こんな所にあるとは

2012年01月24日 | 旅スポット
あまりにも寒いから温泉でも行こうという事になった。

近くにスーパー銭湯みたいなところがあるけど、人が多くて塩素臭いから
あまり行く気にならないし、ちゃんとした温泉に入りたくて探してみた。

滋賀県は温泉が少なくて天然でも湯量が少なく、循環式ばかり。

そんな中、県内初のかけ流し温泉を見つけた。

長浜の外れ、山の麓にある須賀谷温泉。
お市の方や戦国武将が湯治に使ったお湯らしい。

これは行ってみないと!という事で早速出発~

湖岸のさざなみ街道を北へ。
この日は天気がよく、夕方だったけどドライブにはもってこい。



冬なのに珍しく夕日が綺麗!



伊吹山も近くなってきた。

途中から内陸にそれて、山に向かって田んぼの道を走る。
こんなところに温泉があるの~?!ってくらい山と田んぼしかない風景。
でもちゃんとあったよ。大きな道から山道に入って行ったところにぽつんと。
ちゃんとした温泉宿だった。

着いた時には日も落ちて薄暗くなってたけど、これを見つけたらやらないとね!



お約束の顔抜き。

T君に撮ってもらってたら、中から従業員が出てきて記念撮影しましょうか?と言ってくれたから
二人でいそいそと顔抜きへ。



記念撮影なんだから、普通に看板の前に立って撮ってもらえばよかったのでは?と後から思ったよ。
アホな二人だ。

お風呂は内湯が二つと露天が一つ。
洗い場もわりとたくさんあって、シャンプーセットも備え付けてあった。

内湯はお湯の種類が違う。
一つは赤みがかった濁り湯。こちらが昔から当時に使われているお湯。
もう一つは無色透明の炭酸泉。露天もこれと同じ。

どちらも匂いはしなくて、赤の濁り湯も見た目と違ってさっぱりした泉質だった。
内湯はどちらもちょうどいい湯加減。41℃だった。
露天は外が寒いからか、40℃だけどぬるく感じた。

こんな山に囲まれた場所で、人なんか来るのかなと思ったけど
ぽつぽつ人が来るから混んではいないけど出入りがある状態だった。

もちろん宿に泊まってる人もいただろうし、地元の人が利用してるってのもあるかな。
おばちゃんは籠にお風呂セット持って来て歯磨きまでしてたし。

一時間くらい入ってすっかり温まった
足伸ばして入るの久しぶりだったし、温泉自体がものすごく久しぶりだったから
気持ちよかったな~。
やっぱ、温泉はいいね

上がった後の待ち合いスペースもあるし、サウナとか広大なお風呂場の広さはないけど、
秘湯っぽい雰囲気が気に入ったよ
(顔抜きに「秘湯」って書いてあった。後で気がついた。秘湯なのか!)

近くにもう一つ違う温泉施設があるみたいだからそっちにも行ってみよう。
岩盤ならぬ、陶板浴ってのができるらしい。