シャラポワの連勝は18で止まった。無念…
この試合のシャラポワは、ミスの本数も多かったけれども、そのミスが出てはいけない場面で出てしまった。勝ちたいという気持ちが強すぎて力みすぎ、ミスを連発する原因になっているように見える。シャラポワの一番悪いパターンだ。
しかもシャラポワは、肩の故障を理由に、この後のマイアミを欠場すると発表。そんなことならこの大会を休んででもマイアミに賭けるべきだった、とのぼやきが出てしまう。このような故障は選手生涯ついて回るものになりかねない。とすると、大会に戻ってもそれほど強いサーブが打てなくなるかもしれない。ディメンティエワにしても、デビュー当初はそこまでサーブが悪い選手ではなかった。何度か肩の故障を経験して次第に強いサーブが打てなくなったと記憶している。
Kuznetsova 6-3, 5-7, 6-2 Sharapova
シャラポワとしては、お互い波に乗りきれない印象だった第1セットを落としたのが痛恨だった。先にブレークしながらミス絡みで4ゲームをクズネツォワに連取され、最後の第9ゲームも0-40でブレークのチャンスを迎えながら奪えなかった。
第2セットは、終盤の重要なポイントでクズネツォワに中途半端なプレーがあって、最後にシャラポワが流れをつかんで奪った。
第3セット、最初のゲームはむしろシャラポワが押し気味の流れだった。しかし、シャラポワの猛攻を耐え抜いてシャラポワのミスを誘うというポイントがいくつかあり、序盤2ゲームを連取したところで、クズネツォワの中で眠っていたものが覚醒した。この試合のクズネツォワは基本として守備的なプレーだったけれども、守りから攻めに転じるタイミングがよくなり、その攻撃のショットも威力が格段に増した。第3セットは、久しぶりのクズネツォワ会心のプレーといってよいだろう。
Ivanovic 7-6(3), 6-3 Jankovic
第1試合に比べると、お互いに攻撃に転じるのが速い。また、サーブから容易にポイントを取る場面が多い。そのためはるかにテンポが速い試合となった。
淡々とキープが続く場面が多かったこの試合、肝心な場面での集中力でイバノビッチが上回り、勝敗を分けた印象だ。第1セットは、タイブレークでヤンコビッチにミスが続き、6-0イバノビッチリードとなってしまった。そのあとは逆にイバノビッチが固くなったように見えたけれども、結局7-3でイバノビッチがタイブレークをものにした。
第2セットでは、イバノビッチが、ヤンコビッチのブレークポイントでいずれも強力なサーブをたたき込み、ピンチをしのいだ。この試合のイバノビッチ、エースの絶対数も7本と多かったけれども、それがもっとも必要な場面で出た。
この試合のシャラポワは、ミスの本数も多かったけれども、そのミスが出てはいけない場面で出てしまった。勝ちたいという気持ちが強すぎて力みすぎ、ミスを連発する原因になっているように見える。シャラポワの一番悪いパターンだ。
しかもシャラポワは、肩の故障を理由に、この後のマイアミを欠場すると発表。そんなことならこの大会を休んででもマイアミに賭けるべきだった、とのぼやきが出てしまう。このような故障は選手生涯ついて回るものになりかねない。とすると、大会に戻ってもそれほど強いサーブが打てなくなるかもしれない。ディメンティエワにしても、デビュー当初はそこまでサーブが悪い選手ではなかった。何度か肩の故障を経験して次第に強いサーブが打てなくなったと記憶している。
Kuznetsova 6-3, 5-7, 6-2 Sharapova
シャラポワとしては、お互い波に乗りきれない印象だった第1セットを落としたのが痛恨だった。先にブレークしながらミス絡みで4ゲームをクズネツォワに連取され、最後の第9ゲームも0-40でブレークのチャンスを迎えながら奪えなかった。
第2セットは、終盤の重要なポイントでクズネツォワに中途半端なプレーがあって、最後にシャラポワが流れをつかんで奪った。
第3セット、最初のゲームはむしろシャラポワが押し気味の流れだった。しかし、シャラポワの猛攻を耐え抜いてシャラポワのミスを誘うというポイントがいくつかあり、序盤2ゲームを連取したところで、クズネツォワの中で眠っていたものが覚醒した。この試合のクズネツォワは基本として守備的なプレーだったけれども、守りから攻めに転じるタイミングがよくなり、その攻撃のショットも威力が格段に増した。第3セットは、久しぶりのクズネツォワ会心のプレーといってよいだろう。
Ivanovic 7-6(3), 6-3 Jankovic
第1試合に比べると、お互いに攻撃に転じるのが速い。また、サーブから容易にポイントを取る場面が多い。そのためはるかにテンポが速い試合となった。
淡々とキープが続く場面が多かったこの試合、肝心な場面での集中力でイバノビッチが上回り、勝敗を分けた印象だ。第1セットは、タイブレークでヤンコビッチにミスが続き、6-0イバノビッチリードとなってしまった。そのあとは逆にイバノビッチが固くなったように見えたけれども、結局7-3でイバノビッチがタイブレークをものにした。
第2セットでは、イバノビッチが、ヤンコビッチのブレークポイントでいずれも強力なサーブをたたき込み、ピンチをしのいだ。この試合のイバノビッチ、エースの絶対数も7本と多かったけれども、それがもっとも必要な場面で出た。
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