今回の記事は、感想部分がややこしいことになってます。
ほんと、間をあけて視聴しちゃうとこういうことになっちゃうのよね。
他にも途中待機のドラマがあるから気をつけないと……。
さて、物語は終盤です。あと3話!
《あらすじ》
父が倒れたと聞いても、テジュンは素直に病院へ行けない。
説得しようとするジェヒに、「放っておいてくれ」と頼み、去ろうとする。
「ほっとけないよ!」
彼女の語気の鋭さに、体が震えた。
「後できっと後悔する!苦しむのは目に見えてるだろ!行けよ!」
もちろん、本心では心配なのだ。
ジェヒの真剣さに促され、テジュンは病院へと走った。
迎えてくれた父は、思ったより元気そうだった。
慣れない病室で、父のためにベッドを整えるテジュン。
だが、父の謝罪を受け入れる気にはなれなかった。
何を言われても、今はまだ。
帰り道、テジュンはジェヒの手を握った。
「少しだけ、こうしていていいか?手を握っていないと、
このまま迷子になりそうで……」
彼の不安と迷いをジェヒも感じていた。
とはいえ、最近、テジュンがやけに優しい。
超鈍感なジェヒも、さすがに何か妙だと感じはじめた。
でも女だってバレてないはず……。
あれ?じゃあ、あいつって男が好きなのかな?まさか?
テジュンとヒョンジェとの関係は良いものに変化し、
ふたりは競い合いながら練習に励んでいる。
だが、テジュンの記録は思うように伸びなかった。
(やっぱり、お父さんとの問題が心に負担をかけているんじゃ?)
ジェヒは心配するけれど、テジュンは取り合わなかった。
それより、相変わらずウンギョルと仲の良いジェヒが気になるのだ。
ウンギョルと一緒に韓国代表戦を観る約束のジェヒ。
「お前も一緒に行こうよ」
テジュンは素直にうんと言えない。
「お前一人で行ってこいよ」
「……ちぇ、わかったよ」
ジェヒは一人で行ってしまった。
「なんだよ……もう一押ししてくれれば俺だって……」
ウンギョルは、練習場のスタンドで、ジェヒと一緒にテレビ観戦だ。
「スタジアムに行くのかと思ってたよ」
「チケットが取れなくてさ」
それでも、ふたりで盛り上がれるとそれなりに楽しい。
「ごめんな、チャ・ウンギョル」
あの怪我がなかったら、ウンギョルもこのスタジアムにいたはずなんだ。
「お前にはあやまらせてばっかりだな。
お前は親友だ。そばにいられるだけでいいと思ってたけど、
やっぱり欲が出てくるな」
ウンギョルはジェヒへの想いを隠さなかった。
「あ、だからってお前がどうこうしなくていいんだ。
なんで俺たち男同士なんだろうな……」
寂しそうなウンギョルを見ていると、ジェヒはいたたまれなくなる。
「ごめん」
「ごめんって何が?」
「いろいろ全部さ。ウンギョル、
後になって、お前を失望させても恨まないでくれな」
「何を失望させるんだ?」
「全部だよ。そうなっても親友でいてくれる?
