ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

洗脳まがい

2016-01-18 17:40:54 | 世の中
 「防災無線から流れる町歌が、夕方の雰囲気の中では弔歌に聞こえてしまう、
  夕暮れのイメージがついてしまってはせっかくの町歌がかわいそうだ」
と役場に投書したところ、丁寧にも返事が来た。
しかし返事の内容は、このように怖かった。
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町歌については、「郷土愛をさらに深め、皆さんに様々な場面で活用していただくこと」を目的に、色々なバリエーションで製作しました。その普及の一環として、多くの町民の方に聴いていただける、夕方5時の放送に替えて合唱による町歌を放送することとしました。
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 音楽には良し悪しはないと思うけれど、好き好きはある。
 また、時や場にふさわしいかどうかもあると思う。

 「さまざまなご意見」があったそうだが、
町歌にしたのは「普及のため」という。
聴いていくにつれて、違和感なく親しんでいただける」という考えは、
「洗脳」とかわりないではないか。

「親しむ」ことを防災無線の力で強制していると思うと、
ますます町歌に違和感をもちはじめ、
稚拙なメロディ・歌詞という印象が強くなってきらいになっている。

ちなみに「毎日定時に行う放送を、動作確認放送といいます
という文言もあって、「え?町が町民の動作を確認するの?」
とぞっとしたけれど、これは私の誤解で、防災無線の動作を確認する放送ということだった。
目的外の使用なので、その言い訳らしい。

この動作確認放送=時報に使われている音楽にはいろいろあって、
松田聖子の「SWEET MEMORIES」を使っているところもあるそうだ。
Wikipedia 市町村防災行政無線