お待たせしました、、、。
今夜はちょいと一杯、引っ掛けましょう!
アストリアのバーカウンターでお待ちしていますよ
ブダペスト在住の初期おおよそ3ヶ月間、ホテルアストリアを定宿にしていた時期がある。
「ホテルアストリア」へのご案内はこちら!
一階、いや地階?(ヨーロッパではG=Ground Floorとなる)こじんまりとしたホテル受付を左に見過ごし奥まで入る。椅子やマホガニーのテーブルがシックに配置され、時間経過を感じさせる時代物の家具調度品がしつらえてある。
突き当たり手前を右に回り込めば、このバーカウンターになる。
撮影した後方がカフェバーになり、撮影方向つまり左斜め前方にかなりゆったりとしたレストランが拡がる。
このバーカウンター・・・
どこか時代錯誤的なカウンター全体の重厚な造作は、存分に19世紀の雰囲気を醸し出している。滞在当初は非常に違和感があったが、しばらくすると慣れた。ヨーロッパに住んでいる以上、やはり薫り高き歴史が育んだ文化の真っ只中に素直に飛び込み、そして馴染んでしまえば良いのではないか。
そう、今宵は読者の皆様とこのカウンターバーに集合し、まずは食前酒を一杯やりましょう。
地ビール、よし。
ドイツビール、よし。
パーリンコ、よし。
ウニコム、よし。
ウオッカ、よし。
ドライマティーニ、よし。
ワインは、ディナータイムに料理と一緒に飲もう、、、。
いやいや、もう何でも、よし、、、。
そして、
頃合をみて、奥のレストランに移動しましょう。
オウ!
これは、弦楽5重奏団か?ティンバロンもあるか?
生バンド演奏が聞こえてくるではないか!
ヴァイオリンの弦をおもいっきり震わせ(邪道?)つつ、哀調の漂い方著し~い。漂わせ方のテクニック、これでもか~と、弦を震わせるから「荒城の月」の演奏にぴったり来るのだ。勝手ながらに命名してヨーロッパの演歌、すなわち「ジプシー・ミュージックの生演奏」に耳を傾けながら、ゆっくりとハンガリー料理を楽しもうではありませんか。
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<ささやかに、写真の説明?>
撮影場所:
Restaurant & Bar in Hotel Astoria
築後、すでに百七~八十年経過しているブダペスト市街の中心に位置する古い建物は、特にこのレストランバーの設(しつら)えに19世紀の格調を保っている。
撮影雑記:
昼間の撮影であるが、やはり光量がたりないので、増感現像した。したがって画像が荒くなった。撮影意図は、主として天井のシャンデリアを撮りたかった。28mmあるいはそれ以上の広角レンズで撮影したかったが、たしか手持ちのレンズは35mmであった。この仰角で、カウンター下の脚長椅子を入れて撮りたかった。が、すでに十分手遅れである。
増感した結果、シャンデリアを取り巻く天井の飾り付けから異様なほどの煌びやかな反射光線が発せられたのには驚いた。これ金箔。金箔以外このような絢爛な反射光は発せられないであろう。
稀なる「この光」だけでも、我輩、満足している。
おもっきり お洒落して参ります。
ここを3ヶ月,定宿にされてたなんて ニクイですね~! ハンガリー料理って 見たことありません。どんなモノが 代表的なんでしょう?
一人でもよし、いや二人でやりたいですねー。
このホテルが建てられた時分は、おそらく上流社会の人間ばかりが出入りしていたはず、、、。
今は4星ホテルでヨーロッパからの外国人滞在者が多く利用しているホテル。カフェバーは、常連である地元の連中がよく来ています。レストランは、旅行客が利用し始めればおのずとカジュアルな雰囲気になってしまう。
滞在3ヶ月といっても、ホテルのロカールームに荷物を放り投げ、ここを基地にして行ったり来たり出たり入ったりの滞在でしたから、実質1ヶ月半の滞在でした。好きな部屋がありましたから、2箇所くらい、部屋を指定して逗留していました。それはそれは広いバスタブ、高い天井。時代物の板張りの床にカーペットが敷かれている。問題は、ランプが暗いので近所の電気屋さんで好みのランプを買って、夜の事務作業と読書に使う。
部屋に入れば落ち着ける、外出にはアクセスが良く、コシューラヨシュ大通りのど真ん中、地下鉄アストリア駅の入り口まで、徒歩わずか15秒。
19世紀に立てられた建造物が馬車しか走らない時代の利便性をクリアーしたのみですから、当然ながら大型バスが横付けできるスペースはなくロビーは狭く、したがって日本人団体観光客には不向きでしたが、我輩にとってはすこぶる快適でした。
その後は街中のフラットに「下宿」しました。
さて料理?