あ、いや、ダメだよね、自分勝手だよな」
彼に嫌われたくない。
それもジェヒの本心だったが、あまりの身勝手さに、自分でもあきれてしまう。
だが、ウンギョルは言ってくれた。
「水くさいぞ。俺たちはいつだって親友だ」
テジュンは必死で練習するが、やはり不調が続く。
とうとうコーチに強制休養を命じられてしまった。
ジェヒは記録を調べていて、
彼の不調が父親の入院と同時に始まったことに気づいた。
彼を元気にしてあげたい。
ジェヒはテジュンを誘って遊びに出かけた。
そこは、テジュンの通った小学校。
「なんでここを知ってるんだ?」
「お前のことならなんでも知ってるのさ!」
懐かしい場所でリラックスしたテジュンは、ふと思いだした。
小学生だった自分。
彼を愛してくれた父。確かに、父は自分を愛してくれていた。
寮に帰ってサンチュの夜の散歩をしながら、
ジェヒとテジュンはのんびりとおしゃべり。
「俺が跳ぶことがお前の力になるなんて不思議だな」
「僕こそ、遠く離れて見ていた人とこうしてしゃべってるなんて不思議だよ」
「前みたいに俺が跳んだら、お前は帰るんだろ?」
「たぶんね」
少し寂しい話題になって、ジェヒは寒いねとつぶやいた。
テジュンは上着を貸してやり、
彼女の瞳に吸い込まれるようにキスをする。
驚いて彼を突き放すジェヒ。
「あ、いや、これは、だから……」
「わ、わかってるよ、酒入りのチョコを食べたんだろ?」
「う、うん、そうだ。ちょっと酔ったみたいだ」
急いでその場を離れたジェヒは、顔から火が出そうだ。
テジュンもジェヒも、もう自分の気持ちを隠せないところまで来ていた。
テジュンに、自分の正体がバレたら、アメリカに帰るしかない。
でももう、自分が女だと隠したくない。
ただ、帰るにしてもやるべきことがある。
ジェヒは、テジュンと父親が和解できるよう、策を弄した。
一緒に食事をしようと言ってテジュンを呼び出すんだ。
そこへお父さんに来てもらおう。
でも、テジュンは怒るだろうな……。
落ち込むジェヒを、ウンギョルは励ます。
「俺がテジュンなら、誠意は伝わる。
あいつはきっとわかってくれるよ」
ジェヒがあいつのしあわせを願うように、
俺も、ジェヒの笑顔を見ていたいんだ。
ジェヒが正体を明かすのかと期待していたテジュンは、
父の登場に当然怒った。
しかし、彼女の想いをむげにはできなかった。
そしてとうとう、母の死の真相を知る。
父が、自分のために誤解を解かずにいたことも。
ひとり、漢江を眺めながら、涙が止まらなかった。
心配して寮で待っていたジェヒは、
泣きはらした目で帰ってきたテジュンを優しく抱きしめるのだった。
さて、怪我の治ったウンギョルは絶好調。
代表監督も会いに来てくれるというし、いい感じだ。
テジュンも心のつかえが取れて、練習に励むことができている。
父の和解へ一歩を踏み出せた。
記録も、伸びている。
彼を見つめるジェヒは、もう少しで泣いてしまいそうだった。
すべてがいい方向へ進んで、テジュンは嬉しかった。
「みんなお前のおかげだよ」
「昨日はあんなに怒ってて、今日はThank youか?」
ジェヒも笑顔になった。
部屋に戻ると、ジェヒからの贈り物が置いてあった。
赤い菊の鉢植え。
「あ、それこないだ買ったんだ、あげるよ。
僕は男だけど、そういうの好きなんだ。飾れば?」
ジェヒの様子に、テジュンは優しく言う。
「解釈は自由だよな?もう無理はするな。
わからない?今俺は、お前が好きだと言ってるんだ」
テジュンはジェヒの頭をなぜて行ってしまった。
それってどういう意味?
「そうだ、テジュンに正直に話そう。僕は女だって」
ジェヒは心に決めてバスルームへ入った。
上着を脱いだところへ、トイレを借りにきたウンギョルが!
見られた?
慌てて上着を羽織るも、すでに遅かった。
「ク・ジェヒ、お前、女だったの?」
(つづく)
ギャー!バレたぁぁぁぁぁ!
どうしてバレちゃうの~。
たださらしをまいた背中が見えちゃっただけじゃないの!
病気でそんなサポーターしてるだけかもしれないじゃないか!
ウンギョルほんとは経験豊富なのか~!
「胸にさらしを巻いてる人物は男装した女の法則」って、
そんなにメジャーなのか!
