いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

善徳女王 第50話

2013年05月08日 | 善徳女王
《あらすじ》

「息子です」
ピダムの存在を認め、側近に話したミシル。
母とは対照的に、息子は、隠した。
「私とミシルは、なんの関係もありません」
重ねて言葉を継ごうとしたピダムを、トンマンは遮る。
「もういい、お前がそういうなら、そうなのだろう」
ピダムが自分に嘘をついたのはなぜなのか、トンマンは考えている。

ソラボルにトンマン、大耶城にミシル。
すでに状況は、内戦と同じだ。
「国境の兵を動かしては?」
トンマンは、即座に否定する。
「そんなことをしてはいけません。ミシルもそれはしないはずです」

トンマンの予想通り、ミシルも国境兵を動かすことはならぬと、厳命した。

内戦が長く続けば、国は疲弊する。
自国の民を相手に戦うことほど、つらいことはない。
なんとか短期決戦で、勝利を得たいトンマンだが、大耶城は難攻不落だ。

ピダムは、チュクパンの話からヒントを得て、ある作戦を思いつく。
大耶城への水を堰き止めて、敵を干上がらせてやるのだ。
把握しきれない支流には、大量の毒を流せばいい……。

ピダムの作戦に、ユシンは反対する。
そんなことをすれば、付近一帯は何年も人が住めない土地になるだろう。
民の怒りを、恐怖で抑えるのか?
そこで暮らすものたちも、王女の民だ。
トンマンは、ピダムの戦術を却下する。
だが、その噂だけは流してやればいい。
疑心暗鬼になった人々は動揺し、兵の統制は乱れるだろう。

トンマンは、ミシルに会談を申し込む。
親書を運ぶ使者は、ピダム。
「王女様、なぜ、私に行かせるのですか?」
「お前がミシルに渡すのだ。よいな?」

会談の申し込みに、激怒するミシル。
「怖いのですか?怖くないというなら、会うべきではないですか」
ピダムはミシルをまっすぐに見つめて、そう告げた。

トンマンは、ミシルを味方に引き入れようというのだ。
側近らの動揺は大きい。
ユシンでさえ、可能なのか?いや、そうしてもいいのか、不安なのだ。
「王女様、まさか、まさか、ミシルを人材としてお考えですか?」
「ソラボルに、ミシルほどの人材がいますか?」

ミシルとトンマンの会談は、実現した。
丘の上に設置された天蓋の下で、ふたりは向かい合う。
トンマンは、ミシルと合従し、和解したいと提案する。
ミシルは、皆殺しにしたらよかろうと反論するが、トンマンははっきりと告げるのだ。
人材が欲しい、と。私はミシルが欲しいのだ、と。
後継者を育てると思えばいい。
国の主には、もうなれないのだから。建国でもしない限りは……。

「国の主……大神国……
井泉郡、道薩城、韓多沙郡、速含城……どんな場所がご存じですか?」
ミシルはトンマンに問いかける。
「神国の最南端、最北端、最西端の国境では?」
怪訝な顔で、そう答えるトンマンに、ミシルは言った。

「いいえ、そうではない。
この私の血を注いだ土地だ。
私の愛する戦友と、郎徒や兵士たちが眠る場所だ。
遺体を回収できずに埋めた土地だ。
それが新羅だ。
チヌン大帝と私が築き上げた、神国の国境だ。
神国?国の主?
お前に何がわかる?
サダハムを慕う心で、この神国に恋をした。
恋したから、自分のものにしたかった。
合従?連合だと?
トンマン、お前は、恋を分け合えると?」

そういって席を立ったミシルを、ピダムが追いかけた。
「璽主とお話を!」

ミシルとピダムは、ふたりだけで話をする。
「決裂したのですか?」
「トンマンに聞け」
「勝てると?勝負は見えています」
「勝てぬにしても、簡単に負けるつもりはない」
「なぜですか?」
「理由がないから」
ピダムは懐から、あの勅令を出して見せた。
「これなら、どうですか?ご存じでしょう?」
(結局主の手に渡ったのか……)

「王女様が持っていたのを私が隠しました」
「隠した?どうして?それを公開すれば、このミシルを滅ぼせるのに」
「強がらないでください」
「長期戦になれば、私に従うものは増えるはず。それなのに、なぜ隠した?
その理由は?」
「あまりにも……残酷だから……」

