鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

芯の花

2024年07月14日 | 岩手県_県南地域
 品種によって違うようだが,あじさいのガクの中心にあるポッチは,花になる。
 
 
 ご承知のように,ガクアジサイタイプのあじさいは,花のように周囲を飾るのはガク(装飾花)であって,花ではない。
 
 
 中心部にある粒々が,真の花(しんのはな)になる。
 
 
 小さくて,可憐な,真の花。
 
 
 
 手毬のようなタイプのあじさいも,手毬を構成する花のようなものは,ガクで,真の花は,手毬の中にある。
 
 
 
 ちなみに,各地地方気象台が開花を判断するのは,ガクでなく,真の花の方。
 
 それは良いのだが,当初に書いたガクの中心に咲く花はなんなのだろう。
 
 下の写真では,真の花が上に見えているが,それとは別に,ガク(装飾花)の中心に,同じような花がある。
 
 
 ネットで調べた範囲内では,めしべやおしべがないものもある,ということ。
 
 とすると,これは,真の花でないこともあるから,真の花とは,呼べない。
 
 もしかして,ガクだけではなく,このちっぽけな花も含めて,装飾花,と呼ぶのだろうか?
 だったら,このちっぽけな花だけを,なんて呼べばいいのだろう?
 
 
 植物に関しては,無知なのだが,呼称さえ定かではない,てことは,この花って,一人前の花として扱われていないのだろうか。
 
 
 それでは可哀想なので,ここでは,仮に,「芯の花」と呼ぶことにする。

 詳しい人には,叱られるかもしれないけど。
 
 
 真の花と同様,芯の花の方も,ちっぽけで,可憐で,きれい。
 
 加えて,ガクの色とのコラボレーションも楽しめる。
 
 
 
 
 色の組み合わせを探すのも楽しい。
 
 
 ガクの盛期が過ぎ,茶色に色が変わってしまっても,芯の花がきれいに咲いているものも多いので,楽しめる期間が長くなる。
 
 
 
 
 特に,あじさいの後期には,芯の花に着目してのあじさい鑑賞も,それなりに良いと思う。
 
(2024/07/06-07 みちのくあじさい園,山神社)
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