。

 

1冊目は、ジム仲間からお借りした橋田壽賀子著「安楽死で死なせて下さい」

前回お借りした本が「在宅ひとり死のススメ」でしたので、

終活へ向かって準備万端ですね、なんて笑ってお話しながらお借りしました。

「安楽死で死なせて下さい」とは、タイトルからして暗い感じがして気乗りしなかったのですが、

橋田壽賀子さんが書かれたので、読んでみようと思いました。

 

橋田壽賀子著「安楽死で死なせて下さい」

 

さすが橋田壽賀子さん、ご自身の半生から始まっていく語りに、

すっと引き込まれました。

戦時中が青春時代であった橋田先生にとっては、死とは当たり前のことだったそうです。

『壇ノ浦でみんな一緒に海へ飛び込んだ平家の女性のたちのように』

そう思っていたとあり、心のうちがはっきりと伝わってきました。

たんたんと綴られてはいますが、覚悟を持って生きている日常が悲しい。

戦後、伯母さまの疎開先へ食料を求めて行かれる時は、

『国破れて山河あり』

その句を持ってこられると、ぐっときました。

 

いつ死ぬかもしれない日々から生き残ったら、それはもう後は、

『儲けた命、儲けた人生』

だから、死ぬのは怖くないけれど、迷惑をかけながら生きながらえるのが辛い、

その場合は安楽死を選択できるように、そう続いていきます。

スイスには安楽死を叶えてくれる団体「ディグニタス」があるそうです。

ん? んんん?

どこかで聞いたような…

あ、先日、なんとなく見た映画の中に出てきました。

 

Amazonprime 「世界一キライなあなたに」

ゲーム・オブ・スローンズのエミリア・クラーク主演に誘われて自宅観賞。

相手役男性の自殺幇助をする機関が、ディグニタスでした。

橋田先生の本を読むまでは、すっかりフィクションだと思っていました。

ほんとにあるのですね。

ちなみに、映画はとても良かったのでおススメです。

 

安楽死問題につきましては、よく知りもしない者がここで意見を述べることはできませんが、

この本をお借りしていろいろと知ることができて良かった、面白かったと思います。

 

2冊目は、図書館で借りた英語の本。

 

大西泰人&ポール・マクベイ著「一億人の英文法」

大西先生が好きなので借りてみましたが、

しっかり勉強する気の無い者には見るだけ、それでおしまい。

大西先生が『細かな話は後回し、あとまーし』などと書かれていたりして、

そんな先生の大らかなノリが好きです。

 

3冊目は、こちらも図書館で借りました。

 

吉川英治著「三国志 四臣道の巻」

今回こそは読破しようと試みて、なんとか四巻まで読み進めています。

表紙絵は曹操。

 

あ~、ついに呂布が討たれてしまいました。

いや、それどころじゃない三国志の中でも名場面が目白押しです。

劉備~、関羽~、どうなるのか

って、知っていますが

 

緊急事態宣言が発令中ですので、読書時間が増えそうです。

それではまた~


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