「万物流転の法則」とどっちがメジャーだよ、おい。
カメラの構図を工夫して、
はっきりジェヒの胸を見ちゃった状況にしてもよかったんじゃないのかしら。
そうよ、それくらいの役得があったっていいじゃない。
ずっと悩んでたのよ、ウンギョルは。
ああでも、サポーターで隠しておける程度の胸じゃ、
見たってわかんないかもねぇ。
ってか、女か男かって、胸じゃないんだよ。
尻だよ、尻!臀部!つか、腰!
なんて言えばいいのかなぁ、ほらっ、女子だともっとこう、ね、
男子はそんなにね、ほら、(以下自粛)
いやっ、大事なのはそんなとこじゃないっ!
ウンギョル君のメンタルですよ。微妙に不安定だったけど、
どうなっちゃうのかな……。
正直、髪型は気に入らないが、この笑顔は失いたくない。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
なんてね。
おほほほ、実はこの感想、
2回目の視聴後に書いているざんす。
1回目の視聴時は、けっこう辛口の感想でした。
あの赤い菊の鉢植えの印象が強烈すぎて、
何がなんだかわからなくなってましたよ。
小学校にデートいった時見てた花でしょう、あれ。
お母さんの好きな花だったのかなぁ、なんて考えすぎて、
すごい大事な意味があるのかと思っちゃった。
「解釈は自由だよな」っていうつぶやきも、意味深すぎてね。
解釈って花言葉か?とか、ハテナマークが頭の中に飛びっぱなし。
そしてそこからの流れでテジュンの告白。
唐突で全然わかんないわっ。
なぜあの菊の花が引き金になるのっ?
うん、まぁあの流れは今でも意味不明なんだけど、
ここ何話かの大きな潮流と、
我慢できなかったキスシーンを見て、
テジュンの防波堤が決壊したんだな、ということはわかりました。
誤解も解け、
母の死についての悲しみを分かち合った父と子。
テジュンも一番身近な人と仲直りして、ホッとしたんでしょう。
心にわだかまっていたものがぜーんぶほどけて、
それは愛しい彼女のおかげで、
そうなっちゃったら告白するすかないですもんね。
「お前女だろ」と指摘せずに、告白だけしちゃう。
うーん、ずるい。でもうまい。
キスシーンも、かわいかったですねぇ、テジュン。
お酒を飲むとキス魔になるって中二病設定、ここで生きてきましたね。
絵面もキレイだし、わたしわりと好きなタイプのキスシーンだ~。
定番ながらぐっとくるBGMも、なかなかよろしい。
だってこんなにかわいいんだもの……。仕方ナス。
お互いのドキドキが積み重なって、崩れる落ちる瞬間でまさかの身バレ。
否が応でも次回が楽しみになりますよねー。
でもずるいよねぇ、テジュン。
ウンギョルだってがんばって告白したんだよ?
ジェヒを男だと思っている分、ハードルは高かったはずだよ。
それなのにウンギョルったら……
よくがんばった!
そして切ない!
ジェヒが受け入れてくれないのは、テジュンが好きだからってわかってるよね、
ウンギョルは賢いからなー。
テジュンのためにやったことだけど……と悩むジェヒを励ましたシーンなんて
涙出そうだったわ~。
ほんとにイイ子だわ~。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
と、ここまで書いて寝落ちしまして、
ここからの感想は、3回目の視聴後になりますよ。
(何回観てるんだよ……)
いやもうびっくりよ。
花言葉でしたっ!
あれからどうしても「赤い菊」が気になってねぇ。
初見のあの違和感をどうにも解消したくなって、
調べてみましたところ、
赤い菊の花言葉は「あなたを愛しています」だそうです。
グーグル先生の予測検索でも「赤い菊 花言葉」って
出てましたから、結構な数のみなさんが疑問に思って調べたんじゃないですかね。
でも……ねぇ、なんかこの件について前ふりってあったっけ?
以前の回とかで。
あったとしても忘れちゃってて思い出せないなぁ。
う~ん、ちょっと不親切!
