離島にいながら大学レベルの講義を受けられる「島民大学講座」もう56回というすごい実績。
今回は東京女子大学名誉教授の柏木恵子先生による発達心理学の講義だった。
名誉教授の講義をまじかで聞けるなんて、本土にいたって稀有なこと。
・子育てストレスの内容は、子を育てる悩みより固有名詞を失う悩み
(「・・・ちゃんのお母さん」になっていること)
・子どもが育つ条件とは、家庭の父母が生き生きと<育っている>こと(生涯発達というそうです)。
・「過労死」がなんで英語karoshiになったか →労働時間を育児・家事・勤務の総計で見ると、日本より欧米の男性のほうがはるかに多い。日本男性の労働時間は、極端に勤務にかたよっていて、家事・育児の部分がなく、アンバランスな労働が overwork による死につながっているという分析。
・少子化時代の問題は子どもの数ではなく、人が長生きするようになったこと。
(人類が初めて経験する高齢化社会)
ほか、説得力のあるデータを示されながら、興味をかきたてられる講義でした。
思わず先生の本をネットで買って子どもに贈ってしまったのだけど・・・
今回は東京女子大学名誉教授の柏木恵子先生による発達心理学の講義だった。
名誉教授の講義をまじかで聞けるなんて、本土にいたって稀有なこと。
・子育てストレスの内容は、子を育てる悩みより固有名詞を失う悩み
(「・・・ちゃんのお母さん」になっていること)
・子どもが育つ条件とは、家庭の父母が生き生きと<育っている>こと(生涯発達というそうです)。
・「過労死」がなんで英語karoshiになったか →労働時間を育児・家事・勤務の総計で見ると、日本より欧米の男性のほうがはるかに多い。日本男性の労働時間は、極端に勤務にかたよっていて、家事・育児の部分がなく、アンバランスな労働が overwork による死につながっているという分析。
・少子化時代の問題は子どもの数ではなく、人が長生きするようになったこと。
(人類が初めて経験する高齢化社会)
ほか、説得力のあるデータを示されながら、興味をかきたてられる講義でした。
思わず先生の本をネットで買って子どもに贈ってしまったのだけど・・・
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