
20週続けた「すみれ五年生」の連載を終えたが、さて次の記事はどうしようかと、考えが纏まらないでいた。
決して若くない年齢になってから、身体を苛めるような鍛え方を半年続けて、ようやく、社交ダンスのパーティーで、デモンストレーションという大役をなんとか果たすことが出来た。かなりの心身の消耗だったが、ようやく体力の消耗と精神の消耗が少しずつ回復してきた。そして、三週間が過ぎ、ホッっとする間もなく、次のレッスンに入った。
k先生が聞きました。
「厳しくした方がいいですか? それとも優しい方が?」
「半分半分に」私は即座に答えました。周りにいた数人の男性ダンサーがクスッっと笑います。k先生はちょっと睨むような笑うような眼です。
「あ、七三で」と、私。気弱ではないつもりだが、思い返せば、子供の頃からいじめられっ子側だったような気がする。というのは当てはまらないかもしれないが、あまり言い返すことをしない方だからか、言われやすいのかもしれない。ダン友のHさんは、「私は絶対言い返すから」って、強気。私もそうありたいと思うのだが、つい、相手の内面が見えたような気がして言えないのだ。
k先生のレッスンは、以前と違って、厳しさが増しています。
「そんなだったら、いつまで経っても上手くならないよ」「種目が代わっても、同じなの。同じことを何度も言わないよ」って。
「ウェぇ~ン」私のべそ泣きが内耳でします。
こうして、次なるミニデモに向けて、ワルツのレッスンが始まりました。頑張ろう、ワタシ。
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