Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

行列から始まる伝説 その弐 ―矢場とん―

2005-08-20 15:49:20 | 食べものいろいろ
ゴッホ展からの続きです。

美術館を出たらちょうどお昼。
実現できなかった「夜のゴッホツアー」で行くつもりだった「矢場とん」へ出かけました。
できたばかりの名古屋三越の新館「ラシック」のなかに「矢場とん」が出店しているのです。

7階に上がって、さて「矢場とん」はどこ?
中央部分では見つからない・・・
でも確かに7階だったから、と奥のほうへいくと、ありましたありました。
既に行列ができています。あ~、ここでも行列かい
他の店に行こうか、とUターンしかけたとき、絶妙のタイミングでおにいさんが「お2人ですか?」と声をかけてきた。
こうなるともう逃げ出せません。メニューを渡されて、しばし何にするか「勘考」しちゃいました。
そして、行列に並んでいるうちにもう注文を取ってしまいます。
20分くらい待ったでしょうか、カウンター席が空き、RINGOと並んで座ると、すぐにお味噌汁とご飯、漬物が運ばれ、ほどなくして注文の品が。
よく間違えないものですねぇ~。
私は串カツ、RINGOは名物のひとつ、わらじトンカツの定食です。

わらじカツ、大きいですよ~。
直径30cmくらいのお皿の半分くらいがカツです。
どっぷりと味噌がかかっています。
私のほうは串カツ5本。こちらも味噌かかっていないところはないくらい。
ちなみに、注文のとき、味噌をかけるかかけないか(ソースにするか)選べます。
お味のほうは、もちろん「まいう~」ですよ。
ただね、ちょっと味噌が多すぎるかな?
名古屋人の私ですが、それほど味噌偏愛ではないので、もちょっと少なめか、別の容器にいれて、好きなだけかけて、というほうがよいかと思いました。

お店は活気があって、スタッフもてきぱき動いています。
お茶がなくなると、こちらから呼びかける前にさっとお給仕に来ます。
スタッフはここのオリジナルTシャツを着て仕事していますが、このTシャツをはじめ、マグカップ、ライター、ハンドタオルなどのグッズも販売しています。もちろん、味噌たれやお持ち帰りメニューもあり。

帰りには少し離れたところにある(と言っても歩いて数分)松坂屋に寄って、天むす購入。ここのは元祖「千寿」が直接作っているので味は文句なし。
こちらは中で天むすをいただくこともできますが、もうピークを過ぎた時間だったので行列はありませんでした。
写真は天むすと、「矢場とん」のレジで貰ったうちわです。

行列から始まる伝説 その壱―ゴッホ展―

2005-08-20 14:57:05 | Art&Mujic
息子のRINGOとゴッホ展を観に行きました。

本当は昨日の夕方から「夜のゴッホツアー」と称して出かける予定だったんです。少しでも混雑を避けるために。
ところがRINGOお坊ちゃまが寝不足続きでダウン。やむなく今日になりました。

目的地の愛知県美術館に到着。いつも地下鉄の駅から地下街を通っていくのですが、建物に入ってすぐ「ゴッホ展にお越しの方は2階からお入りください」の看板が。
そしてその隣に、チケットは左のプレイガイドでも販売中との別の看板。
RINGOのチケットはまだ買っていなかったので、そのプレイガイドで購入して2階へ。

買っておいてよかったです、チケット。
それでなければ、チケット売り場でも並ぶところでした。
2階から会場のある10階に上がるエレベーターを待つ長蛇の列。
見ると、「待ち時間40分」のプラカードを持ったおにいさんが。
6、7年ほど前、名古屋市美術館であったゴッホ展では、こんなに並びませんでしたよ~。
やっぱり、あの「ひまわり」と「夜のカフェテラス」が影響しているのかも。
とくに、「ひまわり」は28日までの限定出展だからかもしれません。

10階に上がっても会場に入るまでまた行列。
プラカードの時間よりは早く入ることができました。

しかし、中でもたくさんの人垣。なかなか絵のそばにも寄れません。
ゴッホの描いた絵はバックが黄色なのですぐわかりましたから、RINGOと「とにかく、ゴッホの描いたものだけでも観よう!」ということになり、他の作家の作品はほとんど飛ばしてしまいました。

例の「ひまわり」と「夜のカフェテラス」は同じフロアに飾られていたので、そこでもまた人の渋滞が起きていました。
人の頭に邪魔されないで、一枚まるっと観られたらどんなによかったでしょう!
それでも「夜のカフェテラス」では、実物を見なければわからないディテールや印刷では表しきれない色の違いなどを感じることができました。
「ひまわり」は思ったより平坦な印象。もう少し重厚なのかと思っていました。
陰影を一切表現していないので、よけいにそう感じたのかもしれません。

ゴッホ展記念グッズ売り場も人がいっぱい。
行列から解放されたのは、会場を出てからのことでした。

そんなわけで、ゴッホを堪能したとはとても言えない有様でした。
RINGOとはこの秋、「デ・キリコ展」を一緒に観る予定です。
今度は混んでいないといいね。

ところが、このあとまた行列に並ぶことになってしまったのです。
この話はまた後で。

興奮の「名古屋めし」

2005-08-20 06:26:29 | 食べものいろいろ

昨夜、テレビで中日-横浜戦を見ていました。
0-1で完封負け。しょぼ~ん
試合が早く終わって、それからお風呂に入ろうとしたら、テレビの画面に見慣れた味噌カツ、ひつまぶしの姿が。
見たいな、とちらっと思ったけど、きっと誰かがテレビ切っちゃうだろう。
と思ってしばし「女磨きタイム」

ところがねぇ、お風呂出てきたらみんなで見てるんです。「金スマ」。
普段は絶対!っていうほど見ないんです、この手の番組。
でも「名古屋めし」には勝てません。

昨日は「矢場とん」の味噌カツ、「山本屋」の味噌煮込み、「蓬莱軒」のひつまぶし、「風来坊」の手羽先、「千寿」の天むすを、それぞれのエピソードを添えて紹介していました。
「女磨き」のため、あいにく「矢場とん」は見逃しましたが、家族でしっかり楽しんで観ました。

ひつまぶしと天むすは、スタジオで実際に調理して出来立てを出演者が食べていましたが、中居クン、食べる食べる!ひつまぶし、完食。
天むすも、出来立てのものは味が全然違うんです。
松坂屋のB2にあるお店でもいただけますが、作りたての、温かいご飯とかりっと揚がった天ぷら、えびのぷりぷり感、ほどよい塩気と衣の青じその風味の絶妙さ・・・う~ん、食べた~い!!!

ホント、つくづく思います。「名古屋っていいとこ」。
娘のHEICOも言ってました。
「住むなら絶対名古屋よ!私名古屋LOVEだもん」って。