先週は、自らの研修や研修のアシスタントなどが続いて、移動時間も長かったりで、ちょっとお疲れモードでございました。
そんな週のとある1日、研修を終え、ヘトヘトになりながら、(株)リンクアンドモチベーションの
小笹芳央社長の講演に向かいました。
感想としては行って良かったの一言に尽きます。
ネット上で、
この講演の情報を探りあてた自分をまず褒めてあげたい・・・(涙)
アンタはエライ!
もともと、(株)リクルートで採用を取り仕切っていた頃から講演の機会も多かったでしょうし、その後の努力もあって、話が上手いのはさておき、めちゃくちゃユーモアがあって、話し手としては非常に魅力的でした。
この日の講演の内容は、小笹氏の自分のモチベーション管理に関する内容で、このようなテーマに関するオーダーは始めてとのこと。
ご自身の経歴の中で、乗り越えるべきターニングポイントでのモチベーションの維持・高め方についてお話くださいました。
交流分析やその他心理学を学んでから、この手のお話に出てくる内容については、はじめて聴くという内容は少なくなっては来た私ですが、しんどい時を乗り越えて来た自分と小笹氏の話す内容が結構リンクしていてました。
ふりかえれば、「あぁ、あれで良かったのかなあ」と思ったりしています。
読者の皆さんの中にも、今、現在、思うように前進できない状態が続いている方もいらっしゃるかと思うのですが、乗り越えるには「変えられるものにエネルギーを集中し、逃げずに向き合う」ことが大事であると、小笹社長の話の中でも触れられていました。
変えられるものは何か?
それは「自分・未来・思考・行動」
逆に変えられないものは何か?
それは「他人・過去・感情・生理反応」
負の感情にさいなまれるのは、人が誰かと関わって生きていく以上いたし方がないこと。とわかっていても、私たちは、長期間に及び、このウツウツとした状況に寄り添ってしまうことが往々にしてありませんか?
その時の小笹氏の乗り越え方としては、自分に対して
「ちょうど、良かった。これをきっかけに○○しよう」
と考えるとのこと。
これも、リフレーミングやなぁ・・・・
取り返しのつかない大失敗や危機に陥る前に、問題が起きてくれてよかったと考えること、そして今後に向けた問題解決にフォーカスしていくことこそが大事だということ。
私たちの成長は、一次関数的なグラフのようにはいかないものです。
常に、階段を上るように、歯を食いしばって粘り強く辛抱したフラットな時期を乗り越えて、伸びを体験し、
この伸びを経験することで、自信を持ち、自分の未来が信じられるのだという、小笹氏の言葉は、ふりかえれば私も強く実感することがあります。
そして、今の私にピンポイントで響いた言葉
「ダイナミックに変わるために、周りからの評価と積み上げてきたモノを手放す勇気」
年明けから、本当に大丈夫なのかなぁと思っていた私の仕事も、おかげさまで案外順調に仕事が入ってきているのですが、講師としてこれまでの分野と別の分野にもっと教育の分野を広げていく必要性を感じています。
それは、結構しんどかったりするのですが、独立して1年目には1年目の産みの苦しみがあると覚悟はあり、丁寧な仕事と研修のフィールドを広げる勇気を持ってして、今は、腹をくくる時なのだろうと思っています。
最近、多様な価値観を束ねて行く上で、報酬やポジションではなく、生身の人の働き甲斐にきちんとフォーカスしたマネジメントの重要性を、経営者としてきちんと説く40歳代の社長の話を身近に聴く機会が多いです。
私の仕事も、働く人の働き甲斐をサポートするものでありたいと思います。
さすがの小笹社長・・・きちんと着火してくださいました。
 | 「アイ・カンパニー」の時代―キャリアを鍛える。モチベーションを高める小笹 芳央,小畑 重和中央公論新社このアイテムの詳細を見る |
一日1度ありがとうございます。
↓
気が向いた時だけ書くBlogもよろしく⇒
「コチラ」