1980年12月8日、
ニューヨークの自宅ダコタハウスの前で
ビートルズのメンバー、ジョンが凶弾に倒れてから
きょうで25年。
今年は、ジョンの曲ベストアルバムが初めて
ネット配信されたり、
暗殺事件をテーマにした映画の製作が決まるなど
世界的にもジョンを偲ぶ動きがありますが
埼玉県さいたま市にあるジョンレノンミュージアムでも
命日の12月8日
「ジョンレノンメモリアルデイズ25」と題された
追悼イベントが行われました。
あの寒い朝。
音楽活動を休止しての育児中
息子のショーン君に「パパはビートルズだったの?」という言葉から
この年アルバムダブルファンタジーでシーンに復帰したばかりでした。
あれから25年。
会場には献花台が設けられ、
沢山のファンが花を手向けていました。
幼いころ母と離れたジョンにとって
妻のヨーコさんは母のような存在でもありました。
ジョンは、そのヨーコさんの祖国、日本を愛し、何度も訪れています。
夫妻がよく訪れた軽井沢万平ホテルの小澤孝道さんに、
思い出話を伺いました。
カフェの担当だった小澤さんは、ある日
ジョンからロイヤルミルクティーを頼まれます。
しかし、メニューにそれはなく
ジョンが作り方を教えてくれたそうです。
それ以来、カフェのメニューに加わった
このロイヤルミルクティ。
ミュージアムのカフェで飲めるのですが、
ほんっとうにおいしかった。
これがロイヤルミルクティなら
今までのはなんだったの?って感じ。
放送には乗らなかったエピソードはまだあります。
ここのホテルは木造なのですが
ある日壁の隙間から「にゃー」と声がする。
外出から帰ってきたジョンが「あれはにゃに?」と聞くので
小澤さんが「子猫が隙間に落ちてしまったようなんです。
明日にでも助けますから」と答えると
「子猫だから助からないかもしれないよ、
僕の隣にいる彼はカーペンターだから(真偽不明)
今、助け出そう。
もし壁を壊してしまったら
責任を持つよ」
・・・釘を一本一本抜く作業が続き、
ジョンも小澤さんもそれに立ち会う・・・
長い時間をかけて助け出すと
子猫は3匹いたそうな。
「なんかあのかたの人柄を見たようです」と
小澤さんはにっこり。
ニューヨークのセントラルパークにオノヨーコさんが寄贈した
「イマジンのモザイク」を模したスペースには
100本のキャンドルが灯され
その火が消えるまで、ライブが行われました。
とかく平和を歌うカリスマのイメージが先行しますが
GODという曲でジョンは「僕は神もビートルズも信じない、
自分の信念だけを信じる」僕にはそれが現実だから、と歌っています。
決して理想を夢見るばかりではなく、
本気で歌が世界を変えると信じた強さが、
彼の想像した平和がまだ訪れないこの時代の人々にも
メッセージを届け続けています。
ニューヨークの自宅ダコタハウスの前で
ビートルズのメンバー、ジョンが凶弾に倒れてから
きょうで25年。
今年は、ジョンの曲ベストアルバムが初めて
ネット配信されたり、
暗殺事件をテーマにした映画の製作が決まるなど
世界的にもジョンを偲ぶ動きがありますが
埼玉県さいたま市にあるジョンレノンミュージアムでも
命日の12月8日
「ジョンレノンメモリアルデイズ25」と題された
追悼イベントが行われました。
あの寒い朝。
音楽活動を休止しての育児中
息子のショーン君に「パパはビートルズだったの?」という言葉から
この年アルバムダブルファンタジーでシーンに復帰したばかりでした。
あれから25年。
会場には献花台が設けられ、
沢山のファンが花を手向けていました。
幼いころ母と離れたジョンにとって
妻のヨーコさんは母のような存在でもありました。
ジョンは、そのヨーコさんの祖国、日本を愛し、何度も訪れています。
夫妻がよく訪れた軽井沢万平ホテルの小澤孝道さんに、
思い出話を伺いました。
カフェの担当だった小澤さんは、ある日
ジョンからロイヤルミルクティーを頼まれます。
しかし、メニューにそれはなく
ジョンが作り方を教えてくれたそうです。
それ以来、カフェのメニューに加わった
このロイヤルミルクティ。
ミュージアムのカフェで飲めるのですが、
ほんっとうにおいしかった。
これがロイヤルミルクティなら
今までのはなんだったの?って感じ。
放送には乗らなかったエピソードはまだあります。
ここのホテルは木造なのですが
ある日壁の隙間から「にゃー」と声がする。
外出から帰ってきたジョンが「あれはにゃに?」と聞くので
小澤さんが「子猫が隙間に落ちてしまったようなんです。
明日にでも助けますから」と答えると
「子猫だから助からないかもしれないよ、
僕の隣にいる彼はカーペンターだから(真偽不明)
今、助け出そう。
もし壁を壊してしまったら
責任を持つよ」
・・・釘を一本一本抜く作業が続き、
ジョンも小澤さんもそれに立ち会う・・・
長い時間をかけて助け出すと
子猫は3匹いたそうな。
「なんかあのかたの人柄を見たようです」と
小澤さんはにっこり。
ニューヨークのセントラルパークにオノヨーコさんが寄贈した
「イマジンのモザイク」を模したスペースには
100本のキャンドルが灯され
その火が消えるまで、ライブが行われました。
とかく平和を歌うカリスマのイメージが先行しますが
GODという曲でジョンは「僕は神もビートルズも信じない、
自分の信念だけを信じる」僕にはそれが現実だから、と歌っています。
決して理想を夢見るばかりではなく、
本気で歌が世界を変えると信じた強さが、
彼の想像した平和がまだ訪れないこの時代の人々にも
メッセージを届け続けています。