どぶ汁ツアー2008 冬の陣 その5

2008年01月22日 | 美味しい物
こちらはアンコウ鍋。

味噌で味付けしたスープに、アンコウの身の部分だけ入っています。
こちらは普通の鍋と同じように白菜、シメジ、人参、ネギなどの具が入っていました。
アンコウの身自体は淡泊なので、この鍋はさっぱり。どぶ汁の後に食べたからおさらそう感じたのかも。

どぶ汁の濃厚スープで口がまったりしたら、アンコウ鍋のスープでちょっとさっぱりさせて・・・を繰り返しました。

あのお膳の後、どぶ汁食べて、このアンコウ鍋を食べて、さらにもう一つどぶ汁の鍋があったのでした。
で、これらを平らげた後に、雑炊を食べたって分けです。

正確に言うと、3個目の鍋はあと1/3のところでリタイア。具を取り出して、汁だけ足して雑炊を作ったのでした。
さすがに完食は無理だったなー。
食べ終わった後はみんな反っくり返って口数少なくなっていました。これだけ食べれば当然だよね。

でもこの後、残ったフライとか漬け物を部屋に持ち帰り、飲み直したのでした。
もちろんその後は、もう一回温泉に浸かって胃をすっきりさせてから寝ましたよー。

飲みながら2日目の予定もちゃんと決めました。結局場所を変えて食べ&温泉のコースだって。
ここまで来たらどぶ汁だけでは収まらないらしい。

続きます。

どぶ汁ツアー2008 冬の陣 その4

2008年01月22日 | 美味しい物
やっと本題のどぶ汁にたどり着きました!!

見た目はほとんどあら汁みたいなもんだけど、めっちゃ濃厚~!!
どぶ汁は味噌や醤油を一切使わずにアンコウのモツ(体液って言う人もいるけど)が溶けこんだ水分だけをスープとする鍋。
これだけでめちゃくちゃ濃いって分かるでしょ。名前の通りどろどろよ。
入ってる具はゼラチンだらけのアンコウ全身と大根、人参、ゴボウ、ネギ。
アンコウは残すところがない魚と言われるほど、骨以外全てを食べられる。
しゃぶってると良い味が出てくるるんだよねー。
これは病みつきになる!!1年に一度はここに来て食べたいっていう気持ちがよく分かったよ。

どぶ汁とかいって、名前だけ聞くとどんな鍋かと思うけど、高級かつ絶品な鍋でした。
傑作!!

もちろん、最後の雑炊はもう最高でしたよ。欲を言えば、溶き卵入れたかったかも。

どぶ汁ツアー2008 冬の陣 その3

2008年01月22日 | 美味しい物
大洗から下道で海岸線を北上して、いわきには5時半に到着!

今回のお宿、そしてどぶ汁の店「うお昭」はJRいわき駅の目の前にあります。
いわき温泉郷に入って宿が見えたとたん、みんなのテンションがヒートアップ!!約2名がいきなり叫び出すから何かと思ったら、うお昭の看板が見えてきて嬉しくなっちゃったらしい。。。

夕飯までの時間はゆっくり温泉に入って、旅の疲れとお昼の寿司を完璧に消化させてどぶ汁ファイトに備えました。
見た目は普通の宿だし、風呂も立派とはとても言えませんが、お湯は素晴らしい!!
白濁の硫黄泉で、源泉掛け流し。お肌がつるつる~。風呂に置いてある体に塗る塩がまたつるつるを促進するんです!
汗を流し、脂肪を塩で揉み出し、これから食べるどぶ汁分をそぎ落とす。無駄な努力だけどね。。。

夕飯は部屋とは別の座敷にて。10人グループの私達は一部屋貸し切り。気兼ねなく飲み食いできます。
いよいよこの旅のメイン、どぶ汁ファイトにもってこい!!

部屋にはいると、どどーんと鍋が!・・・と思ったら、上品に一人筒のお膳。しかもすごい料理が列んでるんですけど・・・。
そう、これをクリアーしてからじゃないとどぶ汁にたどり着けないんです。
そのどぶ汁は部屋の右側に3つ土鍋が列んでいてすでに火にかかり煮込まれている状態でスタンバっているじゃないか!
うー、これはかなりの難関。まさにフードファイト。

カレイの煮付け、蟹のグラタン、サーモンのカルパッチョ、ヒカリメのフライ、ギンムツの焼き物、刺身盛り合わせ、蟹の半刺身などなど。これだけでも満腹間違いなしだけどここで終わっちゃいけないんです。
後に控えているのが本番なんだもの。絶対に雑炊まで食べたいし!!

しかし、このお膳の料理も全てが美味しい。セーブしたいけどついつい手が出ちゃって完食。
さ、第一ステージクリアーです。いよいよどぶ汁にコマを進めますよ!