第1話で登場したブランド命の女の子はいったいどこへいったんでしょうね。
何もかもイヤになって、外国へ逃げだそうとしたあの子はどこへ?
どんなに胸が苦しくても、真実から逃げない、立派な検事になりました。
ヘリや……。
《あらすじ》
事務所を訪ねても、門前払い。
ヘリはどうしても、ソ・イヌには逢えなかった。
彼はいったいどこへ消えてしまったんだろう?
わたしに黙って……。
イヌの不在と共に、ヘリの心に父への疑惑が重くのしかかる。
殺人事件のアリバイを証言したコ・マンチョルに、土地をやっていた父。
しかし、いくら考えても父が悪人だとは信じられなかった。
久しぶりに実家へ帰ったヘリは、父の笑顔を見て安心した。
もう心配するのはよそう。
そう決意すると、心に浮かぶのはイヌのことばかり。
「ママ、わたし彼のことが本当に好きみたい……。
こんなに好きだったなんて、気づかなかったの。会いたい……」
ヘリはただ涙を流すしかなかった。
ヘリは、父の無実を確信するために、事件の目撃者を訪ねることにした。
ところがその人物は、シン・ドンハの父親だったのである。
彼は、ユ・ミョンウが殺害された直後の現場を目撃して通報した、
第一発見者であった。
血まみれの被害者の側にいたのは父ではなかった。
話をきいたヘリは、父の無罪を確信した。
チン検事は、だんだんとユン検事から距離を置くように心がけていた。
ビンの誕生日会にも欠席し、かわりにヘリにいくことをすすめた。
ふたりが互いに想い合っているのなら、そうすることが一番いいだろう……。
こっそりレストランの前で待っていると、ヘリが現れたが中に入らない。
やきもきしながら見守っていると、中からビンが出てきた。
「あなた、わたしのこと知らない?」
ビンはヘリに話しかけた。
「どうしてわたしに聞くの?」
ヘリは、ビンの顔を知らないので、この子がユン検事の娘だとわからないのだ。
「わたしはね、好きな人に謝って、それからお祝いしに来たの」
「お祝いの前に謝るなんて変だよ」
「変だよね。でもね、好きなのと、好きになるのは違うって気づいたんだ」
結局ヘリはユン検事に会わず、チン検事にプレゼントを託して帰っていった。
ただ困ったことに、ビンは、ヘリが死んだ母だったのではないかと思っている。
あまりにもよく似た面差しだったので、混乱してしまったのだ。
チン検事に事情を聞いたユン検事も、自分のうかつさを悔やんだ。
妻に似た彼女に会いたくなくて、でも顔をみれば嬉しくて、
娘のことを考えていなかった。
ヘリは、自分の心が誰にあるのか、今はよくわかっている。
だから、ユン検事を呼び出して、自分の気持ちを伝えようとした。
本当の気持ちを、正直に。
「先輩はすごくかっこよくって、
わたしが好きになりたい人だったのに……なんて言えばいいのか……
その……わたしが先に好きに……」
「いいよ、わかっている」
ヘリのどうにもならない気持ちを、ユン検事は察してくれた。
そして温かく、笑ってくれたのだ。
待って、待って、待ち続けて、やっとソ・イヌがマンションに帰ってきたところを
捕まえたヘリ。
ところが、彼の態度は冷たいものだった。
「僕たち、そんな特別な仲だった?」
一晩は悲しかった。
でもヘリはめげない。
「気持ちって、そんなに簡単に整理できるもの?
あなたはわたしを嫌いになんてなれないのよ!
友達でしょ?必要ないときには近づいてきて、
必要なときに側にいないなんて許さない。
次に黙っていなくなったり、わたしを無視したら許さないからね!」
イヌの冷たい態度はお構いなしに、ヘリは言いたいことを言ってスッキリした。
冷たかろうがどうしようが、とにかく彼は戻ってきて、自分のそばにいるのだから。
父親が関係していたかもしれない事件を、ヘリは追い続けている。
調べを進めてわかったのだが、
ユ・ミョンウ殺害犯は、獄中死していた。
疑惑があっても、真相は藪の中だ。
ヘリの心は、父を疑う気持ちと信じる気持ちで揺れていた。
「ねぇ、わたし疲れておなかも減ってるの。
一緒にごはん、付き合ってよ!」
ヘリは無理矢理イヌを付き合わせて食事をし、酒を飲んだ。
「こんなことするなら、どうして時計に声なんか残したの!
