〈あらすじ〉
ジンチョルを父と呼んだジュナに、ヒョンスクも本音を吐露する。
「あなたみたいな輩を低俗っていうのよ」
「復讐のために人を利用して捨てる、あんただって同じだ!」
しかし、ヒョンスクの口から出るのは、
愛する息子ドンジュを擁護する言葉ばかり。
「私たちがあなたを捨てたんじゃない。あなたがまた、捨てたのよ」
ジュナはそれでも納得しなかった。もう元には戻らない。
「テ・ヒョンスク、もう俺をもてあそぶな」
ふたりは憎しみをぶつけあい、醜く罵り合う。
ドンジュは母の後、面会を申し込んだが、もう兄は会ってはくれなかった。
ヒョンスクはドンジュに、ジュナの変わり様を伝えるが、ドンジュは取り合わない。
あの16年間が偽りだったとは思わない。
自分を立ち直らせてくれたのは、兄の真心だ。
ドンジュはウリの家族に謝罪する。
ジュナがマルだと言えなかったことは、本当に申し訳なかった。
祖母は、ドンジュを責めない。
マルも、ウリも、ドンジュも、大人のせいで苦しんでいるかわいそうな子どもたちなのだ。
ジュナは、保釈された。
迎えの車に乗ってゆくと、波止場にいる父ジンチョルのもとへ連れて行かれた。
「失った30年を償うにはどうしたらいい?」
「一番たいせつなものをください」
ジンチョルにとって、それはウギョンそのものだ。
「頼りになるのはお父さんだけです」
息子の言葉に、感慨深く頷くジンチョル。
その横顔を、ジュナはじっと見つめていた。
ジュナは、ウリに電話をかけて彼女を呼び出そうとするが、取り合ってもらえない。
彼女の口から出るのは、ドンジュの名ばかりだ。
彼がどんなに兄さんを大事に思っているか、心配しているか、愛しているか。
「おまえとだけ、会いたいんだ」
ウリはうんと言わない。ジュナは怒り、携帯を放り投げた。
翌日、事務所にいる時間にジュナから電話がきた。
仕方なく、ひとりでジュナに会いに行くウリ。
ジュナは豪華なBBQを用意してウリを待っていた。
「俺はチャン・ジュナでもポン・マルでもない。第三の人生だ」というジュナ。
それならば、ウリはもう、何も言うことはない。
「兄さんが幸せそうでよかったわ」
ウリは嫌みに言うと、席を立った。
「何が悪い?30年間会わなかった父親に少しばかり楽しませてもらって何が悪いんだ?」
「悪くないわ。兄さんが楽しいなら、どうぞ楽しんで。でも私は居心地が悪い。
自分のこと以上に兄さんの心配をしているチャ・ドンジュのところに行く。
そして兄さんはしあわせだから心配しなくていいと言うわ」
ジュナは傷つく。ウリにはドンジュしか見えないのか?
ドンジュだけが傷ついていると?
