富士山の初雪化粧は例年よりずいぶん早いようですが、もう十月も半ばを過ぎ、九月に行った旅の話を早くブログにアップしなくっちゃと思いながら、その前にまず地元の祭りの話を。。♪
先日10 〜12日は地元の「海神社」の秋祭り。
その何日も前から自宅に居ても海からの風に乗って太鼓の音が遠くから響いて来ていました。
灘祭り(ケンカ祭り)で有名なところで育った私。
他の祭りにはそれほど関心は無かったのですが、それでも一応この地に住まわせていただくのだから、「神さまにご挨拶ぐらいしなければ。。」と、最終日にちょっと見物に出かけて来ました。
垂水駅まではうちからほんの一駅です。
着くとすぐ駅を出たところの四つ辻に、ちょうど御輿が坐り込んで!いて、
驚いたことに担ぎ手の人たちもなぜかみんな道路にしゃがりこんでいました。
そんな風景は初めて見たので、ほんとにびっくり!!!
いったいいつ始まるのかなぁ〜?
近くにいた警備の人に尋ねると、「あと10分ぐらい」と言うので、その場に立ち止まってしばらく様子を見ていました。
すぐ側に小さな女の子と男の子を連れたお母さんが立っていたので、少しおしゃべりしました。
子どもたちは双子だそうで、4歳ということでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『 漁船に御輿を乗せて海上を巡るところを観たくて。。でももう船が出た後だったから残念!』などと私がお母さんと話していると、
男の子が急に私を見上げて『知ってるよ!ユーチューブで見た』と言うではありませんか!!
( へぇ〜、こんな小さな子がユーチューブを見ているのか。。)と内心驚きながら、
『そうなんや。おばちゃん(私のこと)もユーチューブで見て祭りのこと知ったんよ』と言うと、
今度はその子の方がビックリしていました。
(こんなおばあちゃんがユーチューブを見るのかって、思ったかも!?)
そのうち、女の子がいきなり私の手を掴んだので、『 ひゃぁ!冷たい 』と笑うと、
男の子も同じように私の手を掴んで『あったかいよ』と言ったので、
『ほんとだ、あったかい。おばちゃんの手も温いよ』と一緒に笑い合いました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そのうちに、御輿を担ぐ人たち(ほとんどが若者)も立ち上がり、扇子を手にした二人の青年(少年?)が前に進み出て来て何か古い唄を詠い、それにみんなが唱和して、柏手を打ったり、御輿を担いで揺さぶったり、高く持ち上げたりしながらようやく出発したのです。
ところが、またまた驚いたことには、ほんの少し先に行くと、またみんなが地面(道路)にしゃがみ込み、休憩!?
というか、それが巡行の仕方であり、儀式の一つでもあるのだと思いますが、、何とも優雅というか、あきれるぐらいゆ〜っくりで、そんな悠長な祭りは初めて観ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そしてまたしばらくすると立ち上がり、またまた扇を手にした二人の男の子(さっきよりは若い)が同じように何か唄を詠い、、、と同じことが何度も繰り返されるのです。。
そんなふうなので、私はしばらくするともう見飽きてしまって、少々退屈してしまったのですが、
商店街の外れまで行った御輿のその行列がまた同じ道をそんなふうにして、何度もしゃがんだり、また立ち上がって何か古い唄を詠い、、御輿を担いではまた少し進み。。という具合にして引き返すのを(ほんとうにトロイのですが)、
みんなそれがまた愉しいのか? その周辺をぞろぞろと附いて歩き、商店街の人たちもお店の中から出て来て、あきずに笑顔でずっと眺めていました。
そしてやがてまた同じ道を何度も同じ動作を繰り返しつつ、御神輿が戻って来るまで私はとても待てなくて、もう帰宅の途に着きました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というわけで、祭りそのものはそんなに興奮するような面白いものではなかったですが、
今どきこんな素朴な祭りが続いていることに何だか心がほっこりしました。。
何よりもその可愛い双子の子どもたちと両手を繋いで御輿の後を附いて歩けたことがとってもうれしかったです♪
後日、垂水に長年住んでいる人(亡娘の友人)にその話をすると、『そうやろ。垂水の子ってみんなほんまに人なつっこいねん』って、うれしそうに教えてくれました。
ほんとに今どき珍しいぐらいの素直な子どもたちでした。。
お母さんものんびりとしていて、他人(私のこと)が自分の子どもたちと会話したり、手を繋いだりしていても、全く平氣なようで、
何かおっとりというか、すごく自然体で全く普段のままという感じでした。
神戸市の中でも垂水区は二番目に人口が多く、特に子育て中の若い人たちの転入が増えている そうですが、さもありなんと感じました。
ここはとっても子育てしやすく安心して暮らせる(ちょっと昭和っぽい!?)町のようです。。
本日も「光のチャレンジ」をご訪問くださってありがとうございます♪
次はフリマのご報告もしたいです。
レトロでローカルな話題が続きますが、どうぞお楽しみに。。♡
先日10 〜12日は地元の「海神社」の秋祭り。
その何日も前から自宅に居ても海からの風に乗って太鼓の音が遠くから響いて来ていました。
灘祭り(ケンカ祭り)で有名なところで育った私。
他の祭りにはそれほど関心は無かったのですが、それでも一応この地に住まわせていただくのだから、「神さまにご挨拶ぐらいしなければ。。」と、最終日にちょっと見物に出かけて来ました。
垂水駅まではうちからほんの一駅です。
着くとすぐ駅を出たところの四つ辻に、ちょうど御輿が坐り込んで!いて、
驚いたことに担ぎ手の人たちもなぜかみんな道路にしゃがりこんでいました。
そんな風景は初めて見たので、ほんとにびっくり!!!