どうしてわたしの前に現れたの?」
ヘリは酔いつぶれて眠ってしまった。
イヌは、彼女に優しくしないように我慢するので精一杯だった。
まだ、事件の真相を探る手がかりは残っているはずだ。
ヘリはコ・マンチョルの家を訪ねて、その妻に会った。
よくよく話を聞いてみると、ハ・ジョンランの方が浮気相手だったのだという。
妻は、ふたりを姦通罪で訴えたいといってある写真を持ってきた。
ふたりがラブホテルに入っていく様子と出てくる様子が
日付と時間入りで写っている。
それは、ちょうど父のアリバイをふたりが証言した時間だった。
父のアリバイは崩れた。
ヘリは新事実に愕然とする。
なぜ、父は嘘の証言を頼んだのか?父は悪い人間なのか?
そのうえ、ハ・ジョンランの店から変装したイヌが出てくる様子を目撃してしまった。
ジョンランが言うには、彼は作家だという。
2年ほど前から店の常連になって、今では弟のようなものだと……。
ヘリは奇妙な符号に気づく。
殺人現場を目撃した男の息子を弁護し、救ったイヌ。
ふたりの接点も、ジョンナムが営む生花店だった。
イヌが常連となって、親しくなり、息子の弁護を引き受けたのである。
イヌは何らかの目的を持って、彼らに近づいたのだ。
過去の殺人事件の関係者達に……。
獄中死した殺人犯、ソ・ドングンの遺族は、失意のままアメリカへ渡ったという。
そういえば、イヌもアメリカから来たと言った。
母は交通事故死し、その後は父に育てられたといっていたが、
彼は父の思い出を過去形で語った……。
ヘリはソ・ドングンの戸籍を調べた。
そこには、息子ソ・イヌの名があった。
(つづく)
へあっ(゜Д゜)
イ、イヌくん……
てっきり殺された人の息子だと思っていたら、
犯人にされて獄中死した男の息子だったのかーーーーーーーーー!
わぁぁぁ、びっくり!
いや、まさかの展開で目が点になっております。
「犯人にされて」と書きましたが、
まだヘリパパが犯人だと決まったわけではないですがね。
でも偽証してもらって口止め料を払って、
限りなく黒に近いグレーであることは間違いない。
そしてそんなヘリパパが、娘がこの過去の事件を捜査していると
知ってしまいました。
うーん、どうするんでしょう?
どうなるんでしょう?
うわー、ドキドキしてまいりましたねー。
ヘリが好きなのはソ・イヌだとはっきりしてしまった今、
正直ユン検事なんかどーでもいい!
混乱しちゃったビンちゃんかわいそうだけど、
チン検事がいるから大丈夫だし!
わたしの希望通りふたりくっついてくれそうだし!
そっちのloveはもういいだろう!
ここから、イヌくんとヘリの恋と復讐が佳境に!
面白くなってまいりましたね!
いやいや、盛り上がるなぁ~。
ヘリがイヌくんに惚れることは期待していましたけれど、
イヌくんにとってヘリは「愛してはいけない人」だったのね。
だって仇の娘だもん。
いやー、わたしの大好きな日本ドラマ「流星の絆」を思いだしてしまいました。
あれは良かったなぁ。
シーちゃんが、仇の息子に惚れちゃうんだよねぇ。
「いいのかよ、兄貴」っていう錦戸くんに、
「いいわけねぇだろ!」ってニノが叫ぶんだよねぇ。
うんうん。
ヘリパパが犯人だとは、限らない。
ただ、ヘリパパが偽証を頼んだせいで、
イヌくんのお父さんが疑われたとしたら?
ヘリパパは殺人に関しては無罪でも、
イヌくんのお父さんの死に少なからず責任がある。
ヘリパパが何を隠そうとしていたのか、というのは謎で、
もちろんそれはそれで知りたいんだけど、
どう転んでも、イヌくんはしあわせになれないような気がする。
だって見事に復讐が果たされても、
好きな女とは一緒になれないんだし、
お父さんが生き返ってくるわけでもない。
あれは何かの間違いで、やっぱりヘリパパは悪人じゃなかったとしても、
じゃあイヌくんの半生はなんのためにあったのか、と思う。
ヘリのことが今でももちろん大好きで、
復讐なんか忘れてしまいたいと思っているイヌくん。
すっとハンカチを差し出そうとして我慢するなんて、
ほんっとに紳士だわ~。
どこかのテレビ局に、
「今、ハンカチ持っていらっしゃいますか?」って街頭アンケートを実施してほしい。
小学校男子なみに持っていないんじゃないか、みんな。
ましてや傷心の女性に差し出せるくらいの清潔なハンカチなど……。
冷たくされても全然へこたれないヘリがいじらしい。
不安で不安で仕方ないけど、
でも心のどこかで、愛されているという確信があるんじゃないかと思う。
だって目は隠せないからさ。
イヌくんがヘリを見つめる目は、いつも恋する人の目だもんね。
そういうのって、絶対わかっちゃうと思うんだなー。
何もかもイヤになって、外国へ逃げだそうとしたあの子はどこへ?