「そうよ、兄さんは複雑だから、わたしにはわからない。
パパみたいな、ドンジュみたいなバカが好きなのよ」
ウリはジュナを拒絶して帰って行った。
ジュナが屋敷へ戻ると、ドンジュが待っていた。
ウリのことを尾行して会いにきたのだ。
兄と和解しようと歩み寄るドンジュに、ジュナは厳しい言葉を浴びせた。
「母さんのこと以外で、なぜ俺が責められるのか説明してくれ。
母さんのこと以外で俺が兄さんに何をした?」
「では聞け、俺はチェ・ジンチョルの息子だと言うだけでただ憎まれた。
おまえもテ・ヒョンスクの息子だというだけで憎まれてみろ」
それでも、ドンジュは兄に手をさしのべた。
「悔しくないか?こんなことで俺たちが……」
しかしジュナは弟を拒絶した。
同じことをいえるか?俺が何もかも、おまえから奪った後でも。
一度はジュナの屋敷を追い出されたシネだったが、
めげずにまたジュナの元へ舞い戻る。
母親だと主張して、自分も同じように豪奢な生活を享受しようとしているのだ。
懇願するシネだが、マルはけして忘れていない。
一言一句思い出せる。
あの日、初めて会った日、自分を知らないと言い張った母の言葉を。
ジュナの言葉は、現実となった。
エナジーセルの運営が、ことごとく邪魔をされる。
実力行使に出た兄に、ドンジュは戸惑う。
ウリの仲裁も役に立たず、ぶつかり合う兄と弟。
ドンジュはジンチョルと歩くジュナの後を追いかけて訴えた。
「兄さん、喧嘩はしたくない。後悔するだけだ。俺もやっとのことで我慢してる」
ジュナはそれを聞いて、振り向かずに答えた。
「我慢しているんじゃなくて、自信がないだけだろ?」
ドンジュには聞こえない。
ジュナは振り向いて聞いた。
「なぜ答えない?聞こえないのか?」
ドンジュの顔がこわばった。
「もう一度?」ジュナはドンジュにたずねた。
さらに聞く。「もう一度?」
ドンジュの目の縁がうっすら赤くなる。
「チャン・ジュナ、それは言うな。その言葉が、こんなに悲しいとは知らなかったよ」
ジュナは笑った。
「そうか、じゃあ今から教えてやる」
「ああ、好きにしろ。
兄さん、ジュナ兄さん、
兄さんのために泣くのは、これが最後だ」
幾筋もの涙がほほを伝い落ちる。
そしてドンジュは、きびすを返した。
(つづく)
ヒューマンドラマじゃなかったのかよう!
ヒューマンドラマつーことは人間のドラマってことなんだから、
これだってヒューマンドラマに間違いはないやね。
ないよ、ないけどさ、なんなん、これ?
どこで心温めろっていうんだよ!
あそこか!ばあちゃんとウリがふたりで酒のむところか!
ミスクさんとヨンギュがいい感じになるところか?
動揺しまくりのくせに、ドンジュが俺サマっぽくウリとラブラブするとこか!
ジュナじゃなくても突っ込みたいわ!
よゆーぶっこいてんじゃねーよ!チャ・ドンジュ!
あ、いいの、ごめんね、ドンジュ。
あんたが悪いわけじゃないんだから。
ジュナひょんと同じく、わたしも八つ当たりしたいだけよ。
ウリもお母さんもヨンギュ父さんだって手に入れてて、お金持ちのドンジュ。
おまえばっかりいいなぁ、と指をくわえていた序盤の恨みがここで爆発したんですよ。
もっと言えば、
幼い頃に屈折した想いでいたジュナの悪い澱が、浮かんで来ただけよ。
人間の心は、きれいなことばっかりじゃない。
いつもは胸の底に沈んでいる汚い物が、
心かき乱されると浮いてきちゃうことだってある。
そんな状態なの、ジュナは。
あんたしつこく迫るからああなるのよ。
ウリみたいに、話したくなるまで待ってあげないと……。
このマルの憎しみは本心ではないけれど、
心のどこかでくすぶっていた火種。
人間は弱いので、カッなるとね、いつもはスルーできてたことが
我慢できなくなるのよ。
今の憎しみが、過去の愛を否定してしまうのよ。
ジュナを責めないであげて……。
といいたいところだが、さすがに反則がキツかった。
ドンジュが聞こえないことは、絶対に言っちゃダメなとこでしょ?
ここはふたりの関係の一番大事なとこでしょ?