それにしても、すっきりさっぱり憑きものが落ちたヒョンジェがいい表情。
彼はいかにも韓国男児って感じの顔なんだよね。
あごがしっかりしているから力強く見えるの。
いろいろ食べさせたくなりますね。
「モンスター」にも出てるのね。兵役終わってるのかなぁ。
恋に悩んでいる様子のウンギョルに、「男か?」って
あっさり聞いちゃうってどーゆーことなの?
そしてウンギョルも特に否定していないように思えるんだけど、いいの?
「なんで男を好きになっちゃうんだ?」って悩んでたわりには自然ですね。
前回の、「怪我が治るまで言うこと聞け」発言を忠実に守って、
ウンギョル様にお仕えしているヒョンジェが好きかも~。
なんらかの意図を感じる構図ではある。腐る……のか。
というわけで、以下、初見の際に記した辛口感想を貼り付けて、
今回の記事は終わりにしたいと思います。
最初はこんなこと書いてたんだよね。
初見の印象って、でもたいてい当たっている気がする。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そんなに急ぐ必要もなさそうなのに、
なんかいろいろ急いでる感があるんですけど、どうしたもんでしょうか?
まぁ……キスしちゃった後のテジュンはかわいかったけど……。
もうちょっとウンギョルのことは、丁寧にしてあげたっていいと思うの。
だって彼、これから頭ぐるぐる状態が続くわけでしょー。
気の毒に……。
お父さんとの誤解は、どーせそんなこったろう、って程度のものだったし、
メンタルケアできたんでテジュンはふたたび絶好調だし、
突然のキスくらいしか見所のない回だったと言ったら言い過ぎかしら。
ほぼすべての問題はクリアになったから、
後はどうやってこの学園を去って行くかが大問題として残っていたジェヒ。
ミヌ先生じゃないけど、
後始末をどうつけるのか……。
ジェヒ……というより、ドラマ制作陣のお手並み拝見といきましょ。
そういえば原作とか日本版とかどうやって終わってたっけ?
あんまり記憶が定かじゃないなぁ。
ほんと、間をあけて視聴しちゃうとこういうことになっちゃうのよね。
他にも途中待機のドラマがあるから気をつけないと……。
さて、物語は終盤です。あと3話!
《あらすじ》
父が倒れたと聞いても、テジュンは素直に病院へ行けない。
説得しようとするジェヒに、「放っておいてくれ」と頼み、去ろうとする。
「ほっとけないよ!」
彼女の語気の鋭さに、体が震えた。
「後できっと後悔する!苦しむのは目に見えてるだろ!行けよ!」
もちろん、本心では心配なのだ。
ジェヒの真剣さに促され、テジュンは病院へと走った。
迎えてくれた父は、思ったより元気そうだった。
慣れない病室で、父のためにベッドを整えるテジュン。
だが、父の謝罪を受け入れる気にはなれなかった。
何を言われても、今はまだ。
帰り道、テジュンはジェヒの手を握った。
「少しだけ、こうしていていいか?手を握っていないと、
このまま迷子になりそうで……」
彼の不安と迷いをジェヒも感じていた。
とはいえ、最近、テジュンがやけに優しい。
超鈍感なジェヒも、さすがに何か妙だと感じはじめた。
でも女だってバレてないはず……。
あれ?じゃあ、あいつって男が好きなのかな?まさか?
テジュンとヒョンジェとの関係は良いものに変化し、
ふたりは競い合いながら練習に励んでいる。
だが、テジュンの記録は思うように伸びなかった。
(やっぱり、お父さんとの問題が心に負担をかけているんじゃ?)