その実、ハンガリー料理はよくわかりません。
まず覚えたことは「グヤーシュスープ」です。
牛肉をベースに玉葱・人参・ジャガイモ・パプリカ・ハーブなどをおおまかに切り刻み、煮込む料理。日本流のカレーライスの具とほぼ同じ。これ、カレー風味でなくてパプリカ風味にして牛肉と赤ワインのソースを使っている。さりとてハヤシライスのスープでもなくビーフシチューでもない。
カレー風味を除いた、上記全ての「あいのこ」の味、といったあたりでしょう。ロシアにいけば、ボルシチになるのか。
こんな「牛肉風味のごった煮」が押しなべてパプリカ仕立てになっている、それぞれの家庭にそれぞれの味付けがある「家庭料理」なのです。これが代表的ハンガリー料理といっても差し支えないと思います。
もちろん、レストランでも注文できます。
さて、後は何があるか?
たっぷりとサワークリームを使って食べる温製はもちろん冷製家禽料理か?
つまり野鳥料理が存分に楽しめました。
これは贅沢ですよ。
鶏肉はもちろん、鴨肉、七面鳥、はと肉、などなど、各種鶏肉は存分に楽しめました。もちろん豚肉もありましたが、調理方法が単純(岩塩とパプリカのみ)ですから、中華料理の味付けにはかないません。
以上、すべてオーブンに放り込み、適当な時間が経過すれば取り出し食す。と、単純です。
さらに異なる調理法?
オーストリア料理(これもよく解りませんが)と、よく似ているという印象があります。
仔牛肉を薄くスライスしたものを何枚も重ね、それをチーズでラップする、パン粉をつけて揚げる。ウインナー風調理、我輩の好きな一品。
家庭のパーティー料理なども食しましたが、味付けは単調。
ハンガリー人が好んで食べる地元料理もありますが、鳥の内臓をふんだんに使った赤ワイン煮込み料理などの紹介、我が気が向けばあらためてblog上でご紹介します。
おしゃべりすれば、そして書けば、もうきりがないぞ~
止めてくれ・・・
わかりました。
また書きます。
ここは、バーコーナーですから「金襴緞子」的ですが、据わるテーブルの位置によれば、すこぶる落ち着ける位置があるのです。
一人でもよし・・・
二人でもよし・・・
文句なし、とにかく「いいカフェバー」です。
ホテルの階段をイブニングの貴婦人の手を取り、正装した
でかい紳士が降りてきました。まるで映画の世界でした、
あまりにも、別世界の光景を見て圧倒されました。このショックはいまだに目に焼きついてます。
これに日本人として対抗する術は?。
やはり着物か?。可愛い女性は対抗できるかも。
男性はどうする?バロン男爵。山椒は小粒でピリッと辛い、は日本のお祭り文化で対抗か?。何しろ奴らはデッカイからね。参った。
胃袋じゃなく旅の好奇心の飢えに響きます。
悔しいので今夜は外灘に繰り出します!!
と来ると、やはり「エリザベート」か、、、
ハプスブルグ家の基本知識なくしてハンガリーにいってましたから、大失敗。今頃になって紐解いています。
向こうに滞在中、それなりに仕事人間だったんだよな~
いや、何かと見落とし遣り残しが多く、今からでも遅くないと思いつつ、あらためてハプスブルグ家の歴史勉強しています。
ところでtrierさん、、、
上海の仕事、たいへんでしょうが今の間にしっかりと「好奇心ハングリー」になっておかれたほうが、後からの楽しみが多いとおもいますよ。
また、パーティー慣れしてますからね。
我輩?
けっして連中には負けませんよ。
しかし、
人間、外見で比較したり対応してはいけないし、デカイ白人にはやはりかないません。
特にアングロサクソン系は、最初から劣等感にさいなまれ、苦手です。結構、生意気ですぞ。
それ以外は、我輩、けっしてひるみません。
ハンガリーでは、特に問題なし、日本人は尊敬されてます・・・
女性?
男女区別抜きで考えて正式な場で、それなりの立ち居振る舞いが出来る人、めったにいません。
要は、慣れ!「なれ」でしょう。
「慣れ」の一言!
「場数」踏んで慣れなければどうしようもない。
最近、そんな場所に出て行くに「お任せ」できる日本人が増えてきましたか?増えてきてほしいものですが、如何か?
さて我輩はどうか?
とみに最近こうしてキーボードにかじり付いており、このありさまでは今まで培ってきた「場慣れ」が衰えてしまいそうで、不安になります。
ま、ここまでくれば、もう大丈夫ですが・・・