箴言集 「仕事への言葉」大川隆法著 より
「仕事への言葉」㉒ 真面目な上司、誠実な先輩についてゆけ。
手抜きやごまかしが得だと考える人達は、不真面目な上司、誠実でない先輩に付いてゆく人達は、得した有利な判断をしたと考えるが、仏から見た判断は、努力を省略した怠け者達とされる。
実際の実績の大半は、真面目な上司、誠実な先輩によってつくられたものである。残りの少数は捏造か誤魔化しでつくられたものである。
この比率は数字化できないが、誤魔化したものは、やがて明らかにされるものでである。
それでは、ついて行かなかった悪知恵の人たちは得したままなのか?
そうではない、いずれは正しい判定がされるのである。
判定されるのに数百年かかるものもあるかもしれない。
神様の目から見たら、許されないことであるから、言い換えれば、捏造した人の魂(仏性)が許さないから、明らかにされることで罪が許されるのである。
さらに言えば、霊的な歴史としてやがて神様からの判断として糺されることになる、それは逆境に対してどのように対処したかが、人類の智慧としての役割であったと判断されるものもある。
結果として道を外れた人達は損をしているのだが、最終的には、いずれの側にも智慧となるものである。
その霊的真実が分かるまでが互いに苦しいものであるから、この世の人類としては理不尽な事と感じられるものであろう。
神に委ねるほどではないが、真面目な上司、誠実な先輩についてゆくことが王道であるのである。
それ以外の外れた道を選べば、悪への道を進むことになる。