「オレンジ色の稲妻」
それは文化放送、報道部の中継車だ。
僕が勝手に呼んでいるだけだけど。
中継車は現場に駆けつけ、電波を発信するのが主な役割だが、それだけではない。
時に車内は電話やFAXを駆使しての
「小さな報道部」になる。
現場に到着するまでの間にも各方面に取材したり
アポイントメントをとったり、
原稿を書くこともある。
(ただし揺れるから字はよれよれ)
また、ある時は
現場にとどまり、その中に何日か泊り込むこともある。
場合によっては
記者だけが身ひとつで先に現場に飛び、
あとから電波を送るために
中継車が到着することもある。
テレビの取材クルーは数人、NHKなんかもっと多いが、ラジオは基本的に1人だ。
時に修羅場と化す現場にいるとき
遠くから「オレンジの稲妻」が近づいてくると
これほど頼もしいことはない。
BGMは「ヨーロッパ」の
「ファイナルカウントダウン」だ。
でも時々
「笑点」のテーマが頭に流れてきてしまう・・・
しかし、
この「オレンジの稲妻」、
来年の春にお別れなのだと聞いた。
ショックだ。
もし町で見かけたら
どうぞ手を振ってください。
スモークガラスで見えないけど、
中で手を振かえしているから。
こら。
そこ、
親指隠すな。
それは文化放送、報道部の中継車だ。
僕が勝手に呼んでいるだけだけど。
中継車は現場に駆けつけ、電波を発信するのが主な役割だが、それだけではない。
時に車内は電話やFAXを駆使しての
「小さな報道部」になる。
現場に到着するまでの間にも各方面に取材したり
アポイントメントをとったり、
原稿を書くこともある。
(ただし揺れるから字はよれよれ)
また、ある時は
現場にとどまり、その中に何日か泊り込むこともある。
場合によっては
記者だけが身ひとつで先に現場に飛び、
あとから電波を送るために
中継車が到着することもある。
テレビの取材クルーは数人、NHKなんかもっと多いが、ラジオは基本的に1人だ。
時に修羅場と化す現場にいるとき
遠くから「オレンジの稲妻」が近づいてくると
これほど頼もしいことはない。
BGMは「ヨーロッパ」の
「ファイナルカウントダウン」だ。
でも時々
「笑点」のテーマが頭に流れてきてしまう・・・
しかし、
この「オレンジの稲妻」、
来年の春にお別れなのだと聞いた。
ショックだ。
もし町で見かけたら
どうぞ手を振ってください。
スモークガラスで見えないけど、
中で手を振かえしているから。
こら。
そこ、
親指隠すな。
好きでした。
まだ、新しいような気がしていたのに、
もう新しいものに変わってしまうんですね。
それは、それで、少し寂しいです。
超小型中継機は「モバスタ」と言って
FOMAの回線を使った特殊な装置。
確かに一人で操作でき
世界中から中継できますが・・・
上に書いたように
それでも中継車の役割は大きいのです。
レポーターが散らばる選挙特番や
海外からの中継、
地下鉄のホームなどからの中継には
「モバスタ」は便利です。
とっさに抱えて飛び出していくにもね。
ラジオ中継にとって革命的と言っていい。
その一方で
緊迫した現場での
技術スタッフやドライバーさんの役割は
今でも大変大きく、
いわば戦友みたいなもの。
ドライバーさんが僕の原稿にライトを当ててくれたり
機材を操作したり、
災害現場の場合レポートまでしたこともあります。
どんな自体でもまず「できない」とは言わず、
最良の対応を考え出し、
時には
寒い中、
巨大なアンテナを操作してくれる技術さんには
頭が下がります。
わずか数分の中継にも
互いに尊敬する、たくさんのプロが
チームワークで作り上げてるんよ。