どんなに胸が苦しくても、真実から逃げない、立派な検事になりました。
ヘリや……。
《あらすじ》
事務所を訪ねても、門前払い。
ヘリはどうしても、ソ・イヌには逢えなかった。
彼はいったいどこへ消えてしまったんだろう?
わたしに黙って……。
イヌの不在と共に、ヘリの心に父への疑惑が重くのしかかる。
殺人事件のアリバイを証言したコ・マンチョルに、土地をやっていた父。
しかし、いくら考えても父が悪人だとは信じられなかった。
久しぶりに実家へ帰ったヘリは、父の笑顔を見て安心した。
もう心配するのはよそう。
そう決意すると、心に浮かぶのはイヌのことばかり。
「ママ、わたし彼のことが本当に好きみたい……。
こんなに好きだったなんて、気づかなかったの。会いたい……」
ヘリはただ涙を流すしかなかった。
ヘリは、父の無実を確信するために、事件の目撃者を訪ねることにした。
ところがその人物は、シン・ドンハの父親だったのである。
彼は、ユ・ミョンウが殺害された直後の現場を目撃して通報した、
第一発見者であった。
血まみれの被害者の側にいたのは父ではなかった。
話をきいたヘリは、父の無罪を確信した。
チン検事は、だんだんとユン検事から距離を置くように心がけていた。
ビンの誕生日会にも欠席し、かわりにヘリにいくことをすすめた。
ふたりが互いに想い合っているのなら、そうすることが一番いいだろう……。
こっそりレストランの前で待っていると、ヘリが現れたが中に入らない。
やきもきしながら見守っていると、中からビンが出てきた。
「あなた、わたしのこと知らない?」
ビンはヘリに話しかけた。
「どうしてわたしに聞くの?」
ヘリは、ビンの顔を知らないので、この子がユン検事の娘だとわからないのだ。
「わたしはね、好きな人に謝って、それからお祝いしに来たの」
「お祝いの前に謝るなんて変だよ」
「変だよね。でもね、好きなのと、好きになるのは違うって気づいたんだ」
結局ヘリはユン検事に会わず、チン検事にプレゼントを託して帰っていった。
ただ困ったことに、ビンは、ヘリが死んだ母だったのではないかと思っている。
あまりにもよく似た面差しだったので、混乱してしまったのだ。
チン検事に事情を聞いたユン検事も、自分のうかつさを悔やんだ。
妻に似た彼女に会いたくなくて、でも顔をみれば嬉しくて、
娘のことを考えていなかった。
ヘリは、自分の心が誰にあるのか、今はよくわかっている。
だから、ユン検事を呼び出して、自分の気持ちを伝えようとした。
本当の気持ちを、正直に。
「先輩はすごくかっこよくって、
わたしが好きになりたい人だったのに……なんて言えばいいのか……
その……わたしが先に好きに……」
「いいよ、わかっている」
ヘリのどうにもならない気持ちを、ユン検事は察してくれた。
そして温かく、笑ってくれたのだ。
待って、待って、待ち続けて、やっとソ・イヌがマンションに帰ってきたところを
捕まえたヘリ。
ところが、彼の態度は冷たいものだった。
「僕たち、そんな特別な仲だった?」
一晩は悲しかった。
でもヘリはめげない。
「気持ちって、そんなに簡単に整理できるもの?
あなたはわたしを嫌いになんてなれないのよ!
友達でしょ?必要ないときには近づいてきて、
必要なときに側にいないなんて許さない。
次に黙っていなくなったり、わたしを無視したら許さないからね!」
イヌの冷たい態度はお構いなしに、ヘリは言いたいことを言ってスッキリした。
冷たかろうがどうしようが、とにかく彼は戻ってきて、自分のそばにいるのだから。
父親が関係していたかもしれない事件を、ヘリは追い続けている。
調べを進めてわかったのだが、
ユ・ミョンウ殺害犯は、獄中死していた。
疑惑があっても、真相は藪の中だ。
ヘリの心は、父を疑う気持ちと信じる気持ちで揺れていた。
「ねぇ、わたし疲れておなかも減ってるの。
一緒にごはん、付き合ってよ!」
ヘリは無理矢理イヌを付き合わせて食事をし、酒を飲んだ。
「こんなことするなら、どうして時計に声なんか残したの!