「俺には切り札があるぞ」的なジュナの思わせぶりな態度。
しかも、弟が一番傷つくであろう態度で挑発。
ジュナもバカじゃないからさ~、
こんなことしてもウリは手に入らないとわかっているはずなんだけどさ~。
なんでこんなことになっちゃうんだよ。
ドンジュと一緒に泣いちゃったぜ、わしは。
脚本のせいなのか、ジュナを演じるナム・グンミンの演技力のせいなのか、
ジュナが何を考えてるのか、ここ数話はついていくのに精一杯。
怒りの表情の後のほほえみは、演技なのか、本心なのか……。
憎しみの対象が、
ばあちゃん→シネ&ジンチョル→ヒョンスクに変わりましたが、
本心で許したのはばあちゃんのみ。
今はジンチョルの息子となってニコニコ手を組んでいますが、
どうせヒョンスクをつぶしたら親父も追放するんでしょ。
もしかしたら、すべてわかったうえで悪役を演じてる?とも思いましたが、
そこまでできた人間じゃないはず。
彼はいつも傷つき、捨てられることを恐れた少年だったのだもの。
愛していた分、反動はでかかったんだなぁ。
そもそもマルは、けして優等生ではなかった。
勉強はできたけど、どうしても家族に対する軽蔑を捨てられなかった。
ウリのように、素直にみんなを愛することができなかった。
ただ、それがジンチョルやシネの息子だからそういう人格なんだ、と
あきらめてほしくない。
絶望して、偽悪的に生きる必要はないよ。
自分が変わろうと思えば、人間は変わることができるんだよ、マルや。
思いのほか、ウリが厳しい態度だったので驚きました。
完全にドンジュ寄りですもん。
ジュナだって傷ついてるんだけどな~。
しかしウリからしてみれば、自業自得ってもんかもしれません。
マルを大好きな家族がいたのに、
それを放って新しい家族を作って生きてきた兄さんだもんね。
それなのに、せっかく愛してくれるドンジュのことを遠ざけて、憎しみをぶつけて。
マルは人一倍愛に飢えているくせに、
愛に気づけない人なんだなぁ。
ドラマはどんどん「こじらせた兄と優しい弟妹の物語」になっております。
奇しくもばあちゃんが喝破したように、
「歪んだ大人の犠牲になった子どもたちの物語」ともいえる。
正直こんなはずじゃなかった感があるね。
じゃ、どんな物語が見たかったんだよ!と言われると答えにくいですが。
ちょっと自分の思い込みが強すぎたかも~。
(マルは家族を捨てたけれど、その根底には家族を救いたいという願いがあったはず!とか、
マルはウリを愛しているけれど、それはあくまで妹への愛をこじらせただけ!とかね)
ラストまでの8話をじっくり鑑賞したいと思います~。
ジンチョルを父と呼んだジュナに、ヒョンスクも本音を吐露する。
「あなたみたいな輩を低俗っていうのよ」
「復讐のために人を利用して捨てる、あんただって同じだ!」
しかし、ヒョンスクの口から出るのは、
愛する息子ドンジュを擁護する言葉ばかり。
「私たちがあなたを捨てたんじゃない。あなたがまた、捨てたのよ」
ジュナはそれでも納得しなかった。もう元には戻らない。
「テ・ヒョンスク、もう俺をもてあそぶな」
ふたりは憎しみをぶつけあい、醜く罵り合う。
ドンジュは母の後、面会を申し込んだが、もう兄は会ってはくれなかった。
ヒョンスクはドンジュに、ジュナの変わり様を伝えるが、ドンジュは取り合わない。
あの16年間が偽りだったとは思わない。
自分を立ち直らせてくれたのは、兄の真心だ。
ドンジュはウリの家族に謝罪する。
ジュナがマルだと言えなかったことは、本当に申し訳なかった。
祖母は、ドンジュを責めない。
マルも、ウリも、ドンジュも、大人のせいで苦しんでいるかわいそうな子どもたちなのだ。
ジュナは、保釈された。
迎えの車に乗ってゆくと、波止場にいる父ジンチョルのもとへ連れて行かれた。
「失った30年を償うにはどうしたらいい?」
「一番たいせつなものをください」
ジンチョルにとって、それはウギョンそのものだ。
「頼りになるのはお父さんだけです」
息子の言葉に、感慨深く頷くジンチョル。
その横顔を、ジュナはじっと見つめていた。
ジュナは、ウリに電話をかけて彼女を呼び出そうとするが、取り合ってもらえない。
彼女の口から出るのは、ドンジュの名ばかりだ。
彼がどんなに兄さんを大事に思っているか、心配しているか、愛しているか。
「おまえとだけ、会いたいんだ」
ウリはうんと言わない。ジュナは怒り、携帯を放り投げた。
翌日、事務所にいる時間にジュナから電話がきた。
仕方なく、ひとりでジュナに会いに行くウリ。
ジュナは豪華なBBQを用意してウリを待っていた。
「俺はチャン・ジュナでもポン・マルでもない。第三の人生だ」というジュナ。
それならば、ウリはもう、何も言うことはない。
「兄さんが幸せそうでよかったわ」
ウリは嫌みに言うと、席を立った。
「何が悪い?30年間会わなかった父親に少しばかり楽しませてもらって何が悪いんだ?」
「悪くないわ。兄さんが楽しいなら、どうぞ楽しんで。でも私は居心地が悪い。
自分のこと以上に兄さんの心配をしているチャ・ドンジュのところに行く。
そして兄さんはしあわせだから心配しなくていいと言うわ」
ジュナは傷つく。ウリにはドンジュしか見えないのか?
