「ひとりでいるときは何をしている?」
上海ではテレビの芸能番組が楽しい。
伝統芸能のチャンネルもあるし、
「スター誕生」のような番組でも、
すごい才能の人たちが競うので見ごたえ・聴きごたえがある。
でも日曜日には 上海博物館 に出かけた。
外観は別として、中の造りは明るく落ち着く。
もう4-5回めだけれど、
「よいもの」にじかに触れる楽しさがある。
1万2千年以上前の土器破片の模様や、
数千年前の陶器(無傷)表面の滑らかさにも
惹きつけられる。
「ゆっくり見ている時間はないからね!」
静かな展示室に大きな声の日本語が響いた。
7-8人の日本人グループだったが、
行儀が悪い人は、どこにもいるものだ。
せっかくきて「よいもの」をしっかり見ていかないなんてもったいない。
技術の高さ・素材の良さを判断できないまま、
土産店で玉の工芸品などを見て、
「これは博物館にあったな!」
と高い値段で安物買いをしてしまいかねない…。
土曜日には近所を散歩して、科学会堂に展示館を見つけた。
小さな展示館だが、思いがけないことに、そしてうれしいことに、
見たかった上海万博「清明上河図」と同じ技術を用いたものが…。
上海科技発展展示館のサイトhttp://www.sest.org.cn/
で「漫遊上海科技発展展示館」をクリックすると、
出てくる館内の案内図で中央の部屋の水色部分です。
(盧湾区)南昌路57号 电话:53822040
「新天地」にも近く、大きな復興公園もあるこのエリアは、
歩くことが好きな人にはいいかもしれない。
この展示館も無料だったが、上海博物館も無料だ。
そのまま、日本の真似をせずに無料を続けてほしいもの。
上海博物館には広いTeaRoomもあるが、
コーヒーや茶など500円弱で、
ケーキが300円くらいと高いから、利用客は少ない!
しかし、方法はあるもの。
水(ペットボトル)40円也を買えば、堂々とゆっくり休める。
土日の出費 地下鉄1区間往復 約90円
外食:「東方既白」(ケンタッキー系のファストフード店)で 約350円
「呉越人家」(麺類が多い)で 約500円
博物館TeaRoomで 水 約40円
肉饅・野菜饅など10個(保存用も) 約140円
朝市(非公開)でミカン3個とトマト4個 約70円
ほかに
湯沸かしPOT(SANYO制) 約1800円
書籍4冊 約1000円