ジェヒは心配するけれど、テジュンは取り合わなかった。
それより、相変わらずウンギョルと仲の良いジェヒが気になるのだ。
ウンギョルと一緒に韓国代表戦を観る約束のジェヒ。
「お前も一緒に行こうよ」
テジュンは素直にうんと言えない。
「お前一人で行ってこいよ」
「……ちぇ、わかったよ」
ジェヒは一人で行ってしまった。
「なんだよ……もう一押ししてくれれば俺だって……」
ウンギョルは、練習場のスタンドで、ジェヒと一緒にテレビ観戦だ。
「スタジアムに行くのかと思ってたよ」
「チケットが取れなくてさ」
それでも、ふたりで盛り上がれるとそれなりに楽しい。
「ごめんな、チャ・ウンギョル」
あの怪我がなかったら、ウンギョルもこのスタジアムにいたはずなんだ。
「お前にはあやまらせてばっかりだな。
お前は親友だ。そばにいられるだけでいいと思ってたけど、
やっぱり欲が出てくるな」
ウンギョルはジェヒへの想いを隠さなかった。
「あ、だからってお前がどうこうしなくていいんだ。
なんで俺たち男同士なんだろうな……」
寂しそうなウンギョルを見ていると、ジェヒはいたたまれなくなる。
「ごめん」
「ごめんって何が?」
「いろいろ全部さ。ウンギョル、
後になって、お前を失望させても恨まないでくれな」
「何を失望させるんだ?」
「全部だよ。そうなっても親友でいてくれる?
あ、いや、ダメだよね、自分勝手だよな」
彼に嫌われたくない。
それもジェヒの本心だったが、あまりの身勝手さに、自分でもあきれてしまう。
だが、ウンギョルは言ってくれた。
「水くさいぞ。俺たちはいつだって親友だ」
テジュンは必死で練習するが、やはり不調が続く。
とうとうコーチに強制休養を命じられてしまった。
ジェヒは記録を調べていて、
彼の不調が父親の入院と同時に始まったことに気づいた。
彼を元気にしてあげたい。
ジェヒはテジュンを誘って遊びに出かけた。
そこは、テジュンの通った小学校。
「なんでここを知ってるんだ?」
「お前のことならなんでも知ってるのさ!」
懐かしい場所でリラックスしたテジュンは、ふと思いだした。
小学生だった自分。
彼を愛してくれた父。確かに、父は自分を愛してくれていた。
寮に帰ってサンチュの夜の散歩をしながら、
ジェヒとテジュンはのんびりとおしゃべり。
「俺が跳ぶことがお前の力になるなんて不思議だな」
「僕こそ、遠く離れて見ていた人とこうしてしゃべってるなんて不思議だよ」
「前みたいに俺が跳んだら、お前は帰るんだろ?」
「たぶんね」
少し寂しい話題になって、ジェヒは寒いねとつぶやいた。
テジュンは上着を貸してやり、
彼女の瞳に吸い込まれるようにキスをする。
驚いて彼を突き放すジェヒ。
「あ、いや、これは、だから……」
「わ、わかってるよ、酒入りのチョコを食べたんだろ?」
「う、うん、そうだ。ちょっと酔ったみたいだ」
急いでその場を離れたジェヒは、顔から火が出そうだ。
テジュンもジェヒも、もう自分の気持ちを隠せないところまで来ていた。
テジュンに、自分の正体がバレたら、アメリカに帰るしかない。
でももう、自分が女だと隠したくない。
ただ、帰るにしてもやるべきことがある。
ジェヒは、テジュンと父親が和解できるよう、策を弄した。
一緒に食事をしようと言ってテジュンを呼び出すんだ。
そこへお父さんに来てもらおう。
でも、テジュンは怒るだろうな……。
落ち込むジェヒを、ウンギョルは励ます。
「俺がテジュンなら、誠意は伝わる。
あいつはきっとわかってくれるよ」
ジェヒがあいつのしあわせを願うように、
俺も、ジェヒの笑顔を見ていたいんだ。
ジェヒが正体を明かすのかと期待していたテジュンは、
父の登場に当然怒った。
しかし、彼女の想いをむげにはできなかった。
そしてとうとう、母の死の真相を知る。
父が、自分のために誤解を解かずにいたことも。
ひとり、漢江を眺めながら、涙が止まらなかった。
心配して寮で待っていたジェヒは、
泣きはらした目で帰ってきたテジュンを優しく抱きしめるのだった。
さて、怪我の治ったウンギョルは絶好調。
代表監督も会いに来てくれるというし、いい感じだ。
テジュンも心のつかえが取れて、練習に励むことができている。
父の和解へ一歩を踏み出せた。
記録も、伸びている。
彼を見つめるジェヒは、もう少しで泣いてしまいそうだった。
すべてがいい方向へ進んで、テジュンは嬉しかった。
「みんなお前のおかげだよ」
「昨日はあんなに怒ってて、今日はThank youか?」
ジェヒも笑顔になった。
部屋に戻ると、ジェヒからの贈り物が置いてあった。
赤い菊の鉢植え。
「あ、それこないだ買ったんだ、あげるよ。
僕は男だけど、そういうの好きなんだ。飾れば?」
ジェヒの様子に、テジュンは優しく言う。
「解釈は自由だよな?もう無理はするな。
わからない?今俺は、お前が好きだと言ってるんだ」
テジュンはジェヒの頭をなぜて行ってしまった。
それってどういう意味?
