『東アジアのアイデンティティ』で日本人の特長に「きわめる」ことがあった。
英語にも中国語にも一語で相当するものが見つからない。
日本人がものづくりに勝れているというのは、この「きわめる」くせかもしれない。
一芸をきわめる、とか、奥義をきわめるなど、とことん追求してなお満足しないくせ。
「一番でないとだめなのですか」と仕分け論議の際の発言があったが、
それは「競う」発想だ。
日本一とか、世界一というのが問題ではない。
いつのまにか数字データにとらわれて「きわめる」姿勢を失っているのではないか。
英語にも中国語にも一語で相当するものが見つからない。
日本人がものづくりに勝れているというのは、この「きわめる」くせかもしれない。
一芸をきわめる、とか、奥義をきわめるなど、とことん追求してなお満足しないくせ。
「一番でないとだめなのですか」と仕分け論議の際の発言があったが、
それは「競う」発想だ。
日本一とか、世界一というのが問題ではない。
いつのまにか数字データにとらわれて「きわめる」姿勢を失っているのではないか。