いったいいつ始まるのかなぁ〜?
近くにいた警備の人に尋ねると、「あと10分ぐらい」と言うので、その場に立ち止まってしばらく様子を見ていました。
すぐ側に小さな女の子と男の子を連れたお母さんが立っていたので、少しおしゃべりしました。
子どもたちは双子だそうで、4歳ということでした。
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『 漁船に御輿を乗せて海上を巡るところを観たくて。。でももう船が出た後だったから残念!』などと私がお母さんと話していると、
男の子が急に私を見上げて『知ってるよ!ユーチューブで見た』と言うではありませんか!!
( へぇ〜、こんな小さな子がユーチューブを見ているのか。。)と内心驚きながら、
『そうなんや。おばちゃん(私のこと)もユーチューブで見て祭りのこと知ったんよ』と言うと、
今度はその子の方がビックリしていました。
(こんなおばあちゃんがユーチューブを見るのかって、思ったかも!?)
そのうち、女の子がいきなり私の手を掴んだので、『 ひゃぁ!冷たい 』と笑うと、
男の子も同じように私の手を掴んで『あったかいよ』と言ったので、
『ほんとだ、あったかい。おばちゃんの手も温いよ』と一緒に笑い合いました。
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そのうちに、御輿を担ぐ人たち(ほとんどが若者)も立ち上がり、扇子を手にした二人の青年(少年?)が前に進み出て来て何か古い唄を詠い、それにみんなが唱和して、柏手を打ったり、御輿を担いで揺さぶったり、高く持ち上げたりしながらようやく出発したのです。
ところが、またまた驚いたことには、ほんの少し先に行くと、またみんなが地面(道路)にしゃがみ込み、休憩!?
というか、それが巡行の仕方であり、儀式の一つでもあるのだと思いますが、、何とも優雅というか、あきれるぐらいゆ〜っくりで、そんな悠長な祭りは初めて観ました。
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そしてまたしばらくすると立ち上がり、またまた扇を手にした二人の男の子(さっきよりは若い)が同じように何か唄を詠い、、、と同じことが何度も繰り返されるのです。。
そんなふうなので、私はしばらくするともう見飽きてしまって、少々退屈してしまったのですが、
商店街の外れまで行った御輿のその行列がまた同じ道をそんなふうにして、何度もしゃがんだり、また立ち上がって何か古い唄を詠い、、御輿を担いではまた少し進み。。という具合にして引き返すのを(ほんとうにトロイのですが)、
みんなそれがまた愉しいのか? その周辺をぞろぞろと附いて歩き、商店街の人たちもお店の中から出て来て、あきずに笑顔でずっと眺めていました。
そしてやがてまた同じ道を何度も同じ動作を繰り返しつつ、御神輿が戻って来るまで私はとても待てなくて、もう帰宅の途に着きました。
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というわけで、祭りそのものはそんなに興奮するような面白いものではなかったですが、
今どきこんな素朴な祭りが続いていることに何だか心がほっこりしました。。
何よりもその可愛い双子の子どもたちと両手を繋いで御輿の後を附いて歩けたことがとってもうれしかったです♪
後日、垂水に長年住んでいる人(亡娘の友人)にその話をすると、『そうやろ。垂水の子ってみんなほんまに人なつっこいねん』って、うれしそうに教えてくれました。
ほんとに今どき珍しいぐらいの素直な子どもたちでした。。
お母さんものんびりとしていて、他人(私のこと)が自分の子どもたちと会話したり、手を繋いだりしていても、全く平氣なようで、
何かおっとりというか、すごく自然体で全く普段のままという感じでした。
神戸市の中でも垂水区は二番目に人口が多く、特に子育て中の若い人たちの転入が増えている そうですが、さもありなんと感じました。
ここはとっても子育てしやすく安心して暮らせる(ちょっと昭和っぽい!?)町のようです。。
本日も「光のチャレンジ」をご訪問くださってありがとうございます♪
次はフリマのご報告もしたいです。
レトロでローカルな話題が続きますが、どうぞお楽しみに。。♡