Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

自然は可憐、おいしい、そして怖い

2023-08-02 08:32:31 | 自然・動物・植物

                                                                                   

この季節、畑から帰ってくると家の中がまるで火事現場のような暑さで・・・・・・畑での朝晩の涼しさを思わず懐かしんでしまいます。

冒頭の写真は、畑の畦で咲いていた撫子。ちょうどなでしこジャパンが頑張っていますが、うちの畑の畦で咲いているのを見るのは初めて。多分相方が草刈りするときに、花が咲く

前に刈り取ってしまっていたんでしょうね。

こんなきれいな色の撫子が自然に咲いているのを見ると、心が穏やかになってきます。他にもホタルブクロとか、楚々とした風情の花々が咲いていて、久しぶりに家の中で飾ることに

しました。

                        

花屋さんで売っているような豪華な花もいいですが、自宅にしても畑の家にしても、こうしたさりげない花たちのほうが似合うような気がします。豪邸じゃないからかな?

 

相方のケガやその後のコロナ感染もあって、前回から3週近く空いてしまった畑。当然草は伸びていましたが、雨が少ないせいか思ったほどではありませんでした。その代わり土が

かっちかち。

私の一番のお目当てだったブルーベリーも半分ほどが色づいていたので早速収穫。

                       

去年のことを思うと、なっている量はかなり少なめ。でも自分の家で食べるには充分。左下のビルベリーが思った以上に出来ていましたが、なにしろ小粒なので数はあっても嵩はない。

このビルベリーの周りの草がものすごいことになっていたので、スコップを使って掘り起こすように草を除去しました。その草丈もものすごかったので、取ったあとは見通しも風通しも

よくなってすっきり。

それから昨日は前回大急ぎで収穫した残りのキャベツを22個採りました。ほとんどダメになっているかも、と思っていたので意外にたくさん採れてびっくりでした。

しかも大きいものはかなりのもので。採ってきたものの、しまっておく場所がないのが悩み。トマトやキュウリだけでも野菜室が満杯なのにねぇ。またご近所さんや知り合いに手伝って

もらうことになりそうです。

 

さて、昨日は関東でもひどい雷雨だったようですが、畑でもお昼を食べ終わる頃、急にゴロゴロと言い出したかと思ったら土砂降りに。

一時小降りになったかと思ったらまた降り出して。帰路の途中からはものすごい雨になり、ワイパー大忙し!途中事故を起こした車が車線をふさぐように止まっていて、家族連れ

らしい一行が雨の中不安げな様子で救援を待っていました。

山間の場所での事故だったので、その後どうなったのかな。救急車やパトカーと途中すれ違いましたけど、あの雨だし、レッカー車などが来るにも時間がかかりそうだし。

夏休み期間は慣れない道を走ったり地理不案内なところへ行ったりすることが多いですが、今はスマホなどで情報を得ることも比較的簡単に出来る様にはなっているものの、事故の

ときは気持ちも動転して、冷静な判断もしづらくなりがち。

天気が急変しそうなときは少しでもより安全な策を講じるのが一番な気がします。急がば回れというか、天気なら落ち着くまで待つ、とか。

昨日の私たちもかなり冷や冷やものでした。すぐそばで落雷があったような音も2度あって、生きた心地がしませんでしたね。

 

今日はこのあとまずリハビリへ。夜中に2度も腰と右の臀部が痛くて目が覚めてしまったんです。1か月以上空いてしまったから、思いっきり背骨を引っ張ってもらわないとね。


なんか違う・・・

2023-06-12 08:38:00 | 自然・動物・植物

                         

我が家の玄関は北向き。ということで日当たりはあまりよくありません。

なのでウェルカムフラワーは日陰に強い植物を選ぶことになります。冬場はビオラ、そして夏はインパチェンスが多い。

写真は八重咲のインパチェンス。ここ数年、一重のインパチェンスを植えていましたが、今年は久しぶりに八重咲にしました。一重のほうが丈夫だとは思ったのですが、つい。

インパチェンスは散り際もきれいなのでとてもありがたい植物。今年ももしかするとどこかから一重のインパチェンスが芽を出すかもしれませんが、それはそれで育てたいと思います。

 

相方は野菜同様、種から育てるのが好き。私はこぼれ種から出た芽を育てるのが好きなケチですが(笑)確かに成長を見守りながら育てるのは面白いし楽しい。

野菜の種を頼むときに一緒に花の種も頼んでいますが、この夏の花に私が選んだのが、ジニア。百日草です。

カタログを見ている中で、背が高く花の色が緑色のものが目につきました。

                         

なぜだか緑色の花が好きな私。これと白い花と合わせるのが好きなんですよ。ちょっとお悔やみどきに飾るような感じでもありますが。

背も高いなら、夏場お仏壇に飾るのにもいいかもしれないとも思って、この種を頼むことにしました。一緒に植える黄色の背の低いジニアの種も一緒に。

 

種まきをしてから待つこと2か月くらいでしょうか、ようやく花が咲き始めました。

が、あれ?

                        

なんか、違わない?

