いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

明日に向かってハイキック 19~22

2012年01月14日 | 明日に向かってハイキック
貧乏姉妹が家政婦として働き出して1ヶ月。
いろんなことがあったけど、わたしたち、元気です。
って魔女の宅急便か!

洋服をもらったり、出前をとってもらったり、
素敵な場所に連れて行ってもらったり……。
アッパがいなくて寂しい気持ちもあるけれど、ホントによかったね。
優しい人に囲まれて、働けて、とにかく安心さ。

と思いきや、伏兵は思わぬところに~。
そう、セギョンはせっかくもらったお給料をジョンウムに貸しちゃうんですね。
ジョンウムはお洒落大好き女子大生って感じで、
金遣いが荒く、しかも借金を踏み倒すという悪癖が。
苦労知らずで育った娘だね。

しかし、明日明日と逃げるジョンウムを確実に追い込むセギョン。
5年間借金取りから逃げてた実績者ですからね、いろんな意味で達人です。
この娘はねー、ジフン氏と同類だと思うのよね。
KYというか、自分の感情に素直というか。

だからこそ、はやく昔みたいに笑って欲しいんだな。



アッパと山で暮らしていた日々が彼女にとってのしあわせ。
お盆のお餅の残りを食べながら、山の暮らしを思い出すんですね。
雇い人家族はいい人達だけど、さ。

ジュリアンに連れてってもらった橋、幻想的でしたね。
観光名所なんだって。詳しくはこちら
電車の駅から近くていいよね。
スンジェじいちゃんとジャオク教頭がデートしてたのもこの近辺よ。


一方、恋に落ちたセホ君は悩める青春を謳歌しております。
友人宅の洋服ダンスにひそむのはやりすぎよ。



「ストーカーでしょ!」って怒られるんだけど、
「僕はお姉さまが好きなだけなんです!」って真顔で言い放つティーンエイジャーの純情。

年下男性から年上女性への呼びかけは「ヌナ」
年下女性から年上女性への呼びかけは「オンニ」
ということで、セギョンはジョンウムを「オンニ」と呼び、
セホ君はジョンウムを「ヌナ」と呼ぶわけです。

血縁関係がなくても、そういうことになっているので、
韓国ドラマのセリフ訳はなかなか苦労しているものも多いですね。
言葉ってその国の文化と本当に深く関係しているんだな、と思うし、
海外のドラマを観る時は、その国の文化を丸ごと味わって、
その国の人達の感覚を共有するような気分で楽しめるといいなーと思います。

セホ君の「ヌナァ」が「お姉さん」じゃなくて「お姉さま」と訳されてるところが、
雰囲気が出ていていいな。

ドラマ冒頭では意外とまじめに落ち込んでいたけれど、
彼の賞賛のおかげで自信が出たジョンウムなのでした。

シンデレラはよかったねー。
最後はシネの抑圧した思いが爆発。
「憎い人なんていません」と言い切る美しい心のシネだって、
思い返せば悔しい思いがたまっていたんだよねー。

そして人形紛失事件には驚愕。

まだ22話観てない人はこの後読まないでね。

とりあえず、子どもには愛想のいい長男を愛でてください。








うう、あらためて、人形紛失事件には驚愕。

犯人がシネだったなんてー!

私的にはまさかの展開でした。
「きっとおじさんは真相を探し当てるでしょう」だっけ?
あの淡々としたモノローグはすごいよ~。

犯人はシネだったとわかった長男は、シネにお人形を買ってあげて
真相をふたりの秘密にするんだよ。



シネはたくさん持ってるよ、シネだけの宝物をたくさん。
人間は間違うものだ。同じ間違いをしないようにすればそれでいい。

本気でジフン氏いい男だ。

まだ幼くて、動機も「あの子はたくさん持っててうらやましい」という
単純な感じなので、
「人の物は盗っちゃだめ。二度とするなよ」ってさっぱり言うだけ、という
彼の対処方法は良かったんじゃないかな。

ちょっとした黒い染みが、心の闇とやらに成長する前に、
その都度あっさり(でも真剣に)叱られるってーのが、大事かなってちょっと思いました。

そんなシリアス展開のとなりで、信じられないお笑い路線のお話が
平行して進むのがシットコムのすごいとこですが、
ジャオク教頭をめぐる校長対社長の戦いにはわらかせてもらいました。



方や回し蹴りが得意のスンジェじいちゃんと、方や相撲の選手だったグッド校長。
ふたりの真昼の決闘は、昼下がりのダンスin荒野にしか見えず、
道行く青年の好奇の視線にさらされるのでした。
うーん、シュール。


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