ドンジュだけが傷ついていると?
「そうよ、兄さんは複雑だから、わたしにはわからない。
パパみたいな、ドンジュみたいなバカが好きなのよ」
ウリはジュナを拒絶して帰って行った。
ジュナが屋敷へ戻ると、ドンジュが待っていた。
ウリのことを尾行して会いにきたのだ。
兄と和解しようと歩み寄るドンジュに、ジュナは厳しい言葉を浴びせた。
「母さんのこと以外で、なぜ俺が責められるのか説明してくれ。
母さんのこと以外で俺が兄さんに何をした?」
「では聞け、俺はチェ・ジンチョルの息子だと言うだけでただ憎まれた。
おまえもテ・ヒョンスクの息子だというだけで憎まれてみろ」
それでも、ドンジュは兄に手をさしのべた。
「悔しくないか?こんなことで俺たちが……」
しかしジュナは弟を拒絶した。
同じことをいえるか?俺が何もかも、おまえから奪った後でも。
一度はジュナの屋敷を追い出されたシネだったが、
めげずにまたジュナの元へ舞い戻る。
母親だと主張して、自分も同じように豪奢な生活を享受しようとしているのだ。
懇願するシネだが、マルはけして忘れていない。
一言一句思い出せる。
あの日、初めて会った日、自分を知らないと言い張った母の言葉を。
ジュナの言葉は、現実となった。
エナジーセルの運営が、ことごとく邪魔をされる。
実力行使に出た兄に、ドンジュは戸惑う。
ウリの仲裁も役に立たず、ぶつかり合う兄と弟。
ドンジュはジンチョルと歩くジュナの後を追いかけて訴えた。
「兄さん、喧嘩はしたくない。後悔するだけだ。俺もやっとのことで我慢してる」
ジュナはそれを聞いて、振り向かずに答えた。
「我慢しているんじゃなくて、自信がないだけだろ?」
ドンジュには聞こえない。
ジュナは振り向いて聞いた。
「なぜ答えない?聞こえないのか?」
ドンジュの顔がこわばった。
「もう一度?」ジュナはドンジュにたずねた。
さらに聞く。「もう一度?」
ドンジュの目の縁がうっすら赤くなる。
「チャン・ジュナ、それは言うな。その言葉が、こんなに悲しいとは知らなかったよ」
ジュナは笑った。
「そうか、じゃあ今から教えてやる」
「ああ、好きにしろ。
兄さん、ジュナ兄さん、
兄さんのために泣くのは、これが最後だ」
幾筋もの涙がほほを伝い落ちる。
そしてドンジュは、きびすを返した。
(つづく)
ヒューマンドラマじゃなかったのかよう!
ヒューマンドラマつーことは人間のドラマってことなんだから、
これだってヒューマンドラマに間違いはないやね。
ないよ、ないけどさ、なんなん、これ?
どこで心温めろっていうんだよ!
あそこか!ばあちゃんとウリがふたりで酒のむところか!
ミスクさんとヨンギュがいい感じになるところか?
動揺しまくりのくせに、ドンジュが俺サマっぽくウリとラブラブするとこか!
ジュナじゃなくても突っ込みたいわ!
よゆーぶっこいてんじゃねーよ!チャ・ドンジュ!
