箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」53 両手があって、物がつかめることすら、幸福なのだ。
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道具をつかんで使う事ができるのは人間だけです。猿の中には物を掴むのがいるが、棒を握って振るうのが精一杯でしょう。
また、道具そのものを作ることもできるのだ。さらには手のない人が足で絵を書いたり道具を使ったりしている人もいるのです。
要するに心で思ったことで、両手を動かして物を作ったり動かしたりすることができるのです。両手があってこそ実現できるのがこの世であります。
あの世では、思ったことがそのまま物を作れ、思った場所へ瞬時に移動できるし、思ったことが言葉を使わずに相手に伝わる世界です。
魂が人間の体に宿ると(この世に生まれること)、なかなか思ったことがそれほど自由ではないですが、工夫して考えること(=考えることが幸せなのです。)で全てではないですが実現します。
この世で体の一部である両手を使えることは、物質世界で物を創造する喜びの元なのです。人間だけの特権が与えられているのです。
この特権を当たり前と考えてはいけません。神様に感謝しましょう。