今回から、人生への言葉に続いて「仕事への言葉」から思ったことを綴ります。
箴言集 「仕事への言葉」大川隆法著 より
仕事への言葉 ① 仕事とは、この世に生きるための条件である。
まず生命は永遠なのです。生命は肉体ではなく肉体に宿る魂(心)なのです。死ぬという事は肉体に宿った魂(心)が離れてゆくことです。
心だけの肉体のないあの世から、この世の肉体に魂が宿って生まれてきます。
あの世では肉体がないから、食べる、排泄する、眠ることなどないのです。
つまり思いだけの世界ですから、食べたいと思えば食料が目の前に現れます。
しかし、一旦この世の肉体に宿ると、思っただけでは食料は現れません。
ですから、働いて食物を作るか、お金をもらって食料を買うことになります。
乞食として人生を終わるのも一つの生き方だけれど、食べ物を恵んでもらうしかない人生になります。いつも飢えた状態でしょう。つまり肉体が飢えに苦しむのです。あわよくば恵んでもらっても少しの間だけで、幾日も続かず、働かなければ生きていけないのです。飢えの苦しみよりは、汗水流す労働の方が楽なのです。
したがって、肉体を動かして仕事をしなければ、生きている意味がなくなります。