「子供を守るシェルター」を取材するのは2回目だった。
「虐待」から子供を守るための「シェルター」
2年前、少年事件を担当してきた弁護士らが
多くの人の助けで実現させた。
これから始めようというときに
取材に行ったのが最初だった。
あれから、どうなったのだろう?
ずっと心にひっかかってた。
(一時期「医療」担当になったため
その後いくことがなかったのだ)
普通の一軒家にティーンエイジャーら4~6人が
一ヶ月ほど暮らす緊急避難場所だ。
ただ居場所を提供するだけでなく
保護した子どもの「ひとりひとり」に
担当の弁護士がつく。
児童相談所は法律上、18歳未満しか入れず
未成年でありながら18歳と19歳は入れない。
しかも命の危険がある幼い子どもたちで
児童相談所は100%から130%埋まっているのだ。
全国で始めてこうしたシェルター
「カリヨン子どもの家」を作った
弁護士の坪井節子さんは忙しい中、
また時間を作ってくださった。
坪井さんらは長年、
弁護士として少年事件にかかわってきたが
少年少女にかかわる法律や制度を紹介する「演劇」を
弁護士有志と中高生らで上演することになった。
ある年に坪井さんが書いた脚本は
「空想の世界に子どものための弁護士事務所があり、
ひとりひとりのために弁護士が戦ってくれ、
少年少女がシェルターで守られ立ち上がっていく」
現実離れした話と思われた。
ところが観客や関わった人など、
数百人から思わぬ反響があった!
寄付や家の提供、スタッフの申し出が相次ぎ、
2004年「カリヨン子どもの家」が
現実になった。
今までに子供の人権110番などを通じ、
カリヨン担当の弁護士に引き継がれたこどもたち
66人がここで過ごした。
入ってきたばかりの子は
「大人がにこにこしているのには絶対裏がある」と言い、
「ここの大人はアブノーマルだ、
普通の大人は
僕のいうことなど聞いてはくれない」
と不思議がるという。
あたたかいご飯を食べ、
怯えずに眠る。
それだけでこどもは、とりあえず
随分救われるのだという。
東京都の児童相談所11箇所と協定を結び
カリヨンに子どもが逃げ込んだ場合、児童相談所は
速やかにカリヨンに対し「一時保護委託」をするのだ。
つまり、児童福祉法を根拠に
児童相談所と同等の権利で
子どもを守れる!
さらに、弁護士らがひとりひとりについていることで
親や、暴力団から子どもを守れるという強みがある。
ここを出た後に1年間生活できる自立援助ホームもできた。
ただ、東京にはこうしたシェルターはまだひとつだ。
横浜などでも同様の動きが広がっていて
今後増える事を期待したい。
以下の連絡先が窓口になっている。
虐待を受けている子は連絡して欲しい。
「君が悪いから
暴力をふるわれるんじゃない、
君のせいじゃないんだ!」
虐待に気が付いた大人も、ここや
児童相談所、警察に通告して欲しい。
一刻を争うのだ。
電話相談
子どもの人権110番 Tel: 03-3503-0110
「さぁ、子どもの味方、110番」
月~金曜日 13:30~16:30 17:00~20:00、
土曜日 13:00~16:00
面接相談
無料・要予約
予約受付 Tel: 03-3581-2205
月~金曜日 13:30~16:30 17:00~20:00、
土曜日 13:00~16:00
カリヨンへの
問い合わせや寄付については TEL 03-3818-7400
「カリヨン子どもセンター」の公式サイト↓
http://www.h7.dion.ne.jp/~carillon/
「虐待」から子供を守るための「シェルター」
2年前、少年事件を担当してきた弁護士らが
多くの人の助けで実現させた。
これから始めようというときに
取材に行ったのが最初だった。
あれから、どうなったのだろう?
ずっと心にひっかかってた。
(一時期「医療」担当になったため
その後いくことがなかったのだ)
普通の一軒家にティーンエイジャーら4~6人が
一ヶ月ほど暮らす緊急避難場所だ。
ただ居場所を提供するだけでなく
保護した子どもの「ひとりひとり」に
担当の弁護士がつく。
児童相談所は法律上、18歳未満しか入れず
未成年でありながら18歳と19歳は入れない。
しかも命の危険がある幼い子どもたちで
児童相談所は100%から130%埋まっているのだ。
全国で始めてこうしたシェルター
「カリヨン子どもの家」を作った
弁護士の坪井節子さんは忙しい中、
また時間を作ってくださった。
坪井さんらは長年、
弁護士として少年事件にかかわってきたが
少年少女にかかわる法律や制度を紹介する「演劇」を
弁護士有志と中高生らで上演することになった。
ある年に坪井さんが書いた脚本は
「空想の世界に子どものための弁護士事務所があり、
ひとりひとりのために弁護士が戦ってくれ、
少年少女がシェルターで守られ立ち上がっていく」
現実離れした話と思われた。
ところが観客や関わった人など、
数百人から思わぬ反響があった!
寄付や家の提供、スタッフの申し出が相次ぎ、
2004年「カリヨン子どもの家」が
現実になった。
今までに子供の人権110番などを通じ、
カリヨン担当の弁護士に引き継がれたこどもたち
66人がここで過ごした。
入ってきたばかりの子は
「大人がにこにこしているのには絶対裏がある」と言い、
「ここの大人はアブノーマルだ、
普通の大人は
僕のいうことなど聞いてはくれない」
と不思議がるという。
あたたかいご飯を食べ、
怯えずに眠る。
それだけでこどもは、とりあえず
随分救われるのだという。
東京都の児童相談所11箇所と協定を結び
カリヨンに子どもが逃げ込んだ場合、児童相談所は
速やかにカリヨンに対し「一時保護委託」をするのだ。
つまり、児童福祉法を根拠に
児童相談所と同等の権利で
子どもを守れる!
さらに、弁護士らがひとりひとりについていることで
親や、暴力団から子どもを守れるという強みがある。
ここを出た後に1年間生活できる自立援助ホームもできた。
ただ、東京にはこうしたシェルターはまだひとつだ。
横浜などでも同様の動きが広がっていて
今後増える事を期待したい。
以下の連絡先が窓口になっている。
虐待を受けている子は連絡して欲しい。
「君が悪いから
暴力をふるわれるんじゃない、
君のせいじゃないんだ!」
虐待に気が付いた大人も、ここや
児童相談所、警察に通告して欲しい。
一刻を争うのだ。
電話相談
子どもの人権110番 Tel: 03-3503-0110
「さぁ、子どもの味方、110番」
月~金曜日 13:30~16:30 17:00~20:00、
土曜日 13:00~16:00
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土曜日 13:00~16:00
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「カリヨン子どもセンター」の公式サイト↓
http://www.h7.dion.ne.jp/~carillon/