思わぬピダムの返答に、動揺するミシル。
「母上、あなたにとっては、人生のすべてが否定されることだから。
あなたは、数十年前、死ぬはずだった……。
合従に応じてください。
さもなければ、これを公開します」
ミシルは、目を真っ赤にして、ピダムの頬に手を当てようとするが、
結局、触れることなく、立ち去った。
後ろ髪引かれるように、歩いて行く母の後ろ姿。

ミシルは和解に応じなかった。
トンマンは、内戦を宣言し、直ちに交戦状態に突入した。
ミシル陣営は、徐々に切り崩されていった。

「何をお考えなのか、聞かせてください」
ソルォン公の言葉に、「……仕上げです」と答えるミシル。
そこへ、速含城から援軍が向かっているという報告が。
かつてこの城を敵から奪還するために、ミシルが大きな作戦を指示したことがあった。
その恩をかえすため、ミシルの危機にはせ参ずるというのだ。

情報を聞いたトンマンは、即座に国境付近の百済軍の動向を探るよう、命令。
ミシルも、険しい顔で同じ命令をソルォン公に下した。
案の定、国境から百済軍に攻め込まれ、神国は危険な状況に。
「すぐに引き返し、速含城を守るよう、伝えるのです」
「璽主、何を考えておられるのですか!」
「もう、終わりにします」

トンマンも、精鋭軍が速含城に帰るのでは、と予想していた。
「なぜですか?」
「ほんの一瞬だけ見えた。
ミシルの中に、王がいた。真の王が」

すべてを終わりにする覚悟のミシル。
大耶城の王座に座っている。
「璽主、なぜ兵を帰したのですか?」
「私のせいで国境が脅かされることになれば、
このミシルは、トンマンに完全に負けることになります」
「それで、どうします?」
「これで、終わりにします。
そんなに重く考えないでください。
花郎時代の歌を覚えていますか?」

「戦える日は、戦えばいい」
「戦えない日は、守ればいい。
守れない日は後退すればいい」
「後退できない日は、降伏すればいい」
「降伏できない日は……降伏できない日は……
その日は、死ねばいい」
ミシルの言葉に、衝撃を受けるソルォン。
「璽主」
「後のことはお願いします。ソルォン公」
「それはできません。ご一緒します。璽主」
遠くを見ていたような瞳は光を取り戻し、ミシルの言葉に、力が宿る。
「これからの命令や行動、約束はこれで最後です。従ってください。
私についてきたものたちを導いてください」
「なぜこのような状況で、そのように人の心配をするのですか。
なぜ弱気になるのですか」
「弱気ではありません。
あらゆる段階の計画を立てて、最後の段階を実行するだけです」
ミシルは、ソルォンに書状を手渡した。
「ソルォン公には、申し訳ありません」
最後の言葉だけは、声が震えた。

ミシルが兵たちを速含城へ返したことを聞き、トンマンはその覚悟を予測する。
ピダムも、平静ではいられない。まさかミシルは?
大耶城には、白旗が掲げられた。
各地の兵にも、撤収命令が出る。
チルスクもまた、ミシルの覚悟を知った。
「次の段階の準備をしてください」
ソルォンへの、ミシルの命令は、これが最後だ。

完全降伏を示した大耶城から、白装束に身を包んだソルォン公が出てきた。
「王女様に無条件で完全降伏いたします」
「璽主はどちらですか」
「お待ちになっています」

ピダムは、ひとりミシルのもとへ駆けつけていた。
王座に座るミシルの足下には、薬の小瓶が散乱する。
「こういうことか……だったらなぜ……なぜ!」
「大声を出すな。
まだ少し、時間が残っている」
「では、もう一度、母上とお呼びしましょうか?」
ピダムの言葉に、皮肉な笑いをもらすミシル。
「そうでなければ、捨てて悪かったと謝りますか?
そうでなければ、心の底では、愛していたとか?」
ピダムの声が震える。
「このミシルの心に、そんな気持ちはない。
母上と呼ぶ必要もない。謝るつもりもない。
愛だと?
愛というものをなんだと思っている?
愛とは、容赦なく奪い取るもの。
それが愛だ。
トンマンを愛するなら、そうしなさい。
恋心、大義、そして新羅。
何一つ、分け合うことはできない。ユシンともチュンチュとも、
誰ともわけあえない。わかったか?」

