Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

コロナ禍でのお茶会

2021-03-22 05:46:18 | えとせとら

今日はこの後、義母を病院に連れて行く・・・というのは少々語弊がありまして、なぜならば実際に病院に連れてくるのは我々ではなく特養のスタッフ。

我々は病院内で付き添って、医師の説明を聞いたりするだけ。寝たきりになったので窓口負担もありません。

いずれにしても非常にありがたいことですが、胃ろうをしているので食後すぐに動かせないため、診察は早めの時間に予約したくても出来ないというジレンマは

あります。

私のバイトもどうしても1日お休みすることに。ひと月に2日ある有休のうち1日が潰れてしまいますが仕方ありません。

なのでこの休みを有効に使うしかない!ということで、まず銀行へ。窓口じゃないと仕事の口座はお金がおろせないんです。

そして診察が終わり次第、お彼岸の墓参りに行く予定。1日、あっという間に終わりそうです。

 

さて、一昨日相方は朝早くから出かけていました。

彼は長年茶道を学んでいるのですが、一昨日は久しぶりにお茶会のお手伝いがあったのです。

なにしろコロナ禍でお茶会は1年以上一度もありませんでした。その少し前に新調した袴も、師匠の初釜のときに一度着たきり。

やっと2度目のお目見えとなったそのお茶会は、県知事が席主のお茶会。そう、リコールされそうになったあの大村知事です。

県庁の裏にある知事公館で行われたわけですが、愛知県は昨日まで独自の厳重警戒宣言が出されていたので、ギリギリまでキャンセルになるか気をもんで

いましたが、決行されました。

ところが昨日のお昼のニュースを見ていたら、全国知事会議が行われたことが報じられて、あれ?ならば大村さんは欠席(と言ってもオンラインだけど)かと

思っていたら、ちゃんとスーツを着た知事の姿が放映されました。多分早めに発言させてもらったのでしょうね。

そうしてちゃんと知事としての務めも果たしてから、お茶会に臨まれたようです。

相方の話によると、使う道具など全て県内で作られたものだそうで、水も三河山間部の湧き水だったり、お抹茶は名産の西尾産だったり。

招かれる客はと言えば、県内各自治体の長や、県内の高校の茶道部に所属する生徒さんなんかもいたそうです。

 

さて、コロナ禍でのお茶会がどのように開かれたかと言うと、幸い雨も降らなかったので、日本庭園に面したところで立礼式の野点方式で行われ、マスクは

もちろん、お点前をする人も手にビニールの使い捨て手袋をして、お菓子は銘々皿に一人分ずつ盛られてお盆の上に置かれた上にラップもかけて。

お菓子や抹茶をお運びする人ももちろんマスクに手袋。黒文字は使い捨て、とここまで徹底すればまあ大丈夫なのではないでしょうか。

相方もお点前をさせていただいたそうですが、隣に片や知事、片や師匠という中で、しかも手につけたビニール手袋のせいでお点前がすごくやりにくかった!んだ

そうな。昨日の朝は体中が痛いと言っていましたが、緊張のせいでしょうね。

 

席主である知事のお役目は、主に言葉でのおもてなし。

ご自分で抹茶を点てるわけではないのだけれど、お客様(一度に20人ほど)に、感染対策は万全だということや、コロナ禍におけるイベントの在り方とか、

そういうことをお話ししていたそうで、正客と次客には知事が自ら抹茶茶碗を運んでいたとのこと。

そうそう、例のリコール問題など仲の悪さが取りざたされている名古屋市長の河村氏ではなく、副市長が来ていたそうです。

 

大村知事は三河の出身で、そちらでは絶大?な支持があるそうですが、ここ名古屋のある尾張ではそれほどでも・・・というのが私の印象で、可もなく不可もなく

と言ったところでしたけど、相方は今回のお茶会で少しは印象が変わったかもしれませんね。

それよりも相方が感心していたのは、今回のお茶会の準備にあたったイベント会社のこと。

実に多くのスタッフが立ち働いているのだなということをしきりに話していました。これももちろん入札で業者が決められています。

お茶会の最後にはそのスタッフの皆さんにもお茶が振舞われたそうですよ。

 

今日の墓参は風が強くて寒そう。またろうそくや線香に火が点けられないんだろうな。