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《あらすじ》
リーの過去が気になって仕方がないミスだが、
師匠は、ファビアン・ショットという謎の言葉しか
教えてくれない。
今日の修行は、川の水に落とされたボールを、
クラブを使って外へ出すこと。
かつてリーも経験した修行だと聞いて奮起するミスだが、
何度やっても球は出ない。
大事なクラブも次々に折れてしまう。
「クラブで出そうとするな。手首のスナップを使え」
師匠のアドバイスに、ヒントを得たミス。
ヘリョンは、ホテルの部屋から姿を消した。
会長からヘリョンを隠したと疑われたリーは、
ウォンリゾートからも解雇されてしまう。
えんえん3時間もクラブを振り続けるミスに、
師匠ファビアンも呆れ顔。
「もう明日にしろ。わしは帰るぞ!」
「ちょっと待って!もう少しで出せそうなんです!」
必死で振ったクラブで、とうとう水中ショットをものにするミス。
ファビアンも驚きを隠せない。
次の課題は、林の中から100メートル先の旗までボールを運ぶこと。
ミスの頭に、プロテストでの悪夢がよみがえる。
それでも必死に突破口を探して、スイングを繰り返すミス。
リーは、ミスとの約束通り、彼女の家族を訪ねた。
牛肉とわかめのスープはアボジの好物だから、と
手土産を携えて現れたリーに、
「婿候補にどうかしら?」と嬉しそうなミスオンマ。
ミスを大好きなジュンギは気が気ではない。
何度やっても林を抜けられないミスに、
「魚を釣りにいこう」と声をかけるファビアン。
肝心の魚はいっこうに釣れないが、
師匠の話から、ミスは林攻略のヒントを得る。
急がばまわれ。
「師匠!やりましたよ!横道に出してから、旗をねらったの!」
「損した一打はどう挽回する?」
「次のホールで稼ぎます!」
ミスの判断に、満足そうなファビアン。
ドリームツアーにミスを参加させようと再び山に来たリーは、
師匠の許可を得た。
「ほんとに行けって言うんですか?
練習量も足りないし……リーも教わってない秘技は?」
心細そうなミスに、ファビアンは優しく頬笑む。
「行きなさい。思う存分遊べばいい。よく頑張った」
「師匠……」
泣き笑いのミスは、リーとともに山を下りた。
大喜びの家族と、久しぶりの再会。
母に促され、リーを食事に招き、なんだかうれしそうなミス。
隣家のゴンスクとアボジも招いての焼肉パーティー。
酒も飲めない、にんにくも苦手なリーは、
なりゆきでミスアボジと生ニンニク食い勝負をすることになる。
必死でがんばるリーだが、食べたふりのアボジに負けて散々。
孤独だったリーは、そんな家族の団らんが楽しい。
山ではひとりに戻った師匠が、ミスを思い出して寂しそうだ。
そんな師匠の動向を探るジェイ・パクのたくらみは、いまだわからない。
リーはミスのコーチとして彼女のサポートに徹する。
ドリームツアーに参戦する前に、
新しいシャフトのフィッティングをピルスに頼んだ。
ミスの姿を見て、思い起こすのはヘリョンとの思い出なのだが。
「俺のことをコーチと呼ばないな。まだ何か不満があるのか?」
「だってなんだか……」
「君は俺の選手だろ」
リーの言葉に、照れくさそうに
「はい、コーチ」と返事をするミス。
ミスはウォンリゾート主催のドライブコンテストの
ポスターに目を向ける。
副賞は、高級自動車だ。
父の病院通いに苦労する母のために、勝って車をプレゼントしたい。
難色を示すリーだが、ミスの決心は固い。
帰国したヘリョンを出迎えたのは、ジェイ・パクの腹心の部下。
パクは、ヘリョンに提案する。
「私の選手になりませんか。会長の手を離れて、私と組みましょう」
パクの申し出を一蹴するヘリョン。
「理由は?」
「もう、ゴルフはしません。プレーする理由を失いました」
(つづく)
おいおい勘弁してくれよ~(泣)
今度はヘリョン姫がへそまげちったよ……。
ゴルフ辞めてる場合じゃないだろ~?
まあでも必然かなぁ。
やっと見つけたお父さんも自分を捨てて行ってしまったわけだし、
愛する人は別の選手にぞっこんだし、
好きでもなかったゴルフを続けるモチベーションは皆無。
でも好きじゃなきゃ、あんなに練習できないと思うよ。
今度は自分自身のために、ゴルフを始めてほしいな。
めんどくさいけど、またドラコンでミスを見てライバル意識が燃え上がる展開?
本当はまだリーのこと愛しているから、
くやしくなってミスに勝ちたくなるの?
そうだったらちょっとイヤだな~。
あくまで、ゴルフの面白さ、奥深さにあらためて開眼して、
勝負の世界に戻ってきてほしいわ。
リーはヘリョンのことをじっとり思い出したりして、
やっぱり彼女のこと好きみたいだし。
前回、恋人としてもダメだ、みたいにダメだしされてたわけで、
実質ヘリョンの恋人はリーだったわけでしょ。
なんか揺れる乙女心をはさんだオトコマエの対決、みたいになるのはイヤッ!
あ、この場合乙女心さんがリーで、
オトコマエふたりがミスとヘリョンね。
もちろん、イケメンを獲りあうふたりの少女、という構図でもいいわけだけど、
なんかリーがモヤモヤ揺れすぎてて彼の方こそ乙女みたいなんですもん。
一途なヘリョンの方がよっぽどカッコいいわ。
親身になって支えてくれるコーチに恋してしまうのは当然かもしれないけど、
ミスの今後が心配よ。
マラソンでもなんでもそうだけど、
女子選手の場合はコーチとの恋愛にも似た信頼関係が
メンタルに非常に影響を及ぼして、強くなったり弱くなったりもするじゃないですか。
大事な時にリーとの関係がおかしくなって
ミスが失恋しちゃったりしてグダグダ、みたいなのは観たくないわっ!
彼女、そんなに弱くないし!
何よりアボジが彼女を支えてくれるし!
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「俺の選手」とか言われてなんかうれしはずかし。
どうなるかもわかんない先の展開を勝手に妄想して
ギャーギャー言ってても仕方ないんですけどね。
今回は、リーがジェラシーを感じかねないほどに
馬があってしまったミスとファビアン師匠のやり取りが
楽しかったです。
リーと一緒に行けって言われた時の、
ミスの不安そうな顔が子どもみたいでかわいい。
ツアーから戻ったらまた山に行くんだー!って言ってるし。
師匠のこと、大好きなんだね。
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魚が釣れて、念願のメウンタン。
リーは事情がわからないから不思議そうなのよね。
ミスの修行エピソードは、普通ではあり得ないかもだけど、
やっぱり面白い。
やれって言った師匠の方が音をあげちゃう展開も、好きです。
林から出せって言われた時は、スーパーショット身に付けちゃうのか?
と思ったけれど、ここはフツーの結論でよかった。
あのプロテストの悪夢が払しょくされて、いいイメージに塗り替えられたね。
トラウマになりそうな悪い経験は、
似たような状況、同じ状況を、うまく乗り越えたという記憶を上書きして
消していかないと、後々やっかいなことになると思う。
二度と同じようなことが起こりませんように、と
奇跡を願うより、より現実的な対処方法だと思います。
行動療法みたいなもの?
ヘリョンもなんとか乗り越えて、ゴルフに戻ってくると思う。
今はとりあえずリーを信じてがんばれ!ミス!
もしリーがグダグダになっても、君には家族と師匠がついてるぞ!
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