穏やかな日中だったのに、昨夜はまた雨がぱらつきました。今は曇っているみたいです。
そんな穏やかな天気の昨日、友人と出かけてきました。
パスタランチもおいしかったし、その後も大須の街をぶらついて久しぶりにおしゃべりを楽しんできましたが、思わぬ「拾い物」だったのが最初に出かけた名古屋ボストン美術館。
現在は「花鳥画の煌き―東洋の精華」をメインで開催していますが、オープンギャラリーで公開中のシリーズ「アメリカ近代写真のパイオニア」が、観る前の予想以上によかった。
モノクロで撮影された自然風景が多いのですが、色彩を排除したそれらの作品は、自然の創り出した造形美をよりよく表しています。
この名古屋ボストン美術館、存続が危ぶまれています。
当初の予想ほど集客がなく、当然入場料収入が少ない。
補助金を出す名古屋市も財政難。
私に言わせると、場所がイマイチだったような気がします。
交通の便はとてもよい場所なのに、入場者が少ない、というのは、企画が魅力的でないということもあるでしょうけれど、近くに他に文化的施設がほとんどない、ということが大きいように思えるのです。
どちらかというと、歓楽街のような土地柄なんですよね、周辺は。
ゴッホ展などの混雑ぶりを見ると、名古屋人がそれほど美術に無関心だとも思えませんけれど、せっかく出来た美術館、閉館、なんて事態にならなければよいのですが・・・