どうしてわたしの前に現れたの?」
ヘリは酔いつぶれて眠ってしまった。
イヌは、彼女に優しくしないように我慢するので精一杯だった。
まだ、事件の真相を探る手がかりは残っているはずだ。
ヘリはコ・マンチョルの家を訪ねて、その妻に会った。
よくよく話を聞いてみると、ハ・ジョンランの方が浮気相手だったのだという。
妻は、ふたりを姦通罪で訴えたいといってある写真を持ってきた。
ふたりがラブホテルに入っていく様子と出てくる様子が
日付と時間入りで写っている。
それは、ちょうど父のアリバイをふたりが証言した時間だった。
父のアリバイは崩れた。
ヘリは新事実に愕然とする。
なぜ、父は嘘の証言を頼んだのか?父は悪い人間なのか?
そのうえ、ハ・ジョンランの店から変装したイヌが出てくる様子を目撃してしまった。
ジョンランが言うには、彼は作家だという。
2年ほど前から店の常連になって、今では弟のようなものだと……。
ヘリは奇妙な符号に気づく。
殺人現場を目撃した男の息子を弁護し、救ったイヌ。
ふたりの接点も、ジョンナムが営む生花店だった。
イヌが常連となって、親しくなり、息子の弁護を引き受けたのである。
イヌは何らかの目的を持って、彼らに近づいたのだ。
過去の殺人事件の関係者達に……。
獄中死した殺人犯、ソ・ドングンの遺族は、失意のままアメリカへ渡ったという。
そういえば、イヌもアメリカから来たと言った。
母は交通事故死し、その後は父に育てられたといっていたが、
彼は父の思い出を過去形で語った……。
ヘリはソ・ドングンの戸籍を調べた。
そこには、息子ソ・イヌの名があった。
(つづく)
へあっ(゜Д゜)
イ、イヌくん……
てっきり殺された人の息子だと思っていたら、
犯人にされて獄中死した男の息子だったのかーーーーーーーーー!
わぁぁぁ、びっくり!
いや、まさかの展開で目が点になっております。
「犯人にされて」と書きましたが、
まだヘリパパが犯人だと決まったわけではないですがね。
でも偽証してもらって口止め料を払って、
限りなく黒に近いグレーであることは間違いない。
そしてそんなヘリパパが、娘がこの過去の事件を捜査していると
知ってしまいました。
うーん、どうするんでしょう?
どうなるんでしょう?
うわー、ドキドキしてまいりましたねー。
ヘリが好きなのはソ・イヌだとはっきりしてしまった今、
正直ユン検事なんかどーでもいい!
混乱しちゃったビンちゃんかわいそうだけど、
チン検事がいるから大丈夫だし!
わたしの希望通りふたりくっついてくれそうだし!
そっちのloveはもういいだろう!
ここから、イヌくんとヘリの恋と復讐が佳境に!
面白くなってまいりましたね!
いやいや、盛り上がるなぁ~。
ヘリがイヌくんに惚れることは期待していましたけれど、
イヌくんにとってヘリは「愛してはいけない人」だったのね。
だって仇の娘だもん。
いやー、わたしの大好きな日本ドラマ「流星の絆」を思いだしてしまいました。
あれは良かったなぁ。
シーちゃんが、仇の息子に惚れちゃうんだよねぇ。
「いいのかよ、兄貴」っていう錦戸くんに、
「いいわけねぇだろ!」ってニノが叫ぶんだよねぇ。
うんうん。
ヘリパパが犯人だとは、限らない。
ただ、ヘリパパが偽証を頼んだせいで、
イヌくんのお父さんが疑われたとしたら?
ヘリパパは殺人に関しては無罪でも、
イヌくんのお父さんの死に少なからず責任がある。
ヘリパパが何を隠そうとしていたのか、というのは謎で、
もちろんそれはそれで知りたいんだけど、
どう転んでも、イヌくんはしあわせになれないような気がする。
だって見事に復讐が果たされても、
好きな女とは一緒になれないんだし、
お父さんが生き返ってくるわけでもない。
あれは何かの間違いで、やっぱりヘリパパは悪人じゃなかったとしても、
じゃあイヌくんの半生はなんのためにあったのか、と思う。
ヘリのことが今でももちろん大好きで、
復讐なんか忘れてしまいたいと思っているイヌくん。
すっとハンカチを差し出そうとして我慢するなんて、
ほんっとに紳士だわ~。
どこかのテレビ局に、
「今、ハンカチ持っていらっしゃいますか?」って街頭アンケートを実施してほしい。
小学校男子なみに持っていないんじゃないか、みんな。
ましてや傷心の女性に差し出せるくらいの清潔なハンカチなど……。
冷たくされても全然へこたれないヘリがいじらしい。
不安で不安で仕方ないけど、
でも心のどこかで、愛されているという確信があるんじゃないかと思う。
だって目は隠せないからさ。
イヌくんがヘリを見つめる目は、いつも恋する人の目だもんね。
そういうのって、絶対わかっちゃうと思うんだなー。
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