1992 10 6 BEAT Ver-C

新車より所有している Ver-C オーナー。

エンジンオイルのなんちゃって考察♪

2013-05-31 00:00:01 | 覚書
my BEAT君 を所有して、エンジンをフルOHしてからのエンジンオイルの粘度使用について、所感などをまとめてみます。

高出力・高回転エンジンですから、硬い粘度より、柔らかい粘度を好むユーザーが多いでしょう!?

私も、エンジンオイルなんて、入ってれば充分という認識しかありませんでした。つまり、軽視していたということです。

白煙を吹き、一回の峠のドライブで、後ろが見えないくらい吹いて、1リッター以上のオイル消費をした経験をし、

エンジンをフルOHして初めて、エンジンオイルの重要性を改めて知ったという感じです。

一般的に、ビート君 に使用している粘度の多くは、5W-30 10W-30 5W-40 5W-50 10W-50 でしょう!?

ちなみに、純正指定粘度は、10W-30 です。

私自身、そのすべてを試しましたし、現在は、10W-40 がフィーリングを含めて、ベストとなっています。

ビートの発売前からのTodayが、未だに白煙一つ吹かずに、臭いも無く、快調に走っている個体を多く見ます。

ビートのエンジンも同じ形式なのに、なぜ白煙を吹く車両が多いのか!?

高回転まで回すから! 正解でしょう。 でも、それ以前の問題を克服できていなかったに他ならないからです。

Today のエンジンよりも、高回転化を達成するために、薄いピストンリングにしちゃったのが、大きな要因とされています。

元々、リング張力の持続性に問題が有りながらのエンジンだったこと。

クイックレスポンスゆえに、ただでさえ、ヘッドとカムシャフトの潤滑不足(油膜切れ)を起こさないため、油膜を厚く保つ粘度幅に

設定する必要があったこと。

ここで重要となるのが、W側の数字です。

たとえば、5W-30 や 5W-40 では、最高回転数を保った場合は、ほとんど問題はありませんが、一気に回転上昇を繰り返すときに、

油膜の厚みの確保が充分でないため、軽やかに回るエンジンだぁ~♪とオーナーが喜んでいる間に、ヘッドとカムシャフトの摩耗が加速中になります。

レースのように、他チーム同様、同じエンジンを使用し、ライバルよりも一歩前に出たいがため、添加剤や油膜強度を強くし、低粘度にして、

リスクを承知で使用する場合もあるようですが。。。

いかに、高性能な油膜強度の強いオイルだとしても、純正粘度を下回る場合は、常にリスクを念頭に置かなければならないはずです。

フローティング=粘度(純正指定粘度かそれ以上)です。

以上の私のなんちゃって考察により、10W-30 よりも高性能な 5W-30 や 5W-40 の粘度は、ビートの E07Aエンジンのベストな粘度幅とは言えない。

先のピストンリングを重要視すれば、圧縮漏れを起こしにくい良質なエンジンオイルを使用すべきと思ってます。 特に、過走行になればなるほどに。

my BEAT君 では、廉価なオイル 鉱物油の 10W-40 ですが、幸いなことに、青い煙は、高価・高品質なオイルと同粘度オイルと遜色ないので、

ホッとしています。 これが、粘度の意味です。

愛車のエンジンメカニズムの弱点を知り、純正指定粘度かそれ以上硬めの粘度幅を選ぶことがエンジンにはやさしいと思っています♪♪♪ (^^)v