いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

アラン使道伝 まとめINDEX

2014年12月06日 | アラン使道伝
「九尾狐」「魔王」で大好きになったシン・ミナちゃんの主演、ということで、
いつかは観たいと思っていました。
またまた幽霊役ということで期待してたんだよね。
お相手も、端正なお顔立ちでで知られるイ・ジュンギくん。
GYAO!で配信が始まったのを機に、視聴いたしました。

〈あらすじ〉

失踪した母を探して旅をする青年ウノ。
実は幽霊を見ることができるのだが、わずらわしいので能力を隠している。
厄介ごとは大嫌い。人の悪事には目をつむる。
そんなウノが、ある美しい幽霊と出会ってしまった。
自分がなぜ死んだのか、どこの誰なのかわからない娘は、
このままでは成仏できない!と大暴れ。
ウノは母の行方を知るために、娘と協力することにした。
呼び名がなくては都合も悪い。
そうだ、アランということにしよう。
まぁ、そんな名前で呼んでやることなんて絶対にないけどな!


と、まぁこんなかんじのイントロで始まっていくわけですけれども……。

う~ん、惜しい!

面白かったんだけど、後半失速気味だったなぁ~。
わたし、はじめのころの派手なCG演出とか大好きです。
ジュンギくんの回し蹴りも見事。
ミナちゃんのやさぐれ幽霊姿もかわいくってね~。
喧嘩しながらお互いが気になってしょうがないふたり。
とってもよかったです。

ところが、ほんと後半に進むにつれて、お話が複雑に。
筋立てがこんがらがっていくわけではなくて、
いろんな立場の人のエピソードがてんこ盛りになっちゃう。
それぞれの葛藤を昇華させてゆく過程で、印象が散漫に。

ファンタジーの場合、世界観というのはとっても重要。
どんな原理原則で世界はなりたっているのか、という詰めがちょい甘だったかな。

期待した分、楽しかった分、そのへん惜しいなぁと思ってしまって
ついきびしく言いましたが、
全体としては切ないラブロマンスで楽しめました。

主演ふたりはもちろん、
サイドカップルがなかなかかわいくて、わたしは好きでしたね。
ウノの従者トルセと、霊の見えない半端巫女パンウリ。
ぞれぞれに印象深いセリフを言わせるシーンがあって、
意味のある脇役キャラ設定だと思います。

物語のヒントになった「アラン伝説」については、
こちらのサイトさんがわかりやすくまとめてくださっているので、
興味のある方は参考にしてください。

韓国歴史ドラマの動画とあらすじ情報

ドラマの中で巫女が語った人生観がとっても印象的でした。
愛する人に先立たれたとき、人はどうやってその後の人生を生きてゆくのか?
人は弱い生き物だけど、その弱さ自体も糧にしてしなやかに生きてゆけるんだなぁ。

アランがウノを呼ぶ、「サトゥ(使道)」が印象的。
初めの勢いで最終回まで観ていただけたら、よいのではないかと。


※各話ごとの記事が別窓で開きます。こちらはネタバレ全開ですので視聴後にどうぞ。

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