「そうだ、テジュンに正直に話そう。僕は女だって」
ジェヒは心に決めてバスルームへ入った。
上着を脱いだところへ、トイレを借りにきたウンギョルが!
見られた?
慌てて上着を羽織るも、すでに遅かった。
「ク・ジェヒ、お前、女だったの?」
(つづく)
ギャー!バレたぁぁぁぁぁ!
どうしてバレちゃうの~。
たださらしをまいた背中が見えちゃっただけじゃないの!
病気でそんなサポーターしてるだけかもしれないじゃないか!
ウンギョルほんとは経験豊富なのか~!
「胸にさらしを巻いてる人物は男装した女の法則」って、
そんなにメジャーなのか!
「万物流転の法則」とどっちがメジャーだよ、おい。
カメラの構図を工夫して、
はっきりジェヒの胸を見ちゃった状況にしてもよかったんじゃないのかしら。
そうよ、それくらいの役得があったっていいじゃない。
ずっと悩んでたのよ、ウンギョルは。
ああでも、サポーターで隠しておける程度の胸じゃ、
見たってわかんないかもねぇ。
ってか、女か男かって、胸じゃないんだよ。
尻だよ、尻!臀部!つか、腰!
なんて言えばいいのかなぁ、ほらっ、女子だともっとこう、ね、
男子はそんなにね、ほら、(以下自粛)
いやっ、大事なのはそんなとこじゃないっ!
ウンギョル君のメンタルですよ。微妙に不安定だったけど、
どうなっちゃうのかな……。
正直、髪型は気に入らないが、この笑顔は失いたくない。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
なんてね。
おほほほ、実はこの感想、
2回目の視聴後に書いているざんす。
1回目の視聴時は、けっこう辛口の感想でした。
あの赤い菊の鉢植えの印象が強烈すぎて、
何がなんだかわからなくなってましたよ。
小学校にデートいった時見てた花でしょう、あれ。
お母さんの好きな花だったのかなぁ、なんて考えすぎて、
すごい大事な意味があるのかと思っちゃった。
「解釈は自由だよな」っていうつぶやきも、意味深すぎてね。
解釈って花言葉か?とか、ハテナマークが頭の中に飛びっぱなし。
そしてそこからの流れでテジュンの告白。
唐突で全然わかんないわっ。
なぜあの菊の花が引き金になるのっ?
