猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

疑惑

2007-01-19 18:07:36 | 
以前から、たらには「別宅」があるのではないかと感じていた。

例えば雨の日、何時間も帰って来なかったのに、さほど濡れずに帰ってくる。

舌なめずりをしながら帰ってくる。

家の餌を食べない。

怪しい。

普段たらは、2時間おきくらいに戻ってくるのだが

たまに昼から夜くらいまで帰らないときがある。

そういうときはひょっとしてよそに上がりこんでいるのではないだろうか。

テレビで飼い猫の追跡なんてことをやると、よその家で別の名前で可愛がられていたりするし。

しかし確たる証拠がないのと、たらの性格からいってよその人になつくとは考えがたい。

考えすぎだろうか、と思っていた矢先。

昼に出かけたまま夜になっても戻らず

21時を回った時点で不安はピークに達し、何度も表へ出て名前を呼んだりしたが

一向に帰ってくる気配はなかった。

気を揉んでいると30分くらい経ってにゃーにゃー大鳴きしながら帰ってきた。

もー、どこ行ってたのー、心配してたんだからー。

頭を撫でると、暖かい。

耳を触ると暖かい。

極めつけ、足の裏も暖かい。

変じゃないか。

こんなに長い時間、外にいたのなら身体は冷え切っているはず。

現に、いつもは冷えている。

それが体のどこもかしこも温かいのだ。

その上、ほんのり化粧品の匂いがする。

頭をくんくんすると、かすかにポマードのような匂いとタバコの混ざった匂い。

一体どこでこんな匂いを付けてきたんだ。

ここへきて一気にまた、「別宅疑惑」が大きくなったのだが

一つ言えるのは非常に近いところということだ。

でなければ家に戻ってくるまでに足の裏が冷たくなるはずだもの。

可愛がられているのなら、どこの誰でもいいけれど。

お願いだからたらを大事にしてね。

遅くならないうちに返してね。

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