あ、いいの、ごめんね、ドンジュ。
あんたが悪いわけじゃないんだから。
ジュナひょんと同じく、わたしも八つ当たりしたいだけよ。
ウリもお母さんもヨンギュ父さんだって手に入れてて、お金持ちのドンジュ。
おまえばっかりいいなぁ、と指をくわえていた序盤の恨みがここで爆発したんですよ。
もっと言えば、
幼い頃に屈折した想いでいたジュナの悪い澱が、浮かんで来ただけよ。
人間の心は、きれいなことばっかりじゃない。
いつもは胸の底に沈んでいる汚い物が、
心かき乱されると浮いてきちゃうことだってある。
そんな状態なの、ジュナは。
あんたしつこく迫るからああなるのよ。
ウリみたいに、話したくなるまで待ってあげないと……。
このマルの憎しみは本心ではないけれど、
心のどこかでくすぶっていた火種。
人間は弱いので、カッなるとね、いつもはスルーできてたことが
我慢できなくなるのよ。
今の憎しみが、過去の愛を否定してしまうのよ。
ジュナを責めないであげて……。
といいたいところだが、さすがに反則がキツかった。
ドンジュが聞こえないことは、絶対に言っちゃダメなとこでしょ?
ここはふたりの関係の一番大事なとこでしょ?
「俺には切り札があるぞ」的なジュナの思わせぶりな態度。
しかも、弟が一番傷つくであろう態度で挑発。
ジュナもバカじゃないからさ~、
こんなことしてもウリは手に入らないとわかっているはずなんだけどさ~。
なんでこんなことになっちゃうんだよ。
ドンジュと一緒に泣いちゃったぜ、わしは。
脚本のせいなのか、ジュナを演じるナム・グンミンの演技力のせいなのか、
ジュナが何を考えてるのか、ここ数話はついていくのに精一杯。
怒りの表情の後のほほえみは、演技なのか、本心なのか……。
憎しみの対象が、
ばあちゃん→シネ&ジンチョル→ヒョンスクに変わりましたが、
本心で許したのはばあちゃんのみ。
今はジンチョルの息子となってニコニコ手を組んでいますが、
どうせヒョンスクをつぶしたら親父も追放するんでしょ。
もしかしたら、すべてわかったうえで悪役を演じてる?とも思いましたが、
そこまでできた人間じゃないはず。
彼はいつも傷つき、捨てられることを恐れた少年だったのだもの。
愛していた分、反動はでかかったんだなぁ。
そもそもマルは、けして優等生ではなかった。
勉強はできたけど、どうしても家族に対する軽蔑を捨てられなかった。
ウリのように、素直にみんなを愛することができなかった。
ただ、それがジンチョルやシネの息子だからそういう人格なんだ、と
あきらめてほしくない。
絶望して、偽悪的に生きる必要はないよ。
自分が変わろうと思えば、人間は変わることができるんだよ、マルや。
思いのほか、ウリが厳しい態度だったので驚きました。
完全にドンジュ寄りですもん。
ジュナだって傷ついてるんだけどな~。
しかしウリからしてみれば、自業自得ってもんかもしれません。
マルを大好きな家族がいたのに、
それを放って新しい家族を作って生きてきた兄さんだもんね。
それなのに、せっかく愛してくれるドンジュのことを遠ざけて、憎しみをぶつけて。
マルは人一倍愛に飢えているくせに、
愛に気づけない人なんだなぁ。
ドラマはどんどん「こじらせた兄と優しい弟妹の物語」になっております。
奇しくもばあちゃんが喝破したように、
「歪んだ大人の犠牲になった子どもたちの物語」ともいえる。
正直こんなはずじゃなかった感があるね。
じゃ、どんな物語が見たかったんだよ!と言われると答えにくいですが。
ちょっと自分の思い込みが強すぎたかも~。
(マルは家族を捨てたけれど、その根底には家族を救いたいという願いがあったはず!とか、
マルはウリを愛しているけれど、それはあくまで妹への愛をこじらせただけ!とかね)
ラストまでの8話をじっくり鑑賞したいと思います~。
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