今夜は十五夜です。十九日なのに、十五夜です。
きれいな中秋の名月です。清少納言のつもりになって、空を見ています。
でも、お月さんのそばにアンテナが立っています。
「緑のすだれ」にした西洋朝顔が、庭から這い登ってベランダの手すりにまだ元気よく茂っています。
毎年、六月から十二月までよく咲きましたのに、今年は暑過ぎてほとんど咲きませんでした。「でした」と言いましたが、この葉の状態では、まだこれからどんどん咲くようにも思えます。葉っぱは縦10センチから18センチ、花は盛りのときで直径20センチぐらいあります。雪が降るころには、直径5センチぐらいの杯型になってしまいます。大きい時は青で、小さくなると濃い紅色です。
昨年は、朝顔自身の重みで紐が切れて、バサリッと下へ落ちましたが、今年は丈夫な麻紐にしましたので、3日前の嵐のも耐えました。
お月さんはいま、東の空にいます。
葉っぱだけの朝顔は、南側です。
アリも見えて、お月さんも見えて、ありがとう。