「自分の愛は自分でかなえます」
「心配だから言った。
私は人を得て、この国を得ようとした。
だがお前は、国を得て人を得ようとしている。
人を目的とするのは危険なことだ」
「トンマン王女は、人であり、神国そのものです。
私がそうさせます」
「人の心は、もろく、壊れやすい。
お前の夢は、あまりにも幼い」
ミシルの体がぐらりと傾いた。
咄嗟に手を出して、支えようとした息子の手を、
母は必要ないと止めた。
真っ直ぐに座り直して、ミシルはつぶやく。
「トンマンはまだ来ないのか」

ソルォンに案内され、トンマンが部屋に入ると、
そこには玉座に座ったまま事切れているミシルと、
涙を流して傍らに立つピダムがいた。
まるで、眠っているかのようなミシルの姿。
「璽主……」
(ミシル、あなたがいなければ、私はなにもできなかったかもしれません。
ミシルの時代よ……安らかに)

(つづく)

ついに……ついに……ミシルの時代が終わりを告げました。

ミシルかっけぇー!(あまちゃん風)

あ、いまNHKの朝の連ドラ楽しみに観ているものですから、つい。

しかしミシルの最後はさすがです。
トンマンとの会談のシーン、泣けちゃったもの、わたし。
王の器、といったら、トンマンに軍配があがるかもしれませんが、
なんといっても年季が違う、年季が。
まさに、新羅という国を作ってきた英雄のひとりなんですよね、ミシルは。

女性の身でありながら、剣をとり、戦ったミシル。
時には冷酷に部下を切り捨て、時には危険をかえり見ず、同胞を救い、
領土を広げ、民を従わせてきた女。
男たちと肩を並べ、王に愛され、神国に恋した女。
たぐいまれなる美貌と、優れた頭脳を持ち、芸術を好み、武術に優れ……。

この人の欠点って何?
足りないものってなんかある?

「夢」だったんだなー。
ミシルに足りなかったのは、ただ夢を見ることだけだったんだね、きっと。

ト、トンマンはこんなすごい人のこんなすごいセリフに
もっとなんかリアクションはないのか!
トンマンが女王となるべく成長してる様子を表現したいのか知らんが、
そんな必死にポーカーフェイス貫かんでもいいやろ!
わたしゃミシルの話を聞いてて、眉間にしわよって、
なんかすごい表情になってしまってましたよ。
ミシルの切なさがずわーんと伝わってきて、ぐぅぅぅぅって感じでしたよ!
監督ゥ!いいじゃないですか、ちょっとぐらい表情出したって!

そして私の期待を見事に裏切るミシルの最後……。
なんで最後がトンマンとの会話じゃないわけ?
息子ピダムとの愛についての会話……。
ミシル、トンマンは、あなたの娘のようなものじゃないですか。
育ててやりたい、後継者のようなものじゃないですか。
今までの闘いの中で十分語り合ったとでも?
もっともっと、トンマンに話してあげて欲しかった……。
彼女に大事なことを、教えてあげて欲しかった……。
あなたの死に様を、トンマンに見せてやって欲しかったです。
トンマン来るの、まってたけどねぇ。

自分が捨てた息子ピダムに、最後まで触れずに終わった母ミシル。
遊山の時は、まだ親子だって認めていなかったものね。
あの時は、璽主と花郎として腕を取ったのだっけ……。
息子として、抱きしめてやりたい、触れてやりたい、その想いに
必死で耐えたんだろうなーと思います。
だって自分の勝手で捨てたんだもん、いまさら、卑怯じゃん。
自分が慰められたいからって、ずるいじゃん。
と、ミシルは自分で思っていた気がする。
この人、そういうとこは潔癖というか、筋を通す人なのよね。
捨てたことを謝る気はないし、
愛していたと嘘をついたりしない。
あの時に戻っても、たぶんまた同じように息子を捨てるし、
新羅を我が物にしようと突き進んでいた最中には、息子のことなど忘れていたわけだし。
そのかわり、触れない。
息子の愛につけ込んで、慰めを得ようとは思わない。
強い人だよ、ミシルって人は。