カタログみたいに花びらぎっしりまん丸、ではないし、色もなんだか薄い。

黄色のほうが一足先に開き始めましたが、こちらももっとまん丸になるはずだったのに

                         

まぁこちらは花びらの数はそこそこあるけれど。

もっと成長するとカタログのようになるかもしれませんが、これはこれでいいかもね。

人の手で作り出される園芸品種ではあるあるな話なのでしょうが、こちら、紫陽花でもこんな奇妙なことになっていましてね。

                      

青のこぢんまりした花がある中、一番手前の紫色の、しかも大きな顔したあなたはいったい何様?

この一枝だけこんな花が・・・と思ってよく見たら

                 

紫色の陰に隠れて、同じ枝から周りにあるのと同じ、青い花も咲いているんです。どうしてこうなってしまったのか。それぞれきれいだからいいんですけど。

この紫陽花、去年は花をひとつもつけませんでしたが、今年は写真のとおり、たくさん花をつけてくれてうれしく思っていたんです。買ったときにはこの青の花ばかりだったはず。

品種改良するときの親の花が咲いてしまったんでしょうか。

そういえばお客さんから「レモン」と言ってもらってきた果実が、どう見てもレモンではない形。小さめのグレープフルーツのような感じで、しかも切ってもレモンの香りがしない。

相方曰く、そうした果木は台木に接ぎ木をして作ることが多いようで、元の台木の成長がレモンを押しのけてしまったのでは?という話。

もしかするとこの紫陽花も、来年は紫色の花のほうが多くなるかもしれませんね。


「らんまん」気取りで。そしてこれからのお楽しみ

2023-04-23 09:35:22 | 自然・動物・植物

今朝は鼻がムズムズしています。草取りはしていないけど・・・いよいよ私にとっての本格的花粉症シーズン到来?

ちょっとひんやりとしているので、朝のうちだけかもしれません。そうであってほしいな。

 

今月から始まった朝ドラは、植物学者の牧野富太郎博士がモデルになっています。

牧野博士ほどではありませんが、野に咲く花たちはとても可憐。

畑の家の周りでも、そうした春の花たちがあちこちで咲いていました。

                         

                           

上の写真はスミレですが、なんて名前なんでしょうね。他にも別の種類のスミレが咲いていました。下の写真はショウジョウバカマ。これはピンクですが、オレンジがかった赤い

ものも咲いていました。

春の野草は草丈も低くてかわいげがあるけれど、これからだんだんとたくましいものに代わっていきます。そうなると草刈り機の出番。今年はより早そうです。

 

Eテレの「趣味どきっ!」でも今月から「道草さんぽ・春」が始まりました。以前にも放送されたことがあって、その続編です。

毎週録画して後でゆっくり観ています。まだ初回分を観ただけですが、今回も面白い。

東京の街なかでも面白い草花に出合えるのだから、自宅周辺でも結構楽しめそう。

何に対しても面白がれることって大事。好奇心を持ち続けると、脳も若返りそうだと思いません?

その番組の中で使っていて、欲しい!と思っているのがスマホに取り付けて使うマクロレンズ。100円ショップにある、と言っていたのだけれどセリアでは見つかりませんでした。

ダイソーならあるのか?ダイソーは近くにないわけじゃないけれど、距離が微妙でね。

 

植物から話が離れますが、朝刊の書籍の広告欄に気になる本のタイトルを見つけました。「名古屋発 半日徒歩旅行」というもの。

著者の年齢がわかりませんが、本の目次に書いてある場所を見ると、半日=日帰り、くらいな感じでしょうか。私の足では一泊しないといけない?

なかなか面白い切り口の本ではありましたが、買うのはもうちょっと考えてからにしようと思っています。

その本を試し読みしていて、ふと思いました。

名古屋に生まれ育って65年を超していても、市内でまだ一度も行ったことのないところがいくらでもあるなぁ、と。

65歳になって、敬老パス(この名称と見た目が嫌い)を持つようになりました。市営交通はもちろん無料で、今では民間の名鉄やJRなどもかかった運賃が後払いで戻ってくるように

なったんです。名鉄ユーザーとしては本当にありがたくて、つい先日も2~3月に名鉄を利用したときの運賃の振込通知が届きました。

敬老パスは年5千円の利用料が必要ですが、これをフル活用して市内のあちこちを探索するのはかなり楽しそう。とっかかりはまず御朱印集めあたりから始めたいかなと考えています。

そういうことを楽しむには今頃の季節が最適でしょうね。やりたいと思えることに出合えて、ちょっとワクワクしています。


見えないところが大事

2022-12-11 06:01:28 | 自然・動物・植物

                       

買ってきた箱に入ったまんまでの写真で花にも申し訳ない気がするけれど、逆光を受けた姿がとてもきれいに見えたのでつい一枚。

シャルロットなんてかわいらしい名前がつけられた、フリルのビオラ。昨日買い物に近くのショッピングモールへ出かけたとき、ホームセンターの店先で見かけて一目惚れでした。

