石森則和のSEA SIDE RADIO

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バードランドに帰りたい③

2006-12-06 | Weblog
故JACO PASTORIUS(鬼才ベーシスト)のカバーを
20年ぶりにやることになった僕は
バンドの先輩に送ってもらった楽譜とにらめっこしている。

実に20年以上ぶりに楽器屋さんにいったぞ。

あのころはクラシックと平行していたので
コントラバスの関係のものを買いにいったり、

シンガーソングライターの卵として
ポプコンに出ており、楽器店内のスタジオやホールに
レコーディングや
審査で通ったりしていたので

変な言いかただけど
「人生がかかっている」感覚で
店内をめぐるのは
楽しいんだけどちょっと「重い」感覚があった。

しかも、
その後、あんな打ち込んでいた音楽から
離れてしまったので
「音楽に顔向けできない」感じ(難しいなあ)と
「自分が練習しないうちに
後からはじめたやつらにどんどん
抜かれる」という
身勝手な感覚があって

楽器店には
寄り付かずにいた。


でも横浜にできた大型店に
久しぶりに行ったら・・・



たあのすぃー!

純粋に楽しい。

「へえ、今はPCとベースギターを
リンクさせられる機材があるのかあ」
とか
「こんなに美しいデザインがあるのかあ」
とか
「あ、あのころは高くて買えなかったけど
今買えるかも・・・」とか

なんだかんだで
2時間はいた。(←ばか)

買ったのは
弦と
ギターポリッシュだけだったけど。

弦を張り替えて
ピカピカにしたぜ
大事なフェンダーの
フレットレスベース・・・

それ以来、毎日練習するも
右手の指の「ついてゆかなさ」に
歯がゆい思いをする毎日。

そもそもJACOのプレイは複雑で
楽譜があるといっても「採譜」自体、かなり省略されている。

あのころはレコード(!)を聞きながら
「この人、どんな運指をすれば
こんなに早く、うねるようなPLAYができるんだ?」と
不思議に思っていたけど・・・

今はあれなのな、
ネットの動画にたーくさん
演奏の様子が残されているのな。
(元ネタがなんだかわからんから
著作権上問題があるかもしれず、
賛成もできないけど・・・)

しかも指のあたりがアップになってる。
始めてじっくり本物を見たわ。
・・・これを真似すれば少しは近づけるかな?


・・おいおい、CGじゃないのか?この指の動き!
あるいは早回し?人間の指がこんな風に動くの?

彼との差を如実に思い知らされたのでした。

でも、ヒントはいっぱいあったから
帰ったら練習しよ。


うけけけけ