息子は泣き虫です。

愛は容赦なく奪うもの……。
息子の恋愛にアドバイスをあげたりして、
お前の夢は幼すぎるって心配して、そのへんはお母さん。
心配は愛情から出てくる感情ですから、
愛はあるんですよ、ピダマ。気付いてね。


死に際まで、美しい人です。

サダハムを慕うのと同じ気持ちで神国に恋をした。
なぜ、何もかも手に入れたのに、王妃の座にこだわったのかが、
わかるようなセリフでしたね。
恋をしたから、自分のものにしたかった。
この人の愛は、奪い取るものですから、征服欲と近いものなのよね。
「璽主も女ですのね」と言ってた神官ソリは、そこんとこわかっていたのかいないのか?
すでにあの方も亡くなって久しいですが、どうだったんでしょうね。

今回の一件で、ピダム、嘘、つきまくりましたよね、トンマンに。
この関係が、今後のふたりの関係の土台になるんですよね?
じゃ、ピダムはトンマンに嘘つくこともある、ってのが基本になっちゃうんですよね?

それってどうなの?

なんか、やばくない?
そんでピダムとミシルの関係を知らなかったらさ、あやしくない?
ユシンじゃないけど、遊山も一緒に行ってて、なんか極秘に会って話してて、
王女がダメなら俺が話す!って行って会ってもらって、
最後の時にはトンマンよりピダムが先にミシルのところにいるんですよ?
すっごい特別扱いじゃん!
アルチョン郎とか、すぐ疑いそうだな~。
いい意味でこの人の思考は、平均的だから。

ピダムの毒水作戦、名案!って自分では思ってたか知らないけど、
けっこうみんな引いてたよね?
ゲッ、マジ?!みたいな。
槍で突かれて死ぬのとどっちがいいっていったら、どっちもやだけど、残酷じゃん。
とにかく近隣住人は巻き添えくらって死んじゃうし。
えげつないよな、やることが。
でも百済の奴らになら、やるかもしれない作戦。
わかんないけど、でもピダムならでは、の作戦なんだろうなー。
どっちかというと武人よりのミシルは、こういう作戦考えないような気がする。
みせしめに皆殺しとかはするけど。
こういうえげつないこと思いつくメンタルなくせに、
トンマンにはピュアなラブっ子だったりするからなー。
ヨムジョンさんが、くさくさするのも無理ないですよね。
同じ穴の狢だろって思ってそう。

あーでも正直、気が抜けちゃったなー。
三韓統一……私の夢じゃないし、希望じゃないもん。
ピダム好きだけど、トンマンは結婚とかしないでしょ?
トンマンの次はチュンチュが王様になって、彼はソルォンの孫娘と結婚してるし、
だんだん和解が進んでいくんだよね、時代が過ぎていけば。
ウォルヤが納得すれば、伽耶民も新羅人と結婚したりして血は混じっていくし。
彼はソファを殺しちゃったんで、トンマンに負い目もあるし。

とりあえず次の回を観ようってモチベーションが……。
う~ん……。


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5 コメント

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補完ありがとうございます! (ビスコ)
2016-02-02 08:48:15
かたくりさん、補完コメントありがとうございます!
わたくし、ぼんやりしていて最初は気づきませんでしたが、
みなさま、コメント欄の(かたくり)の部分をクリックしていただけると、
かたくりさんのブログに飛ぶことができます。

「かたくりのつれづれのままに」http://ameblo.jp/cm116832321/

歴史・仏像に造形が深く、しかも現地を歩かれているという……
活動的なブログで読んでいて楽しいです。

日本と百済の関係は、歴史の授業で勉強したはずですが、
ドラマを観ている間は思いが及ばなかったですね~。
こういう視点でドラマを観ると、より深く楽しめると思います。
勉強になりました!

