Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

と~っても長~い切干大根

2006-02-16 20:34:27 | 食べものいろいろ
「別宅」に節分の記事を載せましたけれど、そのときに目にしたものの話。

大好きなおせんべいのお店「朝日軒」の東2、3軒隣にお漬物屋さんがあります。
「阿和雪」だったかな?お店の名前。「あわゆき」と読みます。
看板だけ見てたら、和菓子屋さんかと思うわよね、きっと。

そこの店先になにやら長い糸のようなものが束ねて売られています。
長さはそうね、2mほどかしら。
袋には「しらが大根」と書いてあります。あら、大根なの?干してあるのね。
値段がまたすごいんです。そんなにたくさん束ねてあるわけじゃないのに、税込1680円もするの。ひょえ~!
とてもじゃないけど、買えないわよねぇ。切干大根ごときにそんなに出せないわよ。

なんて思っていた数日後、なんとローカルニュースの特集でこの切干大根が紹介されたのです!
もちろん、どのように作られているかも紹介されました。

私は長いので、きっと守口大根を縦に細く切って干したのだと思い込んでいましたが、そうではありませんでした。

かなり太くて長い大根(重さ約5キロ)を薄い輪切りにして、重ねてしばらく置いておきます。
すごく瑞々しい大根で、重ねておいておくだけで水分がにじみ出てくるんですね。
それを何枚か重ねたまま、真ん中に串を通し、くるくると回しながら、あたかもリンゴの皮でも剥くように包丁を入れていくんです。
かつら剥きをするような感じでしょうか。これで長い糸のようになります。

そうして細く切った大根を竹ざおに掛けて干すのですが、水分が多いのでとっても重く、ひとりではとてもできません。
今この切干大根を作っているのはたった一軒なんだそうで、ご主人と奥さんお2人で作っているだけ。
そうそう、大根ももちろん、ご自分達で、この切干大根を作るためにわざわざ大きく育つ品種を育てているんです。

う~ん、この手間隙の掛け方を見たら、あのお値段も仕方ありませんわ。
干したりするのに二人は最低人出がいりますから、どちらかが病気になっても、もう作られなくなってしまいそうですね。
これはぜひ、今のうちに一度食べておかないと!と強く思ってしまいました。

ネットで検索したんですけど、どうしてもこの長い切干大根のことは出てきません。
もし後日手に入れたら、ぜひ画像を載せたいと思っているんですけど・・・

「ピ?ビ?」そして「パ?バ?」

2006-02-16 06:26:57 | 食べものいろいろ
どよ~んと曇っています。まだ今のところは暖かいですね。
昨日は本当に気温が上がって、外出中屋外の日当たりのよいところをコートを脱いで歩いてもぜ~んぜん寒くないの。
私半袖のセーターだったんだけど・・・

そう、そんなふうにコートを脱いで歩いていました、昨日の作品展を観終わってからのこと。
時間はちょうどお昼時。どこかでお昼しなくちゃね。
友人はあとで栄でお買い物の予定だったので、移動してから・・・なんて考えていてふと思い出しました。
HEICOが専門学校に通っているときにお気に入りだったピビンパ屋さんのことを。
「おいしいから、ママも一度食べてみれば?」と唆されて、一度行ったことがあるのです。
「食」(くう)というそのお店は、ギャラリーから歩いても10分かかるかな?という程度の場所。
友人に話すと、彼女もピビンパを食べたことがない、というので、即決定~!

ここで字をよく見てみましょう。
私ず~っと「ビビンバ」だと思っていたし、そういう表記が多いのも事実。
けれど、このお店は「ピビンパ」なんです。どちらが正しいのかしら?
HEICOが以前このお店で聞いたときは、「ピビンパ」が本当だって。そりゃそう言うわよね。
ここでは「ピ」「パ」でいかせていただきます。

私ね、実はピビンパ、食わず嫌いだったんです。
味がどうこうじゃないの。あの食べ方が嫌だったんですよ。思いっきりぐっちゃぐちゃにかき混ぜて食べるでしょ?美的じゃないもの~!
私は上に盛られているものを崩さないようにいただくのが好みなんです。

でも、HEICOに連れられて初めて食べてみて、おこげご飯やいろいろ具やたれなどが渾然一体になった感じがおいしくって!
お店はカウンターだけ、12席ほどの小さなもの。
お昼時はすぐ満員になっちゃいます。私たちは12時すこ~し前だったのでよかったですけどね。
いろいろなピビンパがありますが、私は牛カルビ、友人は海鮮ピビンパを注文。
とっても「まいう~」でございました、はい!
海鮮は、生で乗っていたエビやホタテなど、かき混ぜているうちに火が通るんですね。さすが石焼!
あっちっちの上にコチュジャンもプラスしたのでホットなことこの上なしでした。
猫舌の友人はかなり時間がかかりましたね。

ぺろりと平らげて、栄に移動した私たち。
う~ん、やっぱりちょっとお茶もしたいわよね・・・

そこで、以前バイトで仲良くなった友人に連れられて行った喫茶店へ行くことにしました。
「ペギー珈琲店」というその喫茶店、ビルの一階にあって、栄の中心から少しずれるため、若者はほとんどいません。
どちらかというと男性ビジネスマンが多いかな?
ちょっと「大人の雰囲気」漂うお店です。
BGMがジャズなのも私好みなのよね。
もちろん、コーヒーもおいしいです。
最近カフェ流行りで、この栄にはいったい何軒のカフェがあることやら・・・と思います。ちょっと増えすぎ。
ひとりでちょっと休憩したいときには、確かに入りやすいですけど、落ち着くところは少ないような気がします。
ペギーみたいに、ちょっと落ち着けるお店が「大人」には好ましいな。