箴言集 「仕事への言葉」大川隆法著 より
「仕事への言葉」⑰ 入社三年目までは、会社の払う給与は、「赤字」である。
入社して二年目になると後輩が入ってくる。すると、もう先輩風を吹かすようになる。しかし、社員として自分の給与に見合う利益をまだ生んではいないのである。その足りない部分は、もっと上の先輩たちが稼いで「赤字」の穴埋めをしているのである。それは三年目になるまで続き、ようやく自分の給与分は稼ぐことになる。
しかし、それだけでは、会社の設備の維持管理費用までは全然稼いではいない。
一人前の社員になるには、自分の給与の金額のみならず、設備の維持管理費や、新人の育成費用までを稼いでいる人達のことを言うのである。
そして、エリートと言われるには、会社の留保する資産までの稼ぎをする人たちである。この資産を生む人たちがいなければ、その会社の未来はないのである。
国からの助成金(税金)がなければやっていけない企業がとても多いですね。
こんな企業に未来はありません。つまりその会社の「赤字」を税金で穴埋めをしている事になりますからね。