韓国でも、漢字を学び直そう!という動きはあるそうです。
同音異義語がたくさんありますから、漢字表記の方が理解しやすい、と。
ハングルと漢字まじりの表記が一般的になったら、
相互理解がもっと深まるかもしれませんね。

チャングムも面白かったです。
味噌の文化は日本と同じだな、と思って観てましたよ。
聡明な女性が、知力と体力を駆使して戦い、
しかもその裏には濃い情念がある、というのが韓ドラの醍醐味かな、と思います。
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蛇足:: 善光寺 (かたくり)
2016-02-01 20:35:08
信州善光寺の秘仏一光三尊菩薩が百済より渡来したのは552年。
崇仏派蘇我氏と廃仏派物部氏の対立があり、聖徳太子が仏教を国の基本とする十七条憲法を制定したのはほぼ善徳女王の時代と並行しています。

善徳女王がミシルと異なり、天変地異や神通力を用いて人心を得るのでなく天文・気象を学者と民衆にゆだね、仏教で国を治めようとしました。

ほぼ同時期に同じ摸作をしていたわけです。

そして、善光寺の本尊を難波の堀から信濃の飯田に運んだのは本田善光といわれていますが、百済王朝の最後の王である禅広と音が同じで同一人物という説があります。
また善光寺御三卿(善光、弥生、善佐)の像で妻の弥生は半跏像です。
これは朝鮮半島の宮中の座り方ですね。

新羅の百済侵攻とともに百済王が仏像と共に日本に亡命してきたともいわれ、信濃の国の千曲市(古代科野の国)の大室古墳群は3世紀~6世紀に朝鮮からの渡来人が多く帰化して半島文化の古墳が数百並んでいます。

善徳女王のドラマでは仏教に言及したのはわずかですが、そこからかたくりの住む地方とのつながりを感じたのでした。
返信する
追伸 善徳女王 (かたくり)
2016-02-01 19:38:54
韓流ドラマは「冬ソナ」と「チャングムの誓い」を見ました。
どちらも大変よかったですが、今回特にはまったのは、ラブストーリーでなく「女の戦い」が実に新鮮でした。
チャングムの時には、悪意と罠、陰謀を潜り抜け主人公が成長していきましたがお互いの知力の限りを尽くして戦うとという点がよかった。
日食があるとみせて実はなく、ミシルがないと確信してピダムを火あぶりにする寸前に日食が始まり、日食が終わった時に、トンマン王女が民衆の前に姿を現すという演出にはほれぼれとしました。

また、もう一つの感動は、ドラマに出てくる「漢字」です。今韓国で漢字を古文として学習しているのかわかりませんが、ドラマの中でソルヲォンがソヒョンに出した「軍令」や他の文書にしても漢字を読んで概要がわかるのでおそらく現代の韓国人よりも早く文章の内容が理解できるのではないでしょうか?
新羅の国の名を調べるときに、部首をたよりにソヨプ刀に書かてれいる秘密を解き明かすというのも漢字文化ならではです。

最期に、わたしもブログで善徳女王の時代的背景を紹介しましたが、日本への仏教の伝来は538年百済経由。
562年任那(伽耶も含まれます。)日本府滅亡。
新羅・唐連合軍が百済を滅ぼすのは660年(チュンチュ)。
666年百済人2000人が日本に亡命。
百済と新羅の戦いは日本にもいろいろ影響を与えているのでとても身近に感じられました。
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こんにちは! (ビスコ)
2016-01-31 21:47:08
かたくりさんはじめまして。
コメントありがとうございます。

このドラマは話数が多いですから、週1放送だとすると
最後まで見おえるには、長くかかりますよね。

わたしもミシル大好きです。
トンマンの師であり、敵であり、友であるような魅力あるキャラクターだと思います。
ふたりで国を治めたら無敵だったのに……。

三国志だと曹操のイメージですか、なるほど~。

ミシル死す、のあとは視聴率もぐっとさがったようですから、
かたくりさんのように感じた視聴者もたくさんいたのでしょうね。
この後はまたドラマの雰囲気が変わっていきましたから……。

わたしも当時はすっかり気が抜けてしまいました。
彼女がいなければ、ここまで面白いドラマにはならなかったでしょう。
冥福を祈り、合掌……。
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こんにちは (かたくり)
2016-01-31 19:22:41
はじめまして

善徳天皇は去年の7月頃こちらのローカルTVで放送されて途中からなんとなく見ているうちに引き込まれました。

史実とは必ずしも一致していないようですが、ドラマとして見ごたえがありました。
特にこのミシルがいい!

権力を手に入れるために時に策略をもちいますが、人材を見抜く力とひきつける魅力は三国志のなかの曹操を連想させます。

最期の死にざまも美しいですね。

ドラマがここで終わった方が余韻がのこったような気がしました。
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