負けるが勝ち

　「若貴兄弟の確執」と、テレビが面白がってターゲットにしている。確執とは、「自説を強硬に主張して譲らないこと」である。貴乃花がインタビューに答えてあれこれと話している。しかし、お兄ちゃんの方は、なにも言っていない。
　最初の（２度あったから）お葬式の時、貴乃花を見てびっくりした。現役時代の貴乃花とは人相が変わっていた。肌も荒れて、綺麗な横綱の面影はない。子供の頃から貴乃花にとって、兄は他人が言うような「お兄ちゃん」ではなく、ライバルだったのだろう。亡くなった親方は、子供の育て方を誤ったようだ。
　「若貴兄弟の確執」と言われているが、確執を持っているのは弟の方だと思う。
「マサル氏もきちんと答弁すればいい」
　と弟は言っていたけど、ちょっと待って！　
　若さまが同じようにテレビに出て来て「そうじゃない」「それはこうこうだ」と言ったりしたら、兄弟共に世間の笑いものになる。　私も時々姉と仲たがいすることがある。姉は些細なことに拘る性質で、よく解かっているけど私は謝るのがきらいだ。しかし、妹や弟は１歩下がっていたほうがいい。
　自分の力量を知ってあっさり角界から身を引いたオニイチャン、ガンバッテ！


　

大人になったなーと思う瞬間は？（6月3日）

パチンコ屋へ入って玉を買って、「もしもし」と言われなかった時でしょうか。
でも２８年前ハワイでバスに乗った時、小人料金１５セント（大人は２５セント）出しても「もしもし」と言われませんでした。