うん、まぁあの流れは今でも意味不明なんだけど、
ここ何話かの大きな潮流と、
我慢できなかったキスシーンを見て、
テジュンの防波堤が決壊したんだな、ということはわかりました。
誤解も解け、
母の死についての悲しみを分かち合った父と子。
テジュンも一番身近な人と仲直りして、ホッとしたんでしょう。
心にわだかまっていたものがぜーんぶほどけて、
それは愛しい彼女のおかげで、
そうなっちゃったら告白するすかないですもんね。
「お前女だろ」と指摘せずに、告白だけしちゃう。
うーん、ずるい。でもうまい。
キスシーンも、かわいかったですねぇ、テジュン。
お酒を飲むとキス魔になるって中二病設定、ここで生きてきましたね。
絵面もキレイだし、わたしわりと好きなタイプのキスシーンだ~。
定番ながらぐっとくるBGMも、なかなかよろしい。
だってこんなにかわいいんだもの……。仕方ナス。
お互いのドキドキが積み重なって、崩れる落ちる瞬間でまさかの身バレ。
否が応でも次回が楽しみになりますよねー。
でもずるいよねぇ、テジュン。
ウンギョルだってがんばって告白したんだよ?
ジェヒを男だと思っている分、ハードルは高かったはずだよ。
それなのにウンギョルったら……
よくがんばった!
そして切ない!
ジェヒが受け入れてくれないのは、テジュンが好きだからってわかってるよね、
ウンギョルは賢いからなー。
テジュンのためにやったことだけど……と悩むジェヒを励ましたシーンなんて
涙出そうだったわ~。
ほんとにイイ子だわ~。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
と、ここまで書いて寝落ちしまして、
ここからの感想は、3回目の視聴後になりますよ。
(何回観てるんだよ……)
いやもうびっくりよ。
花言葉でしたっ!
あれからどうしても「赤い菊」が気になってねぇ。
初見のあの違和感をどうにも解消したくなって、
調べてみましたところ、
赤い菊の花言葉は「あなたを愛しています」だそうです。
グーグル先生の予測検索でも「赤い菊 花言葉」って
出てましたから、結構な数のみなさんが疑問に思って調べたんじゃないですかね。
でも……ねぇ、なんかこの件について前ふりってあったっけ?
以前の回とかで。
あったとしても忘れちゃってて思い出せないなぁ。
う~ん、ちょっと不親切!
それにしても、すっきりさっぱり憑きものが落ちたヒョンジェがいい表情。
彼はいかにも韓国男児って感じの顔なんだよね。
あごがしっかりしているから力強く見えるの。
いろいろ食べさせたくなりますね。
「モンスター」にも出てるのね。兵役終わってるのかなぁ。
恋に悩んでいる様子のウンギョルに、「男か?」って
あっさり聞いちゃうってどーゆーことなの?
そしてウンギョルも特に否定していないように思えるんだけど、いいの?
「なんで男を好きになっちゃうんだ?」って悩んでたわりには自然ですね。
前回の、「怪我が治るまで言うこと聞け」発言を忠実に守って、
ウンギョル様にお仕えしているヒョンジェが好きかも~。
なんらかの意図を感じる構図ではある。腐る……のか。
というわけで、以下、初見の際に記した辛口感想を貼り付けて、
今回の記事は終わりにしたいと思います。
最初はこんなこと書いてたんだよね。
初見の印象って、でもたいてい当たっている気がする。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そんなに急ぐ必要もなさそうなのに、
なんかいろいろ急いでる感があるんですけど、どうしたもんでしょうか?
まぁ……キスしちゃった後のテジュンはかわいかったけど……。
もうちょっとウンギョルのことは、丁寧にしてあげたっていいと思うの。
だって彼、これから頭ぐるぐる状態が続くわけでしょー。
気の毒に……。
お父さんとの誤解は、どーせそんなこったろう、って程度のものだったし、
メンタルケアできたんでテジュンはふたたび絶好調だし、
突然のキスくらいしか見所のない回だったと言ったら言い過ぎかしら。
ほぼすべての問題はクリアになったから、
後はどうやってこの学園を去って行くかが大問題として残っていたジェヒ。
ミヌ先生じゃないけど、
後始末をどうつけるのか……。
ジェヒ……というより、ドラマ制作陣のお手並み拝見といきましょ。
そういえば原作とか日本版とかどうやって終わってたっけ?
あんまり記憶が定かじゃないなぁ。
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