Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

光陽会「第55回光陽展・広島展」(その-2);「広島展最終日のこと」(1/2)

2007-06-04 11:45:15 | 怒素人的美術蘊蓄録
<添付画像>:広島県立美術館
撮影月日:平成19年6月3日(午後4時15分頃)
撮影場所:広島県立美術館交差点付近
天 候:梅雨入り前・やや曇天


 自分自身で約束した通り、第55回記念「光陽展」広島展会場に出向いたのは、昨日午後4時過ぎであった。

 閉館時間は午後5時であるから、出展作品鑑賞についやせる時間は30分程度か。 十分ではないけれど、既に6月1日の午前中に約1時間半かけて見学しているから、昨日は「気になる作品」の再チェックに出向いた次第です。

 加えて、悠々さんからご紹介いただいていた「KMさん」に是非お会いしたく、何が何でも県立美術館に馳せ参じなければならない「自分自身の大きな目的」なるもの持って美術館に出向いたのです。

 少し、失敗した・・・

 もう1時間早く、現場に到着すべきであった・・・

 なぜならば、ご紹介頂いていた「KMさん」なる人物、事前の想像をはるかに超越した「すてきな女性」であり、もっと時間を掛けてお話をお聞きしなければならなかったと今になって反省している、、、。

 最初は受付前のロビーソファーにて談話開始。引き続き「KMさんご出展作品」のことをお伺いし始めたところ、会場の中に移動しつつ彼女作品の前に立ち、ご自身にて今回作品をご紹介頂く。 KMさん出展作品を前にして、ご本人様から直接に「創作意図」を拝聴した・・・

 我輩感動し、感激しつつKM氏の絵画創作にあたるアイデンティティーを拝聴、密かに感動する!・・・

 そんな時、KM氏作品を前にして、突然に思い浮かんだ、、、。

 それは、昨年出展されていた「KM作品」の事、、、。

 昨年作品の展示されていた位置場所、ことごとく我が脳裡に浮かび上がったのです。

 同じ画家の作風は不動にして変わらず。 異なる作品に於いても、その作者の特定可能となるから不思議、すなわち、同一人物によって創作された作品を通して、その人物独自のアイデンティティーは満ち溢れオーラを発散させており、昨年作品と今年の作品は異なるものなれど、なぜか同じ作者の作品だという事、推定できるからおもしろく且つ不思議である・・・

 そして、KMさんの昨年作品は、気になって仕方のない作品なれど、どうしても我が自己流論評を書き下ろせず、記事にしなかった経緯あり、、、。 しかし今年は、必ずやKMさん作品のご紹介を致したく、合わせて「昨年作品の画像」も掲載し、感想雑感に及びたい・・・

 いやぁ~・・・

 何と申しましょうか、同じ「光陽会」メンバーさんによる美術展を、2年に跨り鑑賞するは、言葉で表現し尽せぬ「醍醐味」在るを、初めて痛感した次第でして、こうなったら何が何でも気合を入れて展覧会鑑賞(干渉か?)雑感なるもの、昨年にもまして連載してみたい・・・

 そう、当記事添付画像は「広島県立美術館」・・・

 これ、昨年も、ほぼ同じ季節且つ同じ位置にて撮影しているけれど、天候・時間・わずかな撮影地点の誤差により、まったく異なる「雰囲気」をかもし出しているから面白い、、、。
 
 〆て、
 本日、読者諸兄姉に於かれましては是非、昨年記事「広島県立美術館」の画像(こちらから入れます・・・)をお開き頂き、これまた比較していただきたい・・・


 <・続く・・>

         (続編投稿済み、こちらから入れます・・



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2 Comments

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KMさんの作品 (悠々)
2007-06-04 23:41:53
KM三はこの所広島の原爆から生き残って立ち上がったプラタナスをさり気なく取り入れたものを描いています。ドームだの溶けたガラス瓶だの、生々しい傷跡を直接取り上げていないのは流石です。
今年のも良い作品でしたね!
バロンさんの眼力に敬意を表します。
是非作品評を読みたいものです。期待していますよ。
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>悠々さん・・ (エセ男爵)
2007-06-16 10:33:47
コメントありがとうございます。
ご返事遅くなってたいへん恐縮です。
昨年資料を何処に仕舞い込んだか判らなくなって必死に捜索したいたら、今日になってようやく見つかりました。
Kさん作品の作画意図、ようやく理解できました。
昨年分もひっくるめて、感想文書いてみます・・・ 
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