コメントを寄せてくださるKeY-Boさんはプロのカメラマン。
彼のブログには毎回とてもすてきな作品が掲載されていますが、20日の記事にメデューサのことが載っていたのをみて、子どものころを思い出しました。
名古屋市科学館にはプラネタリウムがあって、そこで星の話を聞いたりするのが大好きでした。
星にまつわる話、と言えば、ギリシャ神話です。
前述のメデューサは確か3姉妹だったはず、と思ってウィキペディアで検索したら、やっぱりそうでした。
『メデューサ(Medusa、メドゥーサとも)はゴルゴン三姉妹の一人。姉達、「力」のステンノ、「飛翔」のエウリュアレと共に「女王」メドゥーサと呼ばれる。 語源はギリシャ語の「metis(知恵)」
見たものを石に変える能力を持つ魔物。頭髪は無数の毒蛇で、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼をそなえた容姿をもっている。
海の神であるポセイドンの愛人であり、ポセイドンとの間の子にペガサスとクリュサオルがいる。ペルセウスによって首を切り落とされ退治された。
元はギリシアの先住民族であるペラスゴイ人の神話の中で主たる女神のうちの一人。また、コリントスでは大地の女神とされていた。蛇の髪は大地と流れる川を表し、大地と水の女神であった。
ポセイドンも、元はギリシャ神話の前から存在していた神であり、二人は夫婦であった。
また、アテナと同一神であったとも言われる』
と、まるまるコピーしちゃいましたけど、この記載にはリンクが貼ってあり、それを見ると、3姉妹のうちメデューサだけが可死で、姉2人は不死身だった。それでメデューサはペルセウスに首をちょん切られたわけですね。
そして、その首で怪獣を倒し、エチオピアの王女アンドロメダを救ったという、なんとも出来すぎたお話。
ギリシャ神話の神々って、人間臭くてとても好きです。
神々の王、ゼウスなんか、姿を変えてあっちの美女、こっちの美少年、とやりたい放題(表現が露骨ですみません・・・)。
先ほどのペルセウスも父親はゼウス、ということになっています。
ギリシャ神話の本もよく読みました。
そのときはなんとも思わずに読んでいたけれど、今になってよく考えると納得いかないことも多いです。
たとえば、
オリオンがあんまり乱暴したりするので、蠍を使って殺したけど可哀想だから星にしてやった、とか、
へびつかい座のアスクレピオスは優秀な医者だったが、死者まで甦らさせたので冥土の神ハデスの怒りを買い、ゼウスの雷で打ち殺されたけれど、その後医者としての功績を称えるため星座になった、とか。
後で星にしてもらうより、殺されないほうがよかったに決まってるじゃないですか!
そしてゼウスの姦通・誘拐はお咎めなしなの!?神様なら何やってもいいんかい!?なんてところ。
夏は空がぼんやりしていて、星の観察にはイマイチですが、たまには夏の大三角など眺めて(これなら大都会でも見られるし)神話の世界に思いを馳せる、なんていうのもいいんじゃありません?
ちなみに、夏の星座の「さそり座」(星占いとは関係なしね)と冬の星座の「オリオン座」。
この蠍にオリオンは殺されたので、この二つの星座が一緒に夜空に現れることはないんだそうです。
オリオンにとっては「顔も見たくない!」んでしょうね。