大立石を通り越し、更に、池に沿って奥へ進むと、其の辺りはやや小高い岡になって、「喬樹千章、蓊鬱枝を交え、四時日光を遮り、緑苔地を蔽て」と、詳誌にかき著されている、また、珍木「ちさの木」があるといわれている「花葉の森」が広がっています。
ここまではめったに人が訪れることはなく、「幽邃高遠にして、深山幽谷の趣」が味わえる、後楽園の雅趣を賞玩できる最も適した場所で、特別な隠れ名所になっていています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0e/aa63fe14500f8a5d7fc675988718c895.jpg)
更に進めば、小石を敷き詰めた徑(こみち)に出会え、その畔に小さな庵がひっそりと佇んでいます。それが茂松庵です。旧藩主の茶事を修めた場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/16/957c978bfbe3ded226ce9cf6b93cf4c2.jpg)
おひしける そのの木の間を 分けゆけば
深山にも入る 心地こそすれ
古田まき子の、まさに、この「花葉の森」そのままを詠んだ歌も残っています。
また、岡 直盧の茂松庵を詠んだ歌もあります。
しけりおふ 深山のおくの 一家(ひとつや)に
ただ松風の 音のみぞする
ここまではめったに人が訪れることはなく、「幽邃高遠にして、深山幽谷の趣」が味わえる、後楽園の雅趣を賞玩できる最も適した場所で、特別な隠れ名所になっていています。
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更に進めば、小石を敷き詰めた徑(こみち)に出会え、その畔に小さな庵がひっそりと佇んでいます。それが茂松庵です。旧藩主の茶事を修めた場所です。
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おひしける そのの木の間を 分けゆけば
深山にも入る 心地こそすれ
古田まき子の、まさに、この「花葉の森」そのままを詠んだ歌も残っています。
また、岡 直盧の茂松庵を詠んだ歌もあります。
しけりおふ 深山のおくの 一家(ひとつや)に
ただ松風の 音のみぞする