ビオラのわりには花が大きめ。咲き始めは色が濃く、だんだん薄くなっていき最後はアイボリーホワイトで終わるようです。この写真は終った花を摘み取ったあとなので、色つきの花ばかりになっています。

正直、このホームセンターはあまり品揃えがよくなく、相方は「ぼっこ(よくないの意)しか売っとらん」とはっきり言います。プライベートブランドの質がよくないし数や種類も少なくて。

それに相方にしろ花屋をしている義弟にしろ、こういうホームセンターで売っている花苗はよくない、という見解を持っています。義弟が仕入れる花苗にしても、仕入れといて「こんな苗なんか売って」とブツブツ

文句を言ったり。

どこがよくないか、というと、見た目重視なところ。要するに花を早く咲かせることに重点を置いていて、土台になる根っこや株自体がが充分育っていないことが多いんです。その逆で根が回り過ぎて、植え替えた

後の生育がよくなかったりとか。

人間も植物も、見えないところが大事ってことかな。家などもそうですよね。外見だけではわからないですが、見えないところの造りがよくないと後々面倒なことになりますもん。

 

今日は日曜ですが、相方は仕事に出かけます。久しぶりに競馬中継の音が聞こえない週末。

お馬さんは大好きで、今中京競馬場でレースをやっているから観に行きたい気持ちはあるのだけど、面倒くさい気持ちのほうが優先します。あ、私は馬券は買いませんよ。買ったつもりでテレビもたまに見るくらい。

面白いもので、スポーツ紙の競馬欄を見ていてこの馬が気になるな・・・と思うだけで口には出さずに見ていると、その馬が勝ったりすることが多いんです。単なるヤマ勘がベースだけれど、一応これまでの成績とか

騎手なども参考にはします。馬券を買わなくても充分楽しめます。

競馬みたいなギャンブルで儲かるはずがない、とそういうことには冷静な私。馬券はおろか宝くじすら買いません。相方は性懲りもなく馬券を買い続けていますが、年金生活者になったらそうはいかないぞ。

 


生きものいろいろ

2022-11-30 06:02:36 | 自然・動物・植物

今日も相方と午前中は出かける予定。一緒にいるのは嫌じゃないからいいけれど、お昼ごはんのことを考えなくちゃならないところは少々面倒くさい。

 

昨日一昨日の畑行きは初日の途中から時折霧雨が降ってくるような有様で。今年は本当に天気に恵まれない感が強いです。

それでもいつもより少し早めに出発して、お昼ごはんもさっさと済ませて農作業にとりかかったおかげで、やりたいことは日暮れまでにはやり終えることが出来ました。

収穫したものはその日のうちに車に詰め込んで。あまり冷え込まない予報だったことと、日中の日差しも少なかったので、里芋にも葉物野菜にもちょうどよかったのは幸いでした。

昨日は朝ごはんを済ませてから早々に帰路についたので、写真もほとんど撮らなかったのだけれど、思いがけずうまいこといったのがこれ。

                             

ほうれんそう。

育ちにすごくむらがあってたくさんは収穫出来ませんでしたが、見てのとおり、縮んでいます。これが作りたくて育てていたのだけれど、こんなに早い時期にこの状態になっていたなんて、うれしい誤算。

ただ毎回思うのですが、ほうれんそうって種を買うととてもたくさん入っているんです。でもちゃんと育つのはそれほど多くなくて。本業の農家さんはどんなふうにしているんでしょうね。

 

帰宅してからはご近所や知り合いに配るための野菜の仕分け作業。これが結構手間がかかって、終わったら畑仕事より疲れていたりしました。

昨日は友人の誕生日でもあったので、プレゼントを持っていったあと、うちのブロック塀についているものを発見。あ、もしかして。

                             

多分アケビコノハだと思いますが、ブロック塀にこんなふうに枯れ葉がくっつくはずがない。なんでこんな目立つところにいるんでしょうねぇ。

私以上に虫大好きな相方を早速呼んでくると、まじまじと観察して「中(内側)はどんなかな」とちょっと頭(写真だと下のほう)をつつくと、一瞬羽を広げました。

中は派手なオレンジと黒のまだら模様。外は地味なのに、中身で勝負するタイプ?

もう一度つついたら、さすがに今度は飛び立っていきました。幼虫はもっとグロくて、名前のとおりアケビの葉を食べるようだけれど、アケビって名古屋あたりじゃあまりメジャーな植物ではないはず。

いったいどこで育っていたんでしょうね。

畑の家ではどこに潜んでいたのか、薪ストーブの暖かさにカメノコテントウが出てきたり。カメノコテントウは初めて見たんですが、こちらも派手なボタンみたいでした。

冬になるとこうした虫たちとの出会いは少なくなるのがちょっと寂しくもある。代わりに冬によく見かける鳥たちの観察が楽しみです。この前はウグイスが柿の枝にとまっているのを見ました。

そういう目立つところにとまることは少ないんですけどね。残念ながら今の季節は地鳴きで、ホーホケキョとは鳴いてくれない。

畑の家だとエナガが群れで飛んできたり。なので双眼鏡はすぐ使えるようにいつもスタンバイしています。