しろわんこLIFE

趣味の旅行と食べ歩き記録
最近yaplogより引っ越してきました。

白内障 (番外編)

2005-09-10 22:32:54 | ぶらぶら闘病記
ぶらぶら君は私がどうしても犬を飼いたくて我が家に迎え入れた、
という思いがあり、オットに少し負い目がある。
でも、オットはそんな事を一言も言ったことはなく、
自分だってこの子を我が家に迎える事に大賛成なんだ、とアピールするために
「名前はボクが付ける」と言って譲らなかった。
そして、今回の事も、やるしかないでしょうって言ってくれて
とても嬉しかった。

手術は怖い。
入院させて全身麻酔、
ぶらぶらはどんなに怖いだろう。不安だろう。淋しいだろう。
それに加えて
「犬にそんなお金を出して、レンズをいれる手術させるなんて」って
周りに言われるんじゃないかという不安もある。
どんな事言われても、そんな事関係ないのに。馬鹿な私。
白内障の事はいつもぶらぶらを気にかけてくれてる職場の人にも
ショックで言えてなかったのだけど
昨日、YOちゃんとKさんに「白内障かもしれないんだ」と告白したら
Kさんに
「もちろん手術するよね?あんなに可愛がってるんだから当然だろ??
手術して治るんだったら、絶対にやるべきだ!」
とものすごい剣幕で言われた。
もちろん、私だって絶対治療するって心の底では決まってた。
(手術かも、って言っただけだったのに、何か感じたのだろうか??)
でも、この言葉は私を心をすごく軽くしてくれたのだ。

決めてしまえばスッキリ。
手術は不安だけど、全身麻酔というどの治療でも、人間ですらあるリスクを除けば
命に関わる手術ではないので
なんとか平常心でその日を迎えようと思う。

ずいぶん昔に、「犬用のレンズが出来た」というニュースを見て
へえーーー、犬用にこんなのが出来たのか~と思っただけだった。
まさかぶらぶら君がこう言う事になるとは。。。。
ちゃんと手術が成功して視力が戻りますように。



白内障 その2

2005-09-10 21:52:08 | ぶらぶら闘病記
網膜電図検査や超音波検査などを受け
その結果を聞き、もはや悩む余地などなく
手術を受ける事にした。
今回はまだ右目は手術の段階じゃない、ということで左目のみとなる。
この病院で行った白内障の手術の様子をDVDで見せてもらい、細かく
手術の説明を受ける。
全身麻酔のことや、術後に起こるトラブルなどのリスクの説明も受けた。
手術は40分~1時間。入院は手術前日からトータル5日間。
もちろん、費用もかなりの金額だ。
私は一瞬いろんな思いがよぎり
(もちろん、よぎっただけで、本当の気持ちは決まっていたように思う)
オットの顔を見てしまった。
オットが「やるしかないでしょう。まだ6歳なのに失明だなんて。
治るなら出来る限りはしてあげなくちゃ」と
言ってくれたので手術の日程も決めた。

実は9月の終わりに私達はドイツ旅行の予定がある。
その事を先生に話すと、
心配だろうから旅行前ではなく旅行後にしましょう、と言ってくれた。
(本当は早い方が良いのです)
オットはこの時、先生が「困ったな」という顔をしたら
旅行をキャンセルしようと思ってくれていたらしい。
だけど先生がこれくらいなら大丈夫です、と言ってくれたので
予定通り旅行には行く事にしました。




白内障 その1

2005-09-10 21:27:09 | ぶらぶら闘病記
本日、紹介してもらった文京区の動物病院に行って来た。
診断結果は
「若年性白内障」もしくは「アトピー性白内障」と言う事である。
実は、白内障らしい、と分かってからここ2週間で
劇的にぶらぶらの目が濁ってしまった。
かかりつけのお医者さんは
「白内障はそんなに急には進行しないから、
別にあと2、3ヶ月ほっておいても大丈夫ですよ。
もし心配なら眼科を紹介しますから言って下さいね」と言っていたのだ。
なんだか心配し過ぎ感が漂っていたので、その時は病院の名前しか聞かなかった。
でも、やっぱり不安で名前と場所からネットで調べ診察の予約を入れたのだ。

で、本日。
眼科のお医者さんは
「白内障ってゆっくり進行するイメージがあるでしょう。
確かに老年性白内障はそうなんです。でもアトピーや糖尿病、
そして若年性の白内障はあっという間に症状が重くなる事があるんです。
今の段階で来た事は正解ですよ」と言った。
なんと、ブラ君の左目はもう視力を失っているらしい。
しかも大丈夫と思っていた右目も初期段階が始まっている。
このままにしておくと両目とも失明してしまう。
涙が出てきそうになったけど堪えた。
先生は「手術可能かどうかの検査をしますか?」と聞いていたので
やってもらった。
この検査だけでも予想以上の金額だったけど仕方がない。

結果は人工レンズを入れれば視力は戻る、との事だった。
検査だけでも2時間もお預かりでぶらぶらが可哀想で泣けて来た。

以下、眼球の写真があるので嫌じゃなければ続きをどうぞ


左目は真っ白。
右目の白濁も少し始まっているのがはっきり分かる。
正直、ものすごく凹んだ。