Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

停電の犯人

2020-11-22 09:28:28 | 暮らしのあれこれ

昨日の記事の最後のほうに書いた突然の停電話ですが、事の次第を振り返ってみたいと思います。

 

一昨日の晩、相方とふたり、寝るために母屋から寝室のある離れ・・・と書くたびに感じる違和感。それは「母屋」とか「離れ」という言葉の持つイメージと

実際があまりにかけ離れているから・・・ということはさておいて、離れに移って、私は就寝前の歯磨きをしていました。母屋の施錠や鳩小屋の確認という

毎晩のルーティンワークを済ませた相方が一足先に寝室に入って少しした途端

 

突然の闇。

 

え?何??何が起きた???

と、あまりに突然の出来事にふたりして大いにうろたえましたが、ひとりじゃないということもあって少しは冷静さも持ち合わせていたので、とにかく懐中電灯をと

暗がりの中でなんとか探して点灯。懐中電灯を探しつつ辺りの様子を見ると、う~ん、停電しているのは我が家のみ。

そして母屋のほうをみると、ドアのガラス越しに玄関の灯りが点いているのが見えたので、停電しているのは家の一部分だけと判断出来ました。

まずはブレーカーの確認をしなくては、と母屋の玄関へ行くため中に入ると、玄関だけではなく台所の炊飯器の灯りやこのパソコンのある部屋にあるテレビの

デジタル時計も電気が通っている様子。逆に居間などはテレビのデジタル時計の表示や蛍光灯の豆電球など消えてしまっています。

ブレーカーは玄関の中にあるので灯りを点けると、アンペアブレーカーがひとつ切れた状態になっていました。

 

それまでの間にも、そんなに電気を消費しているような状態でないのに停電した理由を考えていましたが、使いすぎが原因でなければどこかで何らかの不具合が

生じている可能性が高いのかな、などと不安が高まります。

おまけに再び切れたブレーカーを入れようとしてもダメで、すぐ切れてしまう状態。

スマホで調べてもなかなか思うような結果が得られず、とにかくブレーカーが切れているだけだし、漏電ブレーカーは落ちていないの、その晩はそのまま

寝ることにしました。

ただ夜間頻尿な私たち。真っ暗な中でトイレに行くのも何なので、部屋のドアノブに懐中電灯をぶら下げて休みました。引っ張るとランタンにもなる懐中電灯で

ひっかける金具もついていますが、普段はその金具に紐をつけてあって洗濯機の側にぶら下げているんです。うちの洗濯機は屋外設置で照明もないので、

夜や冬場の早朝などにはその懐中電灯が欠かせませんが、こういうときにも役立つものですね。

 

夜中にいろいろ考えてしまって寝不足ながら朝になりました。と言っても私が起きるころはまだ真っ暗。

いつものように洗濯機のプラグをコンセントに差し込んで、恐る恐るスイッチを入れると・・・・・・あかん、反応なしだ。

これはコインランドリーのお世話になるしかないかなぁ・・・そういえば、昨夜お風呂の換気扇も止まっていたから、お風呂もダメだよね・・・

幸い台所は電気が通っていたので、朝食や相方の弁当作りなど、洗濯以外のことを済ませることは出来ました。

とにかく電力会社に一度電話で問い合わせてみようと相方と話し合った上で、仕事に出る前にもう一度ブレーカーを入れてみることを提案。恐る恐る(もう何を

するのも及び腰)相方がブレーカーを入れてみると

 

入りました!

 

前の晩全く入らなかった、相方が言うには押し戻されるような感じだったブレーカー、難なく入ったのでした。でもなぜ?ま、いいや。とにかく家で洗濯は

出来そうだとちょっと一安心。

 

その後電力会社に電話して事情を話すと、配線か電気器具に何らかの不具合がある可能性が高いので、早めに電気工事会社に見てもらってください、とのこと。

どこか近くの会社を紹介してもらえないかと尋ねると、斡旋になってしまうのでNOということ。タウンページや検索で探してくださいと言われてしまいました。

う~ん、もし悪徳業者だったら、嫌だから訊いたのにな・・・・・・仕方なく、いつもの町の電気屋さんに電話することにしました。

そのご主人、数か月前に洗濯機の中ふたが取れてしまったときに電話をしたら、奥さんが出て、ご主人が検査入院していると話していました。

その後銀行へ行く途中でお店の様子を遠くから見ると、普段なら開いている日なのに、シャッターが下りたままになっている状態がしばらく続いて、これは

ご主人の容態があまりよくないんだなと思っていたので、正直電話しても出るかどうかかなり心配だったんです。

恐る恐る(何度目?)電話をかけてみると、割と早く電話にご主人が出ました。でも声に力がなく、いかにも病み上がりな感じ。

でもここにすがるしかないので、事情を話して電気工事会社を紹介してもらうようにお願いしました。なんだか申し訳なかったな。

 

その後連絡を待つこと数時間。お昼を過ぎて、前の晩の睡眠不足もあり午後の睡魔に負けて15分だけ、とタイマーをセットして横になって数分。インターフォンが

鳴りました。あっ、もしかしてもしかする!?

まさしく電気工事会社の男性がふたり来ていました。電話してから来ると思っていたのに、不意打ちを食らいましたね。

電気屋さんから連絡をもらってついでに立ち寄った、ということで下見だけ10分ほどして、また出直しますと立ち去りました。

一応電気は問題なく通っているけど、原因がわからないままが続くのか・・・折しも連休だし。いつになったら安心出来るんだろう・・・・・・

しばらくは用心深く過ごすしかない、と帰宅した相方に経過を話して、また夜がやってきて寝る時間に。

前日は就寝前の読書も出来なかったな~、などと思いつつ先に布団に入って本を開いていました。相方が後から部屋に入ってきていつものようにスマホの

充電をするために延長コードのプラグを刺そうとしたとき、一瞬電気がパッと消えて、またすぐ点きました。二人して同じように「あっ!」と声を上げましたが

私がまた電気が消えたことに驚いたのと違って、相方の声の原因は火花が出たこと、だったんです。

そしてよくよく延長コードのプラグを見ると

              

これか!

見えますかねぇ。電線むき出しになっちゃってました。

どうやら前の晩は知らずにぐっと差し込んだためにブレーカーが切れたのでした。そしてそのプラグを差し込んだままにしておいたがために、いつまでも

ブレーカーが入らなかった、ということのようです。

最初相方は蛍光灯のスイッチを入れたら切れた、と話していたのでそうだと思い込み、このプラグのことは全く知りませんでした。刺さったままだったことにも

暗くて気づかぬまま。

 

電気工事の人に、何て話せばいいのかなぁ・・・・・・てか、直接連絡しようにも名刺ひとつ置いていかなかったし。

電気屋さんに電話するのもなんだか申し訳ない気もしますしね。

そういえば電気工事の人が、電気屋さんが店を閉めると話していました。やっぱりご病気がよくなく奥さんも具合が悪いらしいとのこと。

今年の初夏から夏場、ウインドウクーラーとエアコンを電気屋さんから買ったのが最後になってしまうんだな、と思うととても残念。不具合が起きると

すぐに来てもらえるところがとてもありがたかったので、なくなるのはとても痛い。そうした町の電気屋さんってどんどん減っているじゃないですか。

まだいくつかは家の近くに残ってはいますけど、どこも経営者はあまり若くありません。買うのは量販店、修理はメーカーに依頼、ってことになってしまうのかな。


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