エルサルバドルの旅は、用があったから行ったので、全然期待していなかったのだが、たった1時間でいけるし、アビアンカ航空の飛行機も悪くなかったので、楽しい旅だった。
エルサルバドルは、私たちが住んでいるベリーズとほぼ同じ大きさ(日本の四国と大体同じ大きさ)で、人口は、ベリーズの20倍。
エルサルバドルの首都サンサルバドルは、私たちが住んでるベリーズ・シティとは、規模が全然違った。
サンサルバドルの気候は、暑すぎずちょうど良かった。建物も車も多かった。一番驚いたのは、店屋が多いことだ。特に食べ物屋が多く、アメリカのファーストフードは、何でもあった。マクドナルド、サブウェイ、ケンタッキー、ピザハット、ドミノピザ、パパジョーンズ・・・そのほかにも、ファーストフードの店は、一杯だった。
US$がそのまま使えて、物価が比較的安いので、旅行で訪れると楽しいと思う。
ただ、治安が悪いらしく、「移動は、タクシーで!」と言われた。ビルのセキュリティーも、すごかった。
一階の受付でIDを預けて、そのビル用のIDをもらう。それがないと、最初の回転扉を入れないし、エレベーターもそれで、自分の用のある階にだけいけるようになっている。
パスポートを預けるわけには行かないので、他の写真入のIDをもっていったほうが良い。
道が、複雑で坂が多く渋滞が多そうだった。夫は、帰ってきて、「ベリーズのほうが、ストレスが少なくて良い」と言ってた。運転が好きなのに、渋滞が、とても嫌いな人なのです。
帰ってきてから、「ベリーズとエルサルバドルのこの差は、何なんだろうか?」と思った。
人口の差と言うのは、大きいと思う。
ベリーズには、アメリカ外食産業は、まったくない。禁止しているのだろうか?利益が出ないと見捨てられているのだろうか?観光地のサンペドロ、キーカーカーには、マクドナルドやサブウェイが、一つぐらいあっても不思議はないし・・・カリブの人は、フライドチキンが好きだから、ケンタッキーが、入っていてもいい。現に私が前にいた国では、ケンタッキーのチェーン店が何軒もあって、しかも流行っていた。
もし、ベリーズ政府が禁止しているなら、それは、ある意味たいしたものだ。この国には、ごくごく小規模の外食産業で食べている人が、たくさんいるから、アメリカの外食産業が入ってきたら、ひとたまりもないものね。
ベリーズのことをちょっと見直した旅でした。・・・同時にベリーズには、何